CD 輸入盤

ワーグナー名演集 ハンス・クナッパーツブッシュ&ウィーン・フィル、キルステン・フラグスタート、ビルギット・ニルソン、他(平林直哉復刻)

ワーグナー(1813-1883)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
GS2289
組み枚数
:
1
レーベル
:
:
International
フォーマット
:
CD
その他
:
輸入盤

商品説明


クナッパーツブッシュ&VPO、
ワーグナー名演集を極めつけの音質で! ボーナス・トラックも貴重音源!
2トラック、38センチ、オープンリール・テープ復刻シリーズ


【このCDの復刻者より】
「クナッパーツブッシュ&ウィーン・フィルのワーグナー名演集は抜粋ながらもステレオという恩恵もあり、今なお不滅の光を放っています。当シリーズではLP復刻は実績がありますが、2トラック、38センチのオープンリール・テープを使用したものは今回が初めてとなります。むろん、マスタリングの全行程をプロ用の機器で行い、万全を期しました。
 ボーナス・トラックには『パルジファル』第1幕前奏曲リハーサルを加えました。これはウェストミンスターの録音セッションで収録されたものですが、GS-2113(2014年発売、廃盤)とは異なる箇所を収録したものであり、しかも音声はステレオです。わずか3分半ですが、クナの存在感の凄さが強烈に感じられ、非常に興味深いものです。
 なお、当CDには歌詞対訳は添付されておりません。ご了承下さい。」(平林直哉)

【収録情報】
ワーグナー:
1. 『神々の黄昏』〜ジークフリートのラインへの旅
2. 『神々の黄昏』〜ジークフリートの葬送行進曲
3. 『パルジファル』〜幼子のあなたがおかあ様の胸に抱かれているのを見た
4. 『トリスタンとイゾルデ』〜第1幕への前奏曲
5. 『トリスタンとイゾルデ』〜イゾルデの愛の死
6. 『ワルキューレ』〜ヴォータンの告別と魔の炎の音楽

 キルステン・フラグスタート
(ソプラノ:3)
 ビルギット・ニルソン(ソプラノ:5)
 ジョージ・ロンドン(バス・バリトン:6)
 ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
 ハンス・クナッパーツブッシュ
(指揮)

 録音時期:1956年6月(1,2)、1956年5月(3)、1959年9月(4,5)、1958年6月(6)
 録音場所:ウィーン、ゾフィエンザール

(ボーナス・トラック)
● 『パルジファル』〜第1幕前奏曲よりリハーサル風景

 ミュンヘン・フィルハーモニー管弦楽団
 ハンス・クナッパーツブッシュ(指揮)

 録音時期:1962年11月
 録音場所:ミュンヘン、バヴァリア・スタジオ

 録音方式:ステレオ(セッション)
 使用音源:Private archive(2トラック、38センチ、オープンリール・テープ)
 国内製作
 日本語帯・解説付き

内容詳細

クナッパーツブッシュとウィーン・フィルによるワーグナーの名演集。ワーグナーの楽劇「神々のたそがれ」や「パルジファル」、「トリスタンとイゾルデ」、「ワルキューレ」より、双方のエネルギーが強烈に放たれる演奏を収録している。(CDジャーナル データベースより)

ユーザーレビュー

総合評価

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投稿日:2023/06/06 (火)

かつては「濃厚で熱いワーグナー・スープを飲む」などと称されたワーグナー体験ですが、現今そのような演奏に出会うことはまずありません。久しぶりにどっぷり浸かりたいと思って選んだのがこのディスクです。期待は120%満たされて深い感動を覚えました。何よりオケが指揮者に引きずり回されているのではなく、これこそ本物のワーグナーだという確信と熱意に溢れた演奏を繰り広げています。60年以上前の録音なのでヒスノイズや若干音のゆがみなどもありますが、鑑賞に充分耐えられるレベルです。

好事家 さん | 千葉県 | 不明

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投稿日:2023/05/04 (木)

「ワルキューレ第1幕」と「ジークフリートラインへの旅」について、キングレコードが発売した国内初期盤及び、2016年本家から発売されたシングルレイヤーSACDと比較した。まずは国内初期盤だが、これは国内LP用のセイフティーマスターからストレートにデジタル化したものと思われ、加工が少なく素朴なサウンドは悪くはないが、当時のデジタル機材の性能限界やテープの劣化によると思われるトランジェントの甘さや、高域の特性の低下が気になる。一方のSACDは、ヒスノイズをきれいに除去するとともに、丸くなった高域や緩んだ中低音域をイコライジングで引き締め、たっぷりと収録されていた演奏ノイズまで丁寧に取り去ることで、いかにも現代人好みなサウンドに生まれ変わっており、長年このアルバムを愛するファンとしては、オリジナルテープの持つ情報を最大限尊重しつつ、経年劣化を補うため最低限のマスタリングを施した第三の復刻を待ち望んでいたところであった。そしてこの期待に対して、今回の平林復刻盤(2023年)は見事に応えてくれた。バックグランドのサーというヒスノイズはもちろんのこと、各所で聞えるゾフィエンザールの床や椅子のきしみ音、さらには楽員が楽器を構えたり、楽譜をめくる際に発する音がそのまま残っているのは、過度なノイズリダクションを行っていない証拠だし、新鮮で一種の軽さを伴う解放感あふれるサウンドは、オープンリールデッキの再生音そのものだ。唯一不満を探し出すとすれば、「なぜSACDを併発しなかったのか」であるが、本CDの素晴らしいサウンドを前にすれば些細なことでしかないだろう。

meji さん | 神奈川県 | 不明

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