『ローエングリン』全曲 カイルベルト&バイロイト、ヴィントガッセン、スティーバー、ヴァルナイ、他(1953 モノラル)(3CD)
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eroicka | 不明 | 不明 | 2012年10月24日
ローエングリンを語る上ではずせないバイロイトライヴの名盤。カイルベルトが遅いテンポを基本に、楽劇のような威容を感じさせる劇的な表現を聴かせる。もう少しステレオ技術実用化が早ければ、テスタメントから出ているカイルベルトの指輪など同様、ステレオ録音で楽しめたかも知れない。最近のバイロイトに比べれば、この当時の歌手陣は過不足ないが、特にヴィントガッセンは品位と輝かしさを備え、ヴァルナイも凄みのある表現だ。2人の方が、このレビューに「共感」しています。
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Flandre | 東京都 | 不明 | 2009年05月26日
これは廃盤らしいテルデック盤への感想。53年のヴィントガッセンの声は若々しく美しい。凄味を利かせたヴァルナイのオルトルート、威厳と気品に満ちたグラインドルの国王とともに非常に魅力的である。ウーデは声が今ひとつ通らない。スティーバーの起用は疑問。特にヴァルナイと並ぶと、声量が落ちるし、ドイツ語も不明瞭で苦しい。一方、カイルベルトはさすが。手堅いだけの指揮ではない。なお、バイロイト録音特有のソフトフォーカスでモゴモゴした音がこの演奏ではかなり気になる。リマスターで多少とも改善できるのか?0人の方が、このレビューに「共感」しています。
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