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プッチーニ (1858-1924)

DVD 『マノン・レスコー』全曲 フリードリヒ演出、シノーポリ&コヴェント・ガーデン王立歌劇場、テ・カナワ、ドミンゴ、他(1983 ステレオ)(日本語字幕付)

『マノン・レスコー』全曲 フリードリヒ演出、シノーポリ&コヴェント・ガーデン王立歌劇場、テ・カナワ、ドミンゴ、他(1983 ステレオ)(日本語字幕付)

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    ミュンシュ  |  神奈川県  |  不明  |  2013年06月11日

    このロイヤル・オペラハウスにおけるプッチーニ「マノン・レスコー」、演出はゲッツ・フリードリッヒ、マノン役はキリ・テ・カナワ、騎士デ・グリュー役はプラシド・ドミンゴ、マノンの兄はトーマス・アレンが演じる。そして指揮は故シノーポリである。極めて質の高い「マノン・レスコー」である。キリ・テ・カナワがマノンになりきっている。特に第四幕、アメリカの荒野でデ・グリューの腕の中で死んでいくマノンとデ・グリューの嘆きの場面は、真実に満ち満ちている。絶品。ドミンゴの騎士デ・グリュー役は、これは聴く前から想像できるような充実ぶり。特に、第三幕で、マノンにつれそってアメリカへ行こうと決心し、船に乗せてくれるように船員に懇願する場面の生々しさに圧巻される。シノーポリの指揮は悪くいえば神経質、よく言えば繊細このうえない。何故あのように早く天に召されたのかがわかる気がする。

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  • ★★★★☆ 

    西荻椿山  |  東京都  |  不明  |  2013年02月19日

    旧世代の本曲の舞台映像は本盤と80年レヴァイン/メトロポリタン歌劇場盤です。後者はパッケージを見ただけで中身を拝見したことはないのですが、映像としてはこちらのほうがいいのではと思います。それはタイトルロール(10代の乙女)を演じる歌手の容姿によります。鬼も18、番茶も出花という句がありますが、じゃがいもちゃんも加齢してはちと見るにはつらいものがあります(しかし、歌唱は一日の長があるかもしれません)。Tはどちらもドミンゴで本盤の方が後ですが、男性は老けるのがゆっくりだし、題名からして従でしょう。指揮はシノーポリで出てきたときからうけてます。このもじゃもじゃで銀縁眼鏡をちょこんとかけた風貌、見るからに何かおもろいことやってくれそうです。オペラには悠揚迫らない方よりこういう方のほうが似合います。そしてイラチな棒振りが刺激的でプッチーニにぴったりな感じです。さて、第1幕は若者の好色爺に対する恋の勝利です。学生エドモンドをやってる方がいい。名前も知らないのだが同じコヴェントガーデンのホフマン物語にも出ていました。座付のTなんているのでしょうか。オペラには伝令とか案内とかチョイ役のTがでてくることがあります。こういう主役をはれないTてどのような心境なのでしょう。それを気振りもみせないで気持ちよく青春の雰囲気を盛り上げてくれています。青春とは我らの名前、踊り、乾杯、バカ騒ぎなのだ。主役のT、愛、そりゃ悲劇かい喜劇かいで奥手です。声がよく出ていて若々しさをだすのに成功しています。それが、SのManon Lescaut mi ciamoの一言だけで恋におちいります。Sのほうも憎からず思う。つまり二人は一目惚れなのだが、ティーンエージャーではない歌手二人が眼の輝きでそれをうまく表現しています。好きなものを見るときは目が煌めくものなのだ。誰だってふりかえって一番人を純粋に好きだったと考えるのは初恋ではないでしょうか。その気持ちを沸き立つような青春の息吹とともに思い出させてくれるのがこのオペラの取り柄です。二人はエドモンドの機転で、好色爺の裏をかき手に手をとってパリへ逃げていきましたとさ、めでたし、めでたし。金髪や黒髪の娘さんよのメロディーが楽しく耳に残ります、おしまい。え、第2幕、第3幕・・・は?この爺さん、先は観ないんですね。相思相愛、経済や親族などもこの上なく恵まれた状態でも、結ばれた二人が残念な結末をむかえることがあります。ましてやこれは貧乏な二人でイタリアオペラですから。実人生でさんざん見聞した後では恋に夢中のほんわかした気分で幕引きしたいのです。

