生涯未婚時代 イースト新書

永田夏来

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784781650906
ISBN 10 : 4781650902
フォーマット
発行年月
2017年08月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
199p;18

内容詳細

かつて日本は「皆婚社会」だったが、生涯未婚率の最新調査では、男性23.4%、女性14.1%と過去最高の数字に上った。2030年には男性の3人に1人、女性の4人の1人が占めるという予測もある。しかし、生涯未婚時代とは単に「結婚しない中高年の増加」のことではない。「結婚を人生設計に組み込まない若者の登場」のことでもある。「結婚、出産を経て配偶者と添い遂げる」という生き方や「正社員となって定年まで働く」という人生設計が社会で共有できなくなった時代に、家族社会学の視点から改めて結婚という選択肢を再考する。

目次 : 第1章 生涯未婚時代とは何か/ 第2章 生涯未婚時代は男性をくじいている/ 第3章 社会が変わっても「結婚」が変わらない理由/ 第4章 生涯未婚時代を生き抜く処方箋/ 第5章 生涯未婚時代から未婚者包摂社会へ/ 第6章 他者と交わるということ―生涯未婚時代の課題

【著者紹介】
永田夏来 : 1973年長崎県出身。2004年に早稲田大学で博士(人間科学)を取得。現職は兵庫教育大学大学院学校教育研究科助教。専門は家族社会学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • ♪みどりpiyopiyo♪ さん

    『結婚する人生も、しない人生も、同じぐらい尊い』 近年は生涯未婚率が急上昇。「結婚、出産を経て配偶者と添い遂げる」「正社員として定年まで働く」という『昭和の人生すごろく』的人生設計が社会で共有できなくなった時代に、家族社会学の視点から結婚という選択肢を再考する。■面白かった♪ 未婚者や 結婚を想定しない若者の話だけでなく、それらを手掛かりに結婚や家族について考察しています。他者と交わる事、人として成熟する事。社会的包摂。■従来の議論を参照しつつ、最新の知見が紹介されています。(2017年)(→続

  • Die-Go さん

    未婚を通す男女の増加について語る。漫画やアニメ、ドラマなどの事例が多々取り上げられていて、筆者のサブカル趣味が窺える。読みやすくてよかった。★★★★☆

  • うさうさ さん

    未婚を通す男女の増加について漫画やドラマの傾向からの分析もありとても分かりやすく面白かった。 既婚者が結婚の損得を感じるのは分かるけど、未婚の若者が結婚のコスパとかトータルで損をするというような発想をするのは、ちょっと信じがたいけどこれが現実なのかね。

  • 黒猫 さん

    あまり印象に残るものは正直ありませんでした。どの章も他書から引用されているものばかりで著者が何を主張されているのかがボヤけてしまったのかもしれません。未婚や高齢化はすでに語り尽くされ過ぎてしまい、目新しい話題でもなくなってきているのは読んで感じました。結婚したら幸せか?結婚しなくても幸せな人もいるのだろうし、結局は人の価値観次第なんだろうなぁ。というありきたりな感想に落ち着きました。

  • はじめさん さん

    我がバイブル、武者小路実篤は「友情」のはじめに、結婚する者も万歳、しない者も万歳と寄せている。本書は2017年と直近なので、いまの未婚化ご時世を「逃げ恥」「結婚できない男」といったメディア作品を例に出して解説。/ 同じレベルの年齢や容姿、学歴や年収で結婚する「同類婚」、男女ともにハイスペ結婚相手を求める「上昇婚」志向。彼女や友達がいても非リア充と思う若者。理想は週末の梅田にいる男女混合グループにいるような姿。結婚をコスパで考える。/ 精子卵子提供後AIがベストな子供配合、機械が産んで社会が育てるデストピア

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