バルトーク:ヴァイオリン協奏曲第2番、ベートーヴェン:『皇帝』 フルトヴェングラー&フィルハーモニア管、メニューイン(vn)E.フィッシャー(p)
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一人のクラシックオールドファン | 兵庫県 | 不明 | 2009年12月05日
1951年録音の「皇帝」ピアノ協奏曲は以前から有名な演奏盤で私の時代では擬似ステレオLP盤で聴いたもので同じ年に生まれた二人の巨匠が結構まともに進めて行ってます。タイム的(盤によっては若干差があるかもしれません)には@20’24A7’46B10’10と過不足感はなくとにかくがっちりと演奏しております。第1楽章は伴奏部になるとフルトヴェングラーらしさも垣間見せますがオーケストラPHOとの共演でもあるし大きく拡大することなくフッシャーの知的な演奏が楔を打って行きます。後半少しピアノと伴奏でキャツチボールする際の細かい部分に徹底さが欲しいと思わないでもなかつたですが・・・カデンツァ前の余裕などは忘れられません。第2楽章・・コラール風に進めて行くのはもう彼らの独壇場で続く第3楽章との橋渡しの幽玄な間合い・・・。最終楽章の終わりもゆっくり閉じます。この辺りは最早同年の大人の演奏なのですね。私は別盤で「皇帝」を聴いた為、一方本盤メイン?のバルトークの方(珍しいフルトヴェングラー指揮のバックでのメニューインの演奏)は未聴です。全体では素晴らしいランク以上を確保したいです。0人の方が、このレビューに「共感」しています。
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Theta | シドニー | 不明 | 2008年06月15日
どちらの演奏も、話題にもならない仏パテのCDで持っていたものです。聴き始めはやや肩透かしで「これならパテのほうがいい音では?」と思ったほどでしたが、化粧気のない自然な響きに徐々に引き込まれ、聴けば聴くほど味わいが深まります。無添加の味という感じで、なるほどこれが活きのいいLPの音なのかと納得させられました。特に皇帝は数ある名演の中でも屈指のもの。老人の叡智と子供のみずみずしい感受性が同居する奇跡。このふたりの巨匠の親密かつ安らかな交情に打たれます。0人の方が、このレビューに「共感」しています。
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furtfan | tokyo | 不明 | 2006年03月14日
冴え渡るメニューインのソロは高低がより鮮明になった。オーケストラの低域の分離が良く、決して「明るいだけ」ではない重厚な響きになっている。「皇帝」はGS盤よりも自然な温かみと生々しさがあり良復刻。0人の方が、このレビューに「共感」しています。
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むねちゃん | 大阪市 | 不明 | 2006年03月01日
理想的なダイナミックレンジと完全な周波数レンジを実現した“NEW ORTHOPHONIC”方式で製作されたと解説書に記された当米LHMV盤は米国人の扱いが雑な為か良品が少なくこの新品の復刻には期待出来る。0人の方が、このレビューに「共感」しています。
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ウィルヘルム | 三重県 | 不明 | 2006年02月24日
フルトヴェングラーのバルトーク?と疑問に思うなかれ。非常な熱演です。良い音で堪能したい録音です。オケコンの録音が残っていたならばなぁ。ところで、併録の「皇帝」ですが、すでにALP盤を使ってグランドスラムがCD化しています。平林氏は最新著で、オタケンの「バイロイトの第九」を皮肉たっぷりにこき下ろして(とは言い過ぎか)いますが、面白い対決になりました。0人の方が、このレビューに「共感」しています。
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