交響曲全集 アントネッロ・マナコルダ&カンマーアカデミー・ポツダム(3CD)
商品ユーザレビュー
-
(0 件)
-
(1 件)
-
(0 件)
-
(0 件)
-
(0 件)
検索結果:1件中1件から1件まで表示
-
京都のタケさん | 京都府 | 不明 | 2021年08月13日
これは、聴くに値する実に新鮮な響きの、メンデルスゾーンです。 カンマー・アカデミー・ポツダムは、室内オーケストラですが、最近の流行りなんでしょうか? 総勢でも、33人と少数精鋭で、この録音では、Vn6、Vla3、vc3cb1か3という少なさです。 最初、木管楽器がよく聞こえるので、そういうバランスにしているのかと思ったら、これが、自然なバランスだったんですね。 それでも、弦楽器は、精鋭ぞろいのようで、この少人数でも、ガッチリとした響きを作っています。 そこに、抑え気味の木管楽器と、古楽器使用のブラスが加わります。 すばらしいのは、その一体感。 演奏家の能力も、ますます上がっているんでしょう。 ピッチがぴったり合っているので、弦、管、打が、うまくミックスされた響きになっています。 その上、弦の間から、垣間見える管楽器の動きが、良くわかるというおまけ付き。 フル編成のオケに負けないくらいのマスの響きと、室内楽的な繊細な内声部などの音の動きが両立しています。 メンデルスゾーンの交響曲が好きとか、飽きるくらい聴いている人こそ、聴いてみてほしいです。4人の方が、このレビューに「共感」しています。
このレビューに 共感する
検索結果:1件中1件から1件まで表示