交響曲第9番『合唱』 クラウディオ・アバド&ベルリン・フィル、スウェーデン放送合唱団、他
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S.A.倉田 | 大阪府 | 不明 | 2010年01月12日
全編62分とかなり速いテンポをとってはいるものの、ピリオド演奏的な響きとはまた違う。ピリオド楽器でも小編成でもないので当然といえば当然だ。実は言うまでもなかった。第2楽章をやや遅めに、第3楽章を速めに演奏している点はまさしく今風の第九と言えるだろう。しかしやはりアバドはアバド、しなやかでどこか上品だ。私はこういう気品のある演奏が好きなので気に入っているが、多くの人がベートーヴェンに求めているスタイルとは異なっているためお気に召さない場合も多分にあると思う。特に、初心者の方は注意して欲しい。以下余談。このCDジャケットのアバドと現時点でのWikipediaの(画像の)アバド、見比べたくはなかった・・・。0人の方が、このレビューに「共感」しています。
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