読みたいことを、書けばいい。 人生が変わるシンプルな文章術

田中泰延

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784478107225
ISBN 10 : 447810722X
フォーマット
出版社
発行年月
2019年06月
日本
追加情報
:
272p;19

内容詳細

目次 : 序章 なんのために書いたか(書いたのに読んでもらえないあなたへ)/ 第1章 なにを書くのか―ブログやSNSで書いているあなたへ(文書と文章は違うことを知っておく/ ネットで読まれている文章の9割は「随筆」 ほか)/ 第2章 だれに書くのか―「読者を想定」しているあなたへ(ターゲットなど想定しなくていい/ だれかがもう書いているなら読み手でいよう ほか)/ 第3章 どう書くのか―「つまらない人間」のあなたへ(つまらない人間とは「自分の内面を語る人」/ 物書きは「調べる」が9割9分5厘6毛 ほか)/ 第4章 なぜ書くのか―生き方を変えたいあなたへ(書くことは世界を狭くすることだ/ 貨幣と言語は同じもの ほか)

【著者紹介】
田中泰延 : 1969年大阪生まれ。早稲田大学第二文学部卒。1993年株式会社電通入社。24年間コピーライター・CMプランナーとして活動。2016年に退職、「青年失業家」と自称しフリーランスとしてインターