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モーツァルト(1756-1791)

CD 『フィガロの結婚』全曲 カール・ベーム&ベルリン・ドイツ・オペラ、ヘルマン・プライ、エディト・マティス、他(1968 ステレオ)(3CD+ブルーレイ・オーディオ)

『フィガロの結婚』全曲 カール・ベーム&ベルリン・ドイツ・オペラ、ヘルマン・プライ、エディト・マティス、他(1968 ステレオ)(3CD+ブルーレイ・オーディオ)

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    三文詩人  |  福岡県  |  不明  |  2021年03月19日

    車中に流していたこの録音を聞いた従姉たちが「好い声!」と称えたのが、ケルビーノ役のトロヤノス歌うアリア『恋とはどんなものかしら』だった。我が事のように嬉しかったのと同時に、何故か1種の敗北感を覚えた…… カール・ベームという指揮者は、あれだけ怖い顔をしながら、こういう軽妙な音楽が得意だったように思う。『ドン・ジョバンニ』のような短調のオペラではフルトヴェングラーさんに及ばないにしても、長調のモーツァルトを飽きず典雅に聴かせる指揮者はそう居ない。この人がブルーノ・ワルターから教わったモーツァルトは『センチメンタルではなくロマンティック』だったというが、まさにこの録音が堂々たるロマンティックなコメディそのもので、もはや我々の時代以降には求めようがないのかもしれない。 この名盤が販売終了とされてしまったのは驚くべき悲しむべき事態で、関係者の努力と再発を祈る。

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  • ★★★★★ 

    masato  |  新潟県  |  不明  |  2012年02月13日

     非の打ち所のない作品の非の打ち所のない演奏とは,正にこのこと。安心して,この名作に浸れます。カラヤン,ジュリーニ,アバド…それぞれ魅力的な演奏ですが,ホワッとした温かさをもつこの演奏が私にはベストです(特に精緻な美しさが新鮮なカラヤン盤も好んでいます)。演出や演技が巧みな時代劇などを観ると,あたかもタイムスリップして,本当にその時代に行われている様を見ているような気にさせられてしまいます。この演奏を聴いていると,そんな感じが味わえるのです。この演奏を聴いていると,現代のどこか冷めた見方しかできない環境から開放されている自分に気付きます。素晴らしい演奏は多々あれど,こんな感じを受けるのは,この盤以外にはありません。

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  • ★★★★★ 

    日本の庶民  |  東京都  |  不明  |  2011年11月29日

    昔から、『フィガロの結婚』の名盤と謳われているもの。当時、考えられる最高の歌手たち・指揮者による演奏。今日では、ピリオド楽器による録音も多くなっているが、依然として、この録音の存在意義は高い。 ヴァルター・タウジッヒのチェンバロが思ったより素晴らしい。レチタティーヴォでバリバリ伴奏をしていることによって、引き締まっており、そして、どこか心地よい。(ベーム/プラハ国立劇場管弦楽団の『ドン・ジョヴァンニ』でも、彼はチェンバロを弾いているが、そちらのほうは、自制しているせいか、バリバリとは弾いておらず、個人的にはバリバリ弾いて欲しかった) ベルリン・ドイツ・オペラ管弦楽団も素晴らしい。ベーム/ベルリン・ドイツオペラ管は、1963年に日生劇場でこの『フィガロ』を演じており、その時の経験もあるのか、慣れているといっては変だが、しっかりとベームの手足となっている。 『フィガロ』は、この盤か、前述の1963年の日生劇場での公演のCD(ポニー・キャニオン、廃盤。中古ショップか図書館で探してください。)が、二大名盤であろう。ドン・オッターヴィオのどもりがしつこくないのがいい人はこの盤。

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  • ★★★★★ 

    千葉のアリアドネ  |  千葉県  |  不明  |  2010年02月11日

    不世出のモーツァルト指揮者ベームは、幸いなことに最も得意とするフィガロにライブ盤を含め多くの録音、映像を残した。80年来日公演DVDも、ポネル演出の76年の映画も、63年来日公演のCD(PONTO)もそれぞれかけがえのない存在…だがベーム(74歳)、プライ(38)、F=D(42)数々の画期的公演で演奏史にその名を残した「鉄壁トリオ」の全盛期の指揮、歌唱。加えて若きヤノヴィッツ(31)、マティス(30)の魅力溢れる当盤は録音も含め、最も条件の整った、完成度の高い記録と言え、20世紀中盤から後半にかけてのモーツァルト演奏を代表するCDというに躊躇しない。これでVPOならばという意見は良くわかるが(状態の良い録音が発掘されればもちろん聞きたいが)ベルリンオペラのオケのやや硬めの響きが却ってベームのアプローチを明らかにしている面もあり、これはこれで評価したい。初めてCDでフィガロをという方には迷いなくこの盤を推したい。

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  • ★★★★☆ 

    ベームの親父  |  東京都世田谷区  |  不明  |  2007年05月20日

    私はこういうフィガロの結婚も好きである

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  • ★★★★★ 

    Emmanuel Kent  |  大阪市  |  不明  |  2006年10月11日

    LP時代には何度聴いたか分からない演奏です。久しぶりでCDを購入して、聴いてみました。序曲を聴きだしてすぐに「あああ、この音だ」って思い出しました。プライのフィガロ、ディースカウの伯爵、ヤノヴィッツの伯爵夫人、一昔前の歌手かもしれませんが、この演奏を越える演奏はまだ聴いたことがないように思います。ベルリン・ドイツ・オペラの演奏も、良いですよ。さすがに、ベームです。

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  • ★★★★★ 

    futta  |  愛媛県  |  不明  |  2006年04月13日

    私のオペラ鑑賞の原点ともいうべき録音。聞きやすい音で,演奏内容もなんら不満なし。安心して聞ける最高の贈り物。プライのフィガロは最高やな。マティスもええなあ。でも,もしアップショウならどんな演奏に・・・なんていろいろ思いを巡らせて夜はふけていくのである。いや〜フィガロは最高やな,アマデウスさんありがと。

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  • ★★★★☆ 

    いやみなぶらいあん  |  世田谷区  |  不明  |  2005年11月20日

    ベームのモーツアルトのオペラのディスクではコジと共に最も成功した録音だろう。やや趣きが定まりすぎた感があるのと今となってはもう少し軽やかさやしなやかさが欲しいが、歌手もオケもまずは万全。さすがベーム、練達の仕事ぶりである。とくにプライが素晴らしく最も好きなフィガロの一つ。録音はともかく日生劇場でのライヴ盤がより闊達で生き生きとした名演。彼はやはりモーツアルトのオペラを知り尽くしている。

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  • ★★★★☆ 

    S.S  |  Japan  |  不明  |  2005年04月03日

    ベーム全盛期の録音であるが、手放しで最高とは言えない。演奏は、ゴツゴツとした肌触りで、聊かしなやかさが不足しており、ベームの個性と相まって無骨な感じさえ受ける。これがVPOならという気もする。 歌手は、プライは才気煥発なフィガロという風情で好演。F=ディースカウの伯爵も良い。ヤノヴィッツはやや表現が平板な気がするが悪くない。トロヤノスは少年の面が強調されすぎており、もう少し色気が欲しい気もする。

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