リベラルですが、何か? イースト新書

香山リカ

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784781650647
ISBN 10 : 4781650643
フォーマット
発行年月
2016年02月
日本
追加情報
:
236p;18

内容詳細

安保法制をめぐって日本中に論議が巻き起こった、二○一五年夏。それはまさにリベラルの存在意義が問われた季節でもあった。いまリベラルは何を考えればよいのか。右傾化する社会状況の源流を、八○年代“ニューアカ"“ポストモダン"まで辿り、リベラル派知識人にも責任があると、著者は喝破する。近年、アイヌ民族差別や在日韓国人へのヘイトスピーチ、そして安保法制に対する社会運動において、自らもデモなどに積極的に参加し関わってきた著者が、リベラルのゆくえを考察する一冊。今後のキーパーソンとなる湯浅誠氏、野間易通氏との特別対談も収録。


【著者紹介】
香山リカ : 1960年北海道生まれ。東京医科大学卒業。立教大学現代心理学科教授、精神科医。豊富な臨床経験を活かして、現代人の心の問題を中心にさまざまなメディアで発言を続けている。専門は精神病理学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • 魚京童! さん

    リベラルじゃなくて、私の話しかしない。リベラルという思想に至った過程みたいだけどリベラルがこの本からはわからないし、ただ自分の自慢しかしてないし。でも新書ってそういうものだと思うんだ。で、リベラルって何?

  • いろは さん

    この作品を読んで、著者である香山リカのことが少し嫌いになった。私は、安倍政権にも、デモにも、原発問題にも、格差問題などの様々な社会問題に対して興味関心がなく、上手く自分意見を言えないけれども、香山リカが発言したら、反発されたり、炎上という内容が大半で、私にはその話題は愚痴にしか思えなくて、こういう話題でも作品が書けるのだと悪い意味で感心したほどだった。香山リカは、自分の意見を何か言わずにはいられない人という印象を持ってしまった。未だに私は、リベラルや保守、左翼と右翼の違いが分からず、まだこれからのようだ。

  • 田中峰和 さん

    アイヌ問題で、ゴーマニズムの小林よしのりと論争し、ネトウヨからは始終攻撃を受けながらも主張を曲げない香山氏には敬服する。精神科医になった80年代以来、リベラル派を続けてきた香山は、安保法案可決直前、国会前でスピーチした島田雅彦や高橋源一郎に飽き足りなさを感じた。湾岸戦争のとき反対声明を出した文学者たちは、その後政治的な発言をなぜ控えてきたのか。安倍独裁を阻止できなかった責任を感じてきた著者。しばき隊の野間氏を対談に呼ぶなど、ネトウヨへの敵意を鮮明にし、排外デモの抗議活動に参加するなど行動の人でもある。

  • とくけんちょ さん

    タイトルほど、中身の主張は強くない。私はこうしてます。誰それもこう言って、こうしてます。だから、私、間違ってないでしょ、と。なにか読み手から承認を得たくて、この本を出したような感じを受ける。余裕ある人がつまみ食いして自己満足している感。そして、叩かれたら開き直る。その繰り返し。あまりこの本からは、真剣さは伝わってこなかった。

  • 鈴紺絣 さん

    私は無学なもので、リベラルという言葉の本当の意味がよく分からない。簡単にネット辞書検索みたいなのかけたら、リベラル→自由。自由主義的なこと。…う〜ん。その意味で言えば、私には香山さんは「リベラル」には見えない。香山さんの本はこの先二度と読まないだろう。

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香山リカ

1960年、北海道札幌市生まれ。東京医科大学在籍中から執筆活動を始める。同大学卒業後は精神科医として臨床に携わりながら、帝塚山学院大学教授、立教大学教授などを歴任。また現在に至るまで精神医学、政治、カルチャー等、幅広いジャンルで執筆活動を続け、多数の著書を刊行している。50代半ばから地域医療を志し、

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