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  • ★★★★★ 

    静流  |  福岡県  |  不明  |  2010年08月28日

    キリ・テ・カナワと言えば、主にモーツァルトやシュトラウスのヒロインで活躍していた、という印象だったのですが、このディスクでは、ヴェリズモのプッチーニのヒロインを見事に演じきっています。ジャケットの写真は最終幕のものですが、その中でもマノンが一人残させて歌うアリア、「独り寂しく捨てられて」は圧巻です。

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  • ★★★★☆ 

     |  広島県  |  不明  |  2009年09月19日

    みなさんいずれも絶賛していらっしゃるので書きにくいのですが、台本はいかにも歌うために書かれたという感を否めず、随所に無理や破たんがあるように思う。それが気にならないのであれば、ドミンゴのアリアもテ・カナワのアリアもともに美しく歌いあげられており、聴きどころは多い。フリードリヒの演出は意外にオーソドックスだが見ごたえはあるし、シノーポリの音楽も実に見事だ。ただし、1983年製作ということもあり、音質はやや劣るし、映像は鮮明ではあるものの、褪色したような色合いであり、この点での古さは免れない。

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  • ★★★★★ 

    kazu  |  東京  |  不明  |  2008年04月12日

    絶頂期のドミンゴとテ・カナワ、とにかく最高!の出来で素晴らしい「マノン・レスコー」のDVDだ。他に何も言うことは無い。

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  • ★★★★★ 

    ito  |  横浜  |  不明  |  2008年03月23日

    ドミンゴの最高の歌唱に、テ・カナワの歌も見事。そしてシノーポリの指揮も流石。とにかく惚れ惚れするほどドミンゴが素晴らしい。「マノン・レスコー」の最高のディスクの一つだろう。ただ、ワーナーは日本盤も輸入盤も音質の良くないものが多い。当盤もその一つ。2人の最高の歌唱が聴けるだけに残念でならない。

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  • ★★★★★ 

    天然芝  |  秋田県  |  不明  |  2006年12月29日

    LD時代とは別物のように映像・音声とも改善されたのが嬉しい。キリとドミンゴも最良の時期の演唱であり第2幕のマノンのアリア、第3幕のデ・グリューのアリアは素晴らしい。常に聴き手を挑発するようなシノーポリの指揮にオケもよく答えているし、左翼的なアプローチもちらつかせながら、敢えてオーソドックスな路線を選んだフリードリヒの演出や華麗な舞台も成功しているといえるだろう。CD一枚分の価格でこの映像が手に入るのは大変にありがたい。

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  • ★★★★★ 

    S,A  |  東京都  |  不明  |  2006年07月26日

    現在、DVDでは日本で手に入る最高の「マノン・レスコー」であることは間違いないでしょう。 3幕目にドミンゴが半狂乱になりながらも、アメリカ行きの船に乗せてもらうシーンで早くも感激の涙。4幕はドミンゴ・カナワがこれ以上はありえない名演を見せている。 この盤を見てしまうと他の盤を見る気がしなくなるほどの傑作である。

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  • ★★★★★ 

    ほそかわ  |  埼玉県  |  不明  |  2006年05月31日

    デ・グリューのドミンゴ、マノンのキリ・テ・カナワとも、歌よし、姿よし、演技よし。二人を中心に迫真のドラマが展開される。特に、第4幕は、凄い。 映像・舞台・衣装も文句なし。その全体をリードしているのは、シノーポリ。彼の指揮は、この曲の意味を細部まで描きつくしている。

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