『ドン・カルロ』全曲 デクスター演出、レヴァイン&メトロポリタン歌劇場、ドミンゴ、フレーニ、他(1983 ステレオ)(2DVD)
検索結果:5件中1件から5件まで表示
-
eroicka | 不明 | 不明 | 2013年02月06日
METでの実質5幕版での上演。いささか長丁場だし、多少歌唱には凹凸がないとは言えないがスター歌手ぞろいで、レヴァインの指揮も壮麗だ。面白みはないもののオーソドックスな演出と絢爛な舞台は安心して楽しめる。何よりレヴァインのゆったり構えつつ自在なテンポと歌手とのチームワークも尊重するオペラ的職人芸がこの名演の大きな柱になっている。まずこの歌劇を初めて映像で知るならば、奇をてらった演出や演奏は好ましくなく、このレヴァインのものは、カラヤン、ムーティやハイティンクの映像とともにお勧めだろう。アバドの若い頃のスカラ座のライヴ映像も残っていれば日の目をみることを祈りたい。2人の方が、このレビューに「共感」しています。
このレビューに 共感する
-
paxdomini | 京都府 | 不明 | 2009年05月23日
ドミンゴとフレーニが最高です。でもヴァーレットは貴族にしては少し品がない感じがしますし、キリコは大切な役なのに歌が残念です。演出や舞台装置もメトだけあって伝統的な形だし、5幕版で少し長いけどその分話しがわかり易いです。ドン・カルロはムーティ、パッパーノにしてもいい舞台が残されていて嬉しいです。1人の方が、このレビューに「共感」しています。
このレビューに 共感する
-
ito | 横浜 | 不明 | 2008年03月21日
ドン・カルロは、やはりカレーラスで聴きたいがドミンゴも見事。キリコを除けば皆好唱で、この曲の名盤の一つでしょう。唯一、5幕版であるのが残念。1人の方が、このレビューに「共感」しています。
このレビューに 共感する
-
michi | 松山 | 不明 | 2005年12月04日
これは以前TDKから出ていたものですね。個人的には今のとこ、これがトータルで見て最高のものではないかと思います。ギャウロフの苦悩に満ちた、しかしながら、言葉・場面によって見事に音色を歌い分けるフィリッポ、気品があり、5幕の冒頭ではこれ以上ない情感で、心の芯まで迫ってくるフレーニのエリザベッタ、圧倒的な歌唱のバンブリーとフルラネット、この4人を聞ける、そして見ることが出来るだけでも、もう至福の世界です。後の2人は、すみません、僕の好みではないです。0人の方が、このレビューに「共感」しています。
このレビューに 共感する
-
たか | 東京 | 不明 | 2005年11月04日
序奏付の5幕版。音楽は4幕版の方が充実していると個人的には思うが、この10分ほどの序奏はエリザベッタの性格付けに重要な意味を持つ。フィリッポに共感できないのは単に個人的な愛情の問題ではなく思想・道徳の問題であることがはっきりする。ストーリー重視で5幕で演奏するなら序奏付でやるべき。この演奏は素晴らしい。これでロドリーゴがカプッチルリであればもう言うことはないのだが......国内盤も復活してほしい2人の方が、このレビューに「共感」しています。
このレビューに 共感する
検索結果:5件中1件から5件まで表示