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Manon Lescaut : Friedrich, Sinopoli / Royal Opera House, Te Kanawa, Domingo, Allen, etc (1983 Stereo)

Puccini (1858-1924)

User Review :5.0
(9)

Item Details

Genre
:
Catalogue Number
:
OA1342D
Number of Discs
:
1
Aspect
:
Normal
Color
:
Colour
Format
:
DVD
Other
:
Import

Product Description


テ・カナワ、ドミンゴ、アレンら豪華キャスト! シノーポリの英国オペラ・デビュー公演

主人公の騎士デ・グリューとその恋人マノンの運命と悲劇を描いたプッチーニの歌劇『マノン・レスコー』が1893年にトリノで初演されてから90年後の1983年、コヴェント・ガーデン王立歌劇場でこの演目を手掛けたのは演出家のゲッツ・フリードリヒと、この上演がイギリスのオペラ界へのデビューとなったジュゼッペ・シノーポリでした。そして、この歌劇を知り尽くした3人の歌手たち、キリ・テ・カナワ、プラシド・ドミンゴ、トーマス・アレンが登場、なかでもキリ・テ・カナワの熱唱とプラシド・ドミンゴのロマンティックな歌唱は高く評価されました。上演から40年近くを経た現在でも、この完成度の高い舞台は色褪せることがありません。

「プラシド・ドミンゴのデ・グリューの見事な歌唱は驚きの連続だった」〜ザ・スペクテーター(輸入元情報)

【収録情報】
● プッチーニ:歌劇『マノン・レスコー』全曲


 マノン・レスコー…キリ・テ・カナワ(ソプラノ)
 シュヴァリエ・デ・グリュー…プラシド・ドミンゴ(テノール)
 兄レスコー…トーマス・アレン(バリトン)
 ジェロント・ディ・ラヴォワール…フォーブス・ロビンソン(バス)
 エドモンド…ロビン・レガーテ(テノール)
 宿屋の主人…ジョージ・マクファーソン(バス)
 歌手…アンナ・クーパー(メゾ・ソプラノ)
 舞踏教師…ジョン・フライアット(テノール)
 街灯点灯夫…マーク・カーティス(テノール)
 射撃隊軍曹…ハンデル・トーマス(バス)
 船長…ロデリック・アール(バス)
 コヴェント・ガーデン王立歌劇場合唱団(合唱指揮:ジョン・マッカーシー)
 コヴェント・ガーデン王立歌劇場管弦楽団&合唱団
 ジュゼッペ・シノーポリ(指揮)

 演出:ゲッツ・フリードリヒ
 振付:ロマーニェ・グリゴーロヴァ
 舞台美術:ギュンター・シュナイダー=ジームセン
 衣装:アリウテー・メチース

 収録時期:1983年5月
 収録場所:ロンドン、コヴェント・ガーデン、ロイヤル・オペラ・ハウス(ライヴ)

 映像監督:ハンフリー・バートン
 収録時間:128分
 画面:カラー、4:3
 音声:PCMステレオ
 字幕:日本語・英語・フランス語・ドイツ語・イタリア語・スペイン語
 NTSC
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Comprehensive Evaluation

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このロイヤル・オペラハウスにおけるプッチ...

投稿日:2013/06/11 (火)

このロイヤル・オペラハウスにおけるプッチーニ「マノン・レスコー」、演出はゲッツ・フリードリッヒ、マノン役はキリ・テ・カナワ、騎士デ・グリュー役はプラシド・ドミンゴ、マノンの兄はトーマス・アレンが演じる。そして指揮は故シノーポリである。極めて質の高い「マノン・レスコー」である。キリ・テ・カナワがマノンになりきっている。特に第四幕、アメリカの荒野でデ・グリューの腕の中で死んでいくマノンとデ・グリューの嘆きの場面は、真実に満ち満ちている。絶品。ドミンゴの騎士デ・グリュー役は、これは聴く前から想像できるような充実ぶり。特に、第三幕で、マノンにつれそってアメリカへ行こうと決心し、船に乗せてくれるように船員に懇願する場面の生々しさに圧巻される。シノーポリの指揮は悪くいえば神経質、よく言えば繊細このうえない。何故あのように早く天に召されたのかがわかる気がする。

ミュンシュ さん | 神奈川県 | 不明

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旧世代の本曲の舞台映像は本盤と80年レヴァ...

投稿日:2013/02/19 (火)

旧世代の本曲の舞台映像は本盤と80年レヴァイン/メトロポリタン歌劇場盤です。後者はパッケージを見ただけで中身を拝見したことはないのですが、映像としてはこちらのほうがいいのではと思います。それはタイトルロール(10代の乙女)を演じる歌手の容姿によります。鬼も18、番茶も出花という句がありますが、じゃがいもちゃんも加齢してはちと見るにはつらいものがあります(しかし、歌唱は一日の長があるかもしれません)。Tはどちらもドミンゴで本盤の方が後ですが、男性は老けるのがゆっくりだし、題名からして従でしょう。指揮はシノーポリで出てきたときからうけてます。このもじゃもじゃで銀縁眼鏡をちょこんとかけた風貌、見るからに何かおもろいことやってくれそうです。オペラには悠揚迫らない方よりこういう方のほうが似合います。そしてイラチな棒振りが刺激的でプッチーニにぴったりな感じです。さて、第1幕は若者の好色爺に対する恋の勝利です。学生エドモンドをやってる方がいい。名前も知らないのだが同じコヴェントガーデンのホフマン物語にも出ていました。座付のTなんているのでしょうか。オペラには伝令とか案内とかチョイ役のTがでてくることがあります。こういう主役をはれないTてどのような心境なのでしょう。それを気振りもみせないで気持ちよく青春の雰囲気を盛り上げてくれています。青春とは我らの名前、踊り、乾杯、バカ騒ぎなのだ。主役のT、愛、そりゃ悲劇かい喜劇かいで奥手です。声がよく出ていて若々しさをだすのに成功しています。それが、SのManon Lescaut mi ciamoの一言だけで恋におちいります。Sのほうも憎からず思う。つまり二人は一目惚れなのだが、ティーンエージャーではない歌手二人が眼の輝きでそれをうまく表現しています。好きなものを見るときは目が煌めくものなのだ。誰だってふりかえって一番人を純粋に好きだったと考えるのは初恋ではないでしょうか。その気持ちを沸き立つような青春の息吹とともに思い出させてくれるのがこのオペラの取り柄です。二人はエドモンドの機転で、好色爺の裏をかき手に手をとってパリへ逃げていきましたとさ、めでたし、めでたし。金髪や黒髪の娘さんよのメロディーが楽しく耳に残ります、おしまい。え、第2幕、第3幕・・・は?この爺さん、先は観ないんですね。相思相愛、経済や親族などもこの上なく恵まれた状態でも、結ばれた二人が残念な結末をむかえることがあります。ましてやこれは貧乏な二人でイタリアオペラですから。実人生でさんざん見聞した後では恋に夢中のほんわかした気分で幕引きしたいのです。

西荻椿山 さん | 東京都 | 不明

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キリ・テ・カナワと言えば、主にモーツァル...

投稿日:2010/08/28 (土)

キリ・テ・カナワと言えば、主にモーツァルトやシュトラウスのヒロインで活躍していた、という印象だったのですが、このディスクでは、ヴェリズモのプッチーニのヒロインを見事に演じきっています。ジャケットの写真は最終幕のものですが、その中でもマノンが一人残させて歌うアリア、「独り寂しく捨てられて」は圧巻です。

静流 さん | 福岡県 | 不明

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