金融政策の「誤解」 “壮大な実験”の成果と限界

早川英男

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784766423563
ISBN 10 : 4766423569
フォーマット
発行年月
2016年07月
日本
追加情報
:
288p;20

内容詳細

緩和一辺倒の政策手段からいかに脱却するか。日銀きっての論客といわれた筆者が、日銀を退職後、ついに沈黙を破って持論を開陳する注目の書!日銀は何ができて、何ができないのか。

目次 : 序章 QQEの実験から見えてきたもの/ 第1章 非伝統的金融政策:私論/ 第2章 QQEの成果と誤算/ 第3章 「リフレ派」の錯誤/ 第4章 デフレ・マインドとの闘い/ 第5章 「出口」をどう探るか

【著者紹介】
早川英男 : 1954年生まれ。77年東京大学経済学部卒業、日本銀行入行。83‐85年プリンストン大学大学院留学(MA取得)。2001年日本銀行調査統計局長。07年同行名古屋支店長。09年日本銀行理事を経て、2013年富士通総研経済研究所入所。現在、同研究所エグゼクティブ・フェロー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • KAZOO さん

    日銀出身のエコノミストの中では一番わかりやすい語り口です。白川元総裁や翁さんもかなりな論客でいらっしゃるのですがここまではっきりとはあまり言われてないような感じです。リフレ派の言っていることを論破して小気味いいくらいです。最後の方に書かれているのですが、「出口」戦略をどのようにしていくのかが今後の日銀の真価が問われることになるのではないかと思われます。

  • えちぜんや よーた さん

    金融政策の是非を論じる本であるが、行き着く先は社会保障(特に医療・介護)と働き方をどのように改革するか。その厳然とした事実に目を向けさせるために、切れ味抜群の専門知識で金融政策にまつわる「誤解」をときほぐしたと言える。短期戦として始まった異次元緩和が、2016年時点で長期の持久戦に変わりつつあることを説いているが、コロナショックによる日銀株支えと財政出動でもはや「出口」など存在しない感じがする。そのうちIMFが日本の金融・通貨当局を占領するような気がしてきた。75年前にGHQが日本を占領していたように。

  • おさむ さん

    日銀きってのわかりやすい語り口で知られていた早川氏。黒田総裁の下で展開された量的質的緩和政策をばっさり両断しています。そもそも短期決戦の政策だったのに、2%の物価目標にとらわれて、引き締めに方針転換できなかった。円安でも輸出は伸びず、企業は儲けても設備投資を増やさなかった。2013年4月の第1弾緩和を真珠湾攻撃、14年10月のハロウィン緩和をミッドウェー海戦になぞらえて失敗を指摘。待ち受けている出口戦略が日銀及び日本経済に大打撃を与えかねないと警鐘を鳴らしています。2016年度エコノミスト賞の良書でした。

  • koji さん

    平易な語り口ですが刺激的な書です。1度目はじっくり読み、2度目は不明な点を考えながら読んでも、まだ理解できない所が多々あります。明らかに私の勉強不足ですが、制約された時間の中で、ひとまず本を措くことにしました。最も疑問は、筆者の「デフレ脱却は、潜在成長率の低下とQQEの効果が半々」という主張。日銀、内閣府の統計の食い違いも含めて理解が及びませんでした。一方共感点は、QQEの出口戦略(成否はともかく)への言及、イノベーション不足及びメンバーシップ型雇用の是正を主張したこと。いつかどこかで再挑戦したい書です。

  • yo さん

    日銀がやってきた量的・質的金融緩和(QQE)の性質や効果を、その後のマイナス金利まで含めて検討する。全体として「QQEは短期決戦で終わらせなければならなかった」「今後はマイナス金利を中心に持久戦に持ち込む必要がある」「日銀はハロウィン緩和やマイナス金利導入の際にサプライズであることを意識しすぎて市場からの信頼を失ってしまったため、史上とのコミュニケーションを再建しなければならない」「出口を探る議論をしていないわけがないのだから内容を公開し議論すべき」といったかんじ。新聞などとは違う論調なので面白い。

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早川英男

1954年生まれ。77年東京大学経済学部卒業、日本銀行入行。83‐85年プリンストン大学大学院留学(MA取得)。2001年日本銀行調査統計局長。07年同行名古屋支店長。09年日本銀行理事を経て、2013年富士通総研経済研究所入所。現在、同研究所エグゼクティブ・フェロー(本データはこの書籍が刊行された

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