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バッハ(1685-1750)

CD マタイ受難曲 ステファン・マクラウド&リ・アンジェリ・ジュネーヴ、ヴェルナー・ギューラ、ブノワ・アルノー、他(2CD)

マタイ受難曲 ステファン・マクラウド&リ・アンジェリ・ジュネーヴ、ヴェルナー・ギューラ、ブノワ・アルノー、他(2CD)

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    マスター・ヘルシー  |  岡山県  |  不明  |  2023年01月11日

     マタイ受難曲はかつては取っつきにくくて、何故この曲が人類史上に挙がる神曲なのかと理解に苦しんでいたが、最近では名盤を聴く機会が増えていき、この曲の良さが少しずつ分かってきたこの頃である。この曲の名盤と言えば、ゲヒンガー・カントライ&ラーデマン盤、ピグマリオン&ピション盤、バッハ財団管弦楽団&ルッツ盤、ベルリン古楽アカデミー&RIAS室内合唱団&ヤーコプス盤等だった。  今回のリ・アンジェリ・ジュネーヴ&マクラウド盤は残念ながら前述の名盤に並び連なるレベルには至らなかった。正確無比なオーケストラと合唱団であり、レベルが高いことには間違い無いが、彼等の演奏だったら他の演奏家でも再現可能な演奏であり、聴き入るようなオリジナリティは感じられなかった。確かに部分部分では彼等ならではの音が聞き入れたが、曲全体に至るまでの個性が感じられず、途中で聴くのが退屈になってしまう始末だった。どれだけ凄腕のソリストを揃えようともやはり指揮者の手腕で演奏全体の善し悪しが決まるのだと改めて思い出させてくれた盤でもあった。  ある偉大な指揮者は言ってた。「曲が退屈だからではない。演奏が退屈だからだ。全ての責任は演奏家であり、曲自体は一切無い」マタイ受難曲は神曲であることは間違い無い。ただ、それに見合う演奏家が居なくて曲の真価を伝えるに値していなかった。  尚、これは筆者の主観であり、他の方々が聴いたらそれに限らないかもしれない。ただ、自分にとっては聴き惚れるような演奏では無かっただけだ。

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