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Sibelius / Walton

SACD シベリウス:ヴァイオリン協奏曲 、ウォルトン:ヴァイオリン協奏曲 諏訪内晶子(vn)

シベリウス:ヴァイオリン協奏曲 、ウォルトン:ヴァイオリン協奏曲 諏訪内晶子(vn)

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  • ★★★★☆ 

    テリーヌ  |  大阪府  |  不明  |  2012年06月17日

    個人的にWALTONのV協は今までチョンキュンファ(あるいはキュンファチョン)の演奏が最高でしたが、スワナイさんのこの演奏はそれに匹敵し、また録音も素晴らしいと感じた次第です。今後ウイリアムシューマンのバイオリン協奏曲を取り上げていただければと強く希望しています。

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  • ★★★★☆ 

    ぶるじょわ爺  |  神奈川県  |  不明  |  2010年10月20日

    技巧的には完璧にこなしていますが、やはり内面からの盛り上がりが物足りないですね。シベリウスの協奏曲としては、ヒラリー・ハーン/サロネンのDG盤に軍配が上がります。もっともハーンの場合は、2007年の来日公演でBBCとの共演をかぶりつきで聞いたこともその印象を深めていることもあります。この盤の後ですが、諏訪内がフィリップスからデュトワ/フィルハーモニアと共演したショーソンなどは文句なしの名演でしたから、曲想把握においてまだ完璧ではないということなのでしょう。ハーンの師は、かのエネスコの高弟ですから、この点ではかなり恵まれた環境に育ったということもありましょう。もっとも諏訪内は、この秋のLSO来日公演でゲルギエフのもと再度シベリウスを取上げていますから、8年間の進歩を見せてくれるかも知れません。

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  • ★★★★☆ 

    一人のクラシックオールドファン  |  兵庫県  |  不明  |  2010年01月05日

    2002年収録の諏訪内晶子のシベリウスとウォルトンのヴァイオリン協奏曲をあのハイフェッツが使用したストラディヴァリウス「ドルフィン」を弾いての盤でその辺りの感慨を彼女が述べているメモは興味をもって読みました。とにかくこの二曲ハイフェッツに係わりがどちらもありその処に触れながらコメントさせていただきますね。ズバリ私は後者ウォルトンの演奏の方に軍配を挙げたいと思います・・・といってこの曲をそんなに聴いたわけではないのですがこの曲自体がハイフェッツ委嘱の曲なのでヴァイオリンの活躍するのが当然殆んどであり一時の休みもなく弾いている彼女の神経の行き届いた精緻な演奏がより聴けたからなのでしょう。全体的には短調ベースなのでメランコリックなムードな中で勿論第1楽章の出だしは憂鬱な雰囲気でスタートします・・・最後の楽章にはカデンツァが用意されていてより諏訪内の腕前が分かります・・・・如何にもイギリス作曲家らしさのある曲にフィットした演奏かと思います。演奏タイムは@10’37A6’24B12’37・・・トータル29’38はハイフェッツ自身が演奏した1941年、1950年のタイム27分前後より少し長めになっているようです(楽器演奏が殆ど出来なかったウォルトンが指揮した1964年セノフスキー(V)や1969年メニューイン(V)の演奏盤もあるそうですので興味のある方はチェックされたらと思います)。一方シベリウスの方は第1楽章はじめ消え入りそうなか細き遠い音から「大丈夫かいな?」と懸念しすぐに肌理細やかなヴァイオリンが参加するのですが音レベルが低いのか線細な感じで進んで行きます。しかしオーケストラが活躍する処ではちゃんと音は鳴りきっており特にこの楽団CBSOの管楽器の少し霧のかかったようなCGっぽい音色はどぎつくなく聴こえました。結局諏訪内の演奏は終始溺れない姿勢での演奏でありカデンツァもゆったりテーマを繰り広げたものとなっております。中間楽章、最終楽章もこのオーケストラの管楽器の響きに私は魅入られた次第で最終楽章はティンパニーを踊らせて閉めます(タイムは@15’32A9’05B7’14)。所謂ライブ物にある興奮性とは別の演奏かと思います。指揮のオラモは2000〜2002年頃このCBSOとシベリウス交響曲集を完了しある一定の評価を獲得しており又2006年にはFRSOを振って独奏バティシヴィリでシベリウスのヴァイオリン協奏曲を収録(タイムは@16’17A8’33B7’36)しておりこれからも同国出身指揮者としてその収録を増やして行くことでしょう。このヴァイオリン協奏曲は多分初めてハイフェッツが1934年ストコフスキー/PPOと録り以降1935年ビーチャム/LPOと1951年ミトロプーロス/NYPとそして1959年ヘンドル/CSO(この演奏LP盤は今も聴いており演奏タイムは@13’32A6’15B6’40と今日この曲の各演奏盤に比すれば断然厳しい強靭なスピード感があります)と再録してこの曲を広めた功労者がハイフェッツというわけでそれだけ諏訪内も心して演奏に向かったものと推察されます。全体で「素晴らしい」ランクにしておきましょう。(タイムについては盤により多少異なる場合があります)

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  • ★★★★☆ 

    tsucchy  |  愛知県  |  不明  |  2003年03月07日

    この評価はシベリウスに対するもの。シベリウスは女性のヴァイオリニストに合うのか。私的には、ムター盤の次に位置する(何度もムター盤と聞き比べたので、レヴューを書くのが遅れてしまった)。諏訪内のこれまでの録音の中ではベストでしょう。オラモ指揮のバックも実に雰囲気のあるもの…その貢献度は極めて高いと思う。それだけに、少し硬質な録音が残念。

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