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ワーグナー(1813-1883)

CD ワーグナー名演集 ハンス・クナッパーツブッシュ&ウィーン・フィル、キルステン・フラグスタート、ビルギット・ニルソン、他(平林直哉復刻)

ワーグナー名演集 ハンス・クナッパーツブッシュ&ウィーン・フィル、キルステン・フラグスタート、ビルギット・ニルソン、他(平林直哉復刻)

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    好事家  |  千葉県  |  不明  |  2023年06月06日

    かつては「濃厚で熱いワーグナー・スープを飲む」などと称されたワーグナー体験ですが、現今そのような演奏に出会うことはまずありません。久しぶりにどっぷり浸かりたいと思って選んだのがこのディスクです。期待は120%満たされて深い感動を覚えました。何よりオケが指揮者に引きずり回されているのではなく、これこそ本物のワーグナーだという確信と熱意に溢れた演奏を繰り広げています。60年以上前の録音なのでヒスノイズや若干音のゆがみなどもありますが、鑑賞に充分耐えられるレベルです。

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    meji  |  神奈川県  |  不明  |  2023年05月04日

    「ワルキューレ第1幕」と「ジークフリートラインへの旅」について、キングレコードが発売した国内初期盤及び、2016年本家から発売されたシングルレイヤーSACDと比較した。まずは国内初期盤だが、これは国内LP用のセイフティーマスターからストレートにデジタル化したものと思われ、加工が少なく素朴なサウンドは悪くはないが、当時のデジタル機材の性能限界やテープの劣化によると思われるトランジェントの甘さや、高域の特性の低下が気になる。一方のSACDは、ヒスノイズをきれいに除去するとともに、丸くなった高域や緩んだ中低音域をイコライジングで引き締め、たっぷりと収録されていた演奏ノイズまで丁寧に取り去ることで、いかにも現代人好みなサウンドに生まれ変わっており、長年このアルバムを愛するファンとしては、オリジナルテープの持つ情報を最大限尊重しつつ、経年劣化を補うため最低限のマスタリングを施した第三の復刻を待ち望んでいたところであった。そしてこの期待に対して、今回の平林復刻盤(2023年)は見事に応えてくれた。バックグランドのサーというヒスノイズはもちろんのこと、各所で聞えるゾフィエンザールの床や椅子のきしみ音、さらには楽員が楽器を構えたり、楽譜をめくる際に発する音がそのまま残っているのは、過度なノイズリダクションを行っていない証拠だし、新鮮で一種の軽さを伴う解放感あふれるサウンドは、オープンリールデッキの再生音そのものだ。唯一不満を探し出すとすれば、「なぜSACDを併発しなかったのか」であるが、本CDの素晴らしいサウンドを前にすれば些細なことでしかないだろう。

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