基本情報
内容詳細
強い日本農業に向け、改革への方途を示す!TPP参加を契機に日本農業の革新が叫ばれながら、いまだ改革の方向性は不透明のままだ。本書は、精緻で頑健な計量分析により、戦後の保護的農業政策の影響を明らかにし、今後の日本農業の近代化・合理化へ確かな根拠と筋道を示す。
目次 : 第1部 20世紀後半における日本の米生産構造(戦後日本農業の変遷、問題の設定、および分析手法/ 戦後日本農業における米作部門の生産技術構造(1)―トランスログ可変費用(VC)関数による分析/ 戦後日本農業における米作部門の生産技術構造(2)―トランスログ可変利潤(VP)関数による分析)/ 第2部 農業政策の効果と構造改革(米価支持政策の米作部門における構造改革への効果/ 減反政策の米作部門における構造改革への効果/ 投入財補助金政策の米作部門における構造改革への効果/ 公共の農業研究・開発および普及政策が米作部門の構造改革に及ぼす効果/ 要約と結論)
【著者紹介】
黒田誼 : 筑波大学名誉教授。1966年愛媛大学文理学部卒業、68年九州大学大学院農学研究科修士課程修了、70年同博士課程中途退学、75年スタンフォード大学大学院博士課程(食料経済学専攻)修了、Ph.D.in Applied Economics(応用経済学博士、スタンフォード大学)。1975〜76年国連食糧農業機関計量経済分析研究員、76〜77年全米経済研究所リサーチフェロー、78年1〜2月スタンフォード大学フーバー研究所リサーチフェロー、78年3月筑波大学社会工学系講師、87年同助教授、95年同教授、2006年定年退職(この間、1999〜2001年筑波大学社会工学類長、2001〜2003年筑波大学留学生センター長)、2006年九州産業大学経営学部教授、2010年国際東アジア研究センター客員研究員を兼務(ともに2013年退任)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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人物・団体紹介
黒田誼
筑波大学名誉教授。1966年愛媛大学文理学部卒業、68年九州大学大学院農学研究科修士課程修了、70年同博士課程中途退学、75年スタンフォード大学大学院博士課程(食糧経済学専攻)修了、Ph.D.in Applied Economics(応用経済学博士、スタンフォード大学)。1975〜76年国連食糧農業
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