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ベートーヴェン(1770-1827)

Hi Quality CD 交響曲第9番『合唱』 ヴィルヘルム・フルトヴェングラー&バイロイト(1954)

交響曲第9番『合唱』 ヴィルヘルム・フルトヴェングラー&バイロイト(1954)

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  • ★★★☆☆ 

    jin  |  長野県  |  不明  |  2023年11月16日

    期待を持ち過ぎたのか、これを聴いて指揮者や演奏家の解釈云々をいえるほど私は想像力を持ち合わせていません。冒頭から音がこもっていて何とも言いようがありません。晩年のフルトヴェングラーの第9を聴くなら、素直にルツェルンを聴くしかないと思いました。過度の期待は禁物です。

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  • ★★★★★ 

    カニさん  |  兵庫県  |  不明  |  2023年11月01日

    ついに出た。プライベート(個人蔵)のテープで1954年バイロイトのフルトヴェングラーのベートーベン交響曲第9番「合唱」である。ライナー・ノーツに、正規音源について、述べられていた。実際、以前「オルフェ」のリマスター版を聴いたが、雑音等を除くとここまで味気ない音になるかと、ガッカリした記憶がある。それに比べると、プライベート録音らしいプロでは考えられない録音のミスがあるが、格段に素晴らしい音になっている。その意味で、ファンなら是非、買うべきだ。また、フルトヴェングラーの「リング」をスカラ座公演したときの言葉「バイロイトでは、アリアや台詞が非常に明瞭に聞こえる反面、管弦楽(オーケストラ)効果のデメリットを、バランスを考え合わせる必要があります。」と言うのも理解出来るほど、第4楽章のソリストの歌唱が、大きく収録されているのも、面白い。是非とも、買って聴いてみるべきだ。

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  • ★★★★★ 

    mimia  |  石川県  |  不明  |  2023年10月22日

    フルトヴェングラー の弱音の美しさについて、多くの聴者が感じているだろう。 ただ弱いだけではなく、気持ちの張りが込められている。 夜明けの、澄んだ空気をくぐり抜けて届けられる光のように優しくあたたかい。 この第三楽章の演奏について言えば、朝日ではなく夕日。 一番ふさわしいのは、山で見る夕日。雲海を淡く染めながら、静かに閉じていく光。 一日の無事に感謝する時間。山頂へ辿り着けた安堵感。さらには、これまでの人生を振り返る内省のひととき。 光は、幸福感とともに、寂しさもたたえている。 この第三楽章を聴けるだけでも、もう充分に満点(天)の星5つだろう。 でも、、、。ここから本題に入ります。 音質状態は良くありません。 この CDの音質を評価する場合は、ORFEOレーベルの CDと比較するべきだと思います。 この CD(epitagraphレーベル)の販売元(king)情報には、 ORFEOは「状態の良くない」テープを使用したと書かれています。同時に、オリジナルテープ収録の際に、テープデッキの不具合で生じたと思われるワウフラッターも数カ所散見されますが、・・・と説明されています。つまり、アセテート盤から復刻したにせよ、元をたどれば、「状態の良くない」オリジナルテープに辿り着くわけで、ピッチ修正は第一楽章だけ行ったということなので、あとはほったらかしということになる。 一方、ORFEOの説明では、不具合があったのは、デッキではなく、テープの方です。これは、エピタグラフもしくはキング担当者の読み違えでしょうから、とやかくはいいませんが、問題は、テープ走行の不具合が、ランダムに多様に生じていると書かれていることです。 実際にエピタグラフのこの CDを聴くと、全編にわたってピッチの狂い(音程の狂い)がランダムに発生しています。 しかも、オルフェオ盤には無い、レコード溝をこする針音がかなり大きい。 アセテート盤を使用したことに、何かメリットがあるのでしょうか? 経年変化で劣化が避けられないテープにくらべて、保存用にアセテート盤が最適、というようなことが説明されていますが、本当にそうなのでしょうか? アセテート盤は、シュラックやビニール盤より劣化が早いそうです(Wikipedia参)し、この CDの解説者のH氏はご自身のレーベルでは、盛んに市販テープ(オリジナルではなく)からの CD復刻をなさっていますので、テープの劣化は、さほどでは無いのでは? さらに、H氏も書かれている通り、このオリジナルの録音は、楽器間のバランスが悪すぎる。特にティンパニーとフルートがやたら大きい。 さらにORFEOの説明では、(ここに全部は書ききれませんが、興味のある方はオルフェオ盤の商品説明を読んでください。) この録音の商品化を長く断念していたが、2011年になって初めて開発された装置を使い、音響技師が調整をくわえながら、頻発する音揺れの問題を解決。同時に、弦の聴き苦しい響きなども多少修正されたので、ようやくこの録音を CD化したのだとわかります。 オルフェオがいかに慎重に、大切にこの録音を扱ったか! 私があえて二つのレーベルの CDを比べるようなレビューを書いているのは、このような古く、しかも問題のある録音をリマスターすることの意味、意義、あるいは、そのやり方のコンセプトについて考えてしまったからです。 明らかに、なまの演奏では聞くことのないような不快な楽器音、あるいは会場で発生した不測の雑音などをどう処理したものが良いのか? 原音に忠実にリマスターした、ということが宣伝文句のように書かれていることが多い。 その原音とは何か?私たちが聴きたい音は何なのか? それは、多少問題はあっても、録音されたオリジナルテープの中の音なのか? それとも、本当にホールで響いていた音を再現しようと目指した音なのか? フルトヴェングラー は響きを大切にしていた音楽家だった。 が、本当の音を聴くことは不可能です。 しかし、たくさんの録音を、聴くことをかさねれば、頭の中で、その音響が聴こえてくると信じたい。聴こえてきたと思いたい。 1954年のバイロイトの第九を想像すれば、私の中では、オルフェオ盤の音のほうがより好ましい。 最初に第三楽章の素晴らしさを書きました。 オリジナル録音を同じにする二種の CDを、私はどちらも音量を通常聴く時よりも、かなり小さくして聴いた。 その方が、この録音の欠点がみえにくかったからです。 でも、それではやはり、第一、第四楽章の真価は聴き取れていないのだろうと思う。 ただ、第三楽章はそれでも美しかった。 エピタグラフ盤では、音揺れも多発するが、歴史的街並みを旅しているとおもえば許せます。(なんじゃ、それ!) 変な話しですが、 戦時中、ラジオから聞こえてくるフルトヴェングラー の演奏に 、(おそらく)こころからみみを傾けていた当時のドイツの人たちのことを思ってしまった。貧しい音でも、それを聴きたい一心なら、その音楽が生きる糧になるはずだとおもいます。たぶん わたしたちにも。  

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  • ★★★★☆ 

    離島の客  |  沖縄県  |  不明  |  2023年10月17日

    オルフェオ盤は未聴です。思ったより?普通に きけました。以前M&Aより出ていた物より 少しは良くなっている様な感じです。こちら終わりの拍手は確認できません。

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