交響曲第5番 メータ&ニューヨーク・フィル
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ほんず内閣総理大臣 | 北海道 | 不明 | 2012年08月09日
ずいぶんと高い評価の方が多いようです。久しぶりに聴きまして、私個人としては、特別いい演奏だとは思いませんでした。オーケストラは優秀ですし、進行も手の内に入ったもので順調ですが、何と言えばいいんですかねぇ、起承転結のドラマとしても、音響美に勝負をかけたショーとしても、中途半端な気がして仕方がないなあ。メータのマーラー、録音はいっぱいあるのだけれど傑作は僅少。思い入れや取り組み方の真摯さなんかが足りないのかな。トータル、「普通」がいいとこ。録音は優秀です。0人の方が、このレビューに「共感」しています。
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和尚 | 宮崎県 | 不明 | 2009年10月03日
この演奏は、余裕綽々ゆえに好みが分かれるでしょう。私の最高のメータ第五は、1979年頃FMで聞いたルチエルン音楽祭のイスラエル・フィルとのクンストハウスでのライブです。ぜひ復刻してほしいものです。数日違いのベルリンでの演奏はだめでしたが。当時は、メーターになぜか勢いがあり、次に何が起こるかわからない、「新鮮な挑戦」がありました。そのよすががロス・フィル録音に残されていますが、少し力不足です。1970年代にメーターを好きなった者として、ニューヨークフィル時代は「円熟」ではなく、要領よくまとめる術を覚えた「マンネリ」に聞こえます。このCDも瑕疵のない完璧な演奏ですが、それで彼が何を伝えたいのか。それがはっきりしない。オケの技術は素晴らしいですが、マーラーを重役の乗るクラウンに乗ったような落ち着きで演奏されてもマーラーとちょっと違うような気がしました。同じ排気量のスポーツセダンで運転してほしかったですね。つくづく歳の取り方は難しいと思います。1人の方が、このレビューに「共感」しています。
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