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モーツァルト(1756-1791)

CD ピアノ・ソナタ全集 ロバート・レヴィン(フォルテピアノ)(2017〜2018)(7CD)

ピアノ・ソナタ全集 ロバート・レヴィン(フォルテピアノ)(2017〜2018)(7CD)

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    セセニョン  |  東京都  |  不明  |  2023年05月13日

    モーツァルトのソナタ録音、フォルテピアノで装飾を多用なんて食傷もいいとこと思ったら、本家本元の徹底ぶりは凄かった。全編変奏のオンパレードでとことんやってます。清々しささえ覚える。

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    村井 翔  |  愛知県  |  不明  |  2023年02月27日

    HMVレビューの通り、ソナタ楽章のリピートにおける装飾、変奏をかつてないほど大胆に行った演奏。再現部の前に挿入句が入る場合すらある。作曲者自身の演奏も含めて、18世紀にはこのように弾かれたに違いないのだが、これだけ奔放に「譜面通りでない」弾き方をしても、ほとんど恣意的な感じがせず、「うん、これもありだな」と納得させられてしまうのは、モーツァルト学者と演奏家という「二足のわらじ」を長年、履き続けてきたレヴィンの経験のたまものだろう。実際、管楽器のための協奏交響曲(再編曲版)は言うに及ばず、ハ短調大ミサ曲(キリエの楽想でアニュス・デイをでっち上げてしまった長大な版)もレクイエムも、私はレヴィンの補作をベストと思ってきたのだ。最近では、これまた魅力的なニ短調のピアノ三重奏曲K.442の補作もあった。このディスクにもレヴィン補作によるソナタの断章が3曲入っているが、リリー・クラウスのモノラル録音の頃から知っているト短調K.312の補作版など、見事なものだ。 それでも贅沢な不満であることを承知の上で、ごく僅かな瑕瑾を述べれば、やや音楽が直線的過ぎると感じる局面があること。たとえばイ短調K.310の終楽章(プレスト)は申し分ないが、第1楽章(アレグロ・マエストーソ)、第2楽章(アンダンテ・カンタービレ)は私の感覚では速すぎる。こういう所ではベズイデンホウトの「たおやかさ」が懐かしい。逆にもともと「バロック的」なハ短調K.457やヘ長調K.533/494は文句のつけようもないけど。イ長調K.331、第1楽章の変奏装飾も、別のところで誉めたオルリ・シャハムがあまりに素晴らしかったので、レヴィンのは少し過剰に感じる。もちろんリピートは楽譜指定通り、すべて実施。

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