電子投票と日本の選挙ガバナンス デジタル社会における投票権保障

河村和徳

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784766427653
ISBN 10 : 4766427653
フォーマット
発行年月
2021年09月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
239p;22

内容詳細

近年の投票環境の向上方策に関わってきた著者が、「なぜ日本で電子投票が拡がらないのか」を分析し、そのネックになっている「壁」をあぶり出す。効率化だけではなく、「投票権保障」の視点から選挙のDX推進を考える一冊。

目次 : 視界不良にある電子投票の未来/ 第1部 電子投票をめぐる日本の選挙ガバナンス環境(中央集権的な国における分散管理型の選挙管理―ICT活用の課題とどこが関連するのか/ 選挙民主主義の歴史と選挙の公正―郵便投票・指定病院等の不在者投票から垣間見えるもの/ 選管事務局職員のICT活用に対する姿勢―選管事務局職員はICT活用に消極的なのか/ ICT活用の足かせとなる情報セキュリティポリシー―自治体は有線至上主義に陥っているのではないか/ 電子投票に対する有権者の期待―電子投票化を望んでいる有権者はどの程度いるのか)/ 第2部 投票権保障の手段としての電子投票(投票弱者に対する投票権保障への注目―誰が有権者で、誰が投票弱者なのか/ 障がい者に対する投票権保障―総務省投票環境の向上方策等に関する研究会の議論を手がかりに/ 交通弱者に対する投票支援―誰もが投票弱者になる可能性を意識して/ 海外在留邦人に対する投票権保障―在外選挙におけるインターネット投票の実証実験を意識して)/ 行政効率重視から投票権保障重視へ―求められる視座の転換

【著者紹介】
河村和徳 : 東北大学大学院情報科学研究科准教授。1971年静岡県生まれ。慶應義塾大学大学院法学研究科博士課程単位取得退学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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