マーラー:交響曲第5番 サー・ゲオルグ・ショルティ
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まこと | 大阪府 | 不明 | 2009年11月04日
ロンドンザベスト150のサンプルカセットでマーラーの曲を初めて知った私は、その後同シリーズの中のショルティではなくメータで5番までを揃えたため、ごく最近までショルティのシリーズを聴いたことがなかった。ところがいざ聴いてみるとどの曲も実に素晴らしい。オーケストラの能力の高さももちろんだが、ショルティの指揮は少しの曖昧さもない説得力に満ちたもので、聴いていて爽快なことこの上ない。この5番もメータ&ロスフィルの演奏がメロウな音色と情緒的な表現であったのと対極的に、強引にサクサク鳴らしまくった演奏で、4楽章のこれほど色っぽくない演奏も珍しい。大阪風に表現すると、泉州のだんじり的な(?)男っぽい演奏だ。1人の方が、このレビューに「共感」しています。
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つよしくん | 東京都 | 不明 | 2009年05月22日
強烈な演奏だ。マーラーのアルマへの狂信的な愛を描いたこの作品を、ショルティは無慈悲なまでの冷徹なインテンポで演奏。シカゴ交響楽団の強力なブラスセクションが、そうしたショルティの冷徹なアプローチを一段と助長する。マーラーの第5には、テンシュテット、バーンスタイン、プレートルなどの血も涙もある名演があるが、ショルティのアプローチは全く正反対のもの。しかし、演奏を聴き終わった後の不思議な充足感は、過去の名演にも決してひけをとらない。9人の方が、このレビューに「共感」しています。
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ハルデン | 東京都 | 不明 | 2008年11月22日
非常にシャープな、筋肉質のマーラーである(使い古された言い回しで恐縮)。どの楽章も速めのテンポでサクサクと進んでいき、小気味よい。アダージェットが苦手な私だが、この速さなら何の違和感も無く聴ける。ショルティの長所が100%プラスに作用した名演。2人の方が、このレビューに「共感」しています。
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七海耀 | さいたま市 | 不明 | 2007年10月13日
”CSOの超ど級の実力を証明する名録音。直線的で硬質な響き。バスの細かな動きや金管群が一つのまとまった楽器に聞こえるほどのアンサンブルの冴え。オーヴァードライヴ気味の録音と、それと分かるスタジオでの音量操作は、この盤でも解消しておらず、やや煩わしい。そういうことを差し引くのなら、このタイプの演奏としては、他の追随を許さない。幾つかあるショルティのマラー5番の中で、最もショルティらしいのはこれだろう。”1人の方が、このレビューに「共感」しています。
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七海耀 | さいたま市 | 不明 | 2007年10月09日
CSOの超ど級の実力を証明する名録音。直線的で硬質な響き。バスの細かな動きや金管が一つのまとまった楽器に聞こえるほどのアンサンブルの冴え。オーヴァードライヴ気味の録音と、それと分かるスタジオでの音量操作は、この盤でも解消しておらず、やや煩わしい。そういうことを差し引くのなら、このタイプの演奏としては、他の追随を許さない。幾つかあるショルティのマラー5番の中で、最もショルティらしいのはこれだろう。1人の方が、このレビューに「共感」しています。
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新青騎士 | 千葉県我孫子市 | 不明 | 2007年07月29日
90年代のこのコンビの演奏は駄目、買わない方がよい!!!この70年代の演奏は全く問題なし。以上。0人の方が、このレビューに「共感」しています。
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eroiika | tokyo | 不明 | 2007年07月18日
中学生の時初めて買ったマーラー5番(LP)。豪快な金管と剛直な構成美は特に両端楽章で発揮されている。残響豊かなメディナテンプルでの録音も最近の録音と遜色がない。金のない中学生なので磨り減るほどこの1枚をきいたが、しなやかさや潤いが足りないように感じ(特に第4楽章)、しばらく後買ったバーンスタインやカラヤン盤などを好んで聴くようになってしまったが。ホルンやトランペットの巧さや全体を貫く緊張感は辛口好みにはおすすめ。0人の方が、このレビューに「共感」しています。
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Gustav | 新潟 | 不明 | 2007年07月06日
後にも先にもマラ5はこれしかありません。 同じ組み合わせのライブもなかなかですが、こっちの熱さにはかないません。 なんでこんな演奏ができるんだろ??? 今回のリマスターで若干歪みなどが解消された反面、音質が和らいだ感もあります。 しかし、そんなことはどうでもよし!最高デス。3人の方が、このレビューに「共感」しています。
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初心者 | 東京 | 不明 | 2007年03月30日
どなたか、以前の輸入版の全集版と比べて、今回のハイビットリマスタリング版の音質の違いを教えて下さい。個人的には以前の版の生々しい音質が好きでしたが。演奏も最高だと思います。0人の方が、このレビューに「共感」しています。
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モリゾウ | 千葉県 | 不明 | 2007年03月09日
同曲のベストかと問われると疑問ですが、この曲を語る上では外せない名盤だと思います。曲想と合っていないかも知れませんが、鋼のような意志の強さを感じる熱い5番です。2人の方が、このレビューに「共感」しています。
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KURO | 福岡 | 不明 | 2007年02月25日
言うまでもなくショルティ/シカゴ響のコンビによる輝ける最初の録音である。ただ個人的にはちょっとショルティを敬遠していたせいもあり、聴くのは今回が初めてであった。しかし素晴らしい!これほどマーラーが面白く感じたことはついぞなかったと思う。未聴の方、ぜひ一度この機会に耳にして欲しい。3人の方が、このレビューに「共感」しています。
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ボルチモア響 | 埼玉 | 不明 | 2006年11月23日
リマスター版ではないが久しぶりに聴き直し堪能した.筆者は80年代米国留学中にプロのオケの楽団員と話をしてSolti-CSOの日米間の評価の違いに仰天したことがある.彼の話を聞き,日本の評論家は「勝手にテンポや強弱を変えないことを精神性がない,他の楽団がアンダンテでしか演奏できないアレグロをアレグロで演奏したり,金管が良く鳴っていたりすることを攻撃的,近接マルチマイク録音を前のめりの指揮,演奏が揃っているため不協和音がないことをマーラー独特の不気味さに欠ける」と評していたことを納得した.日本でSoltiの新しいCDを発売する会社の勇気に最高点!1人の方が、このレビューに「共感」しています。
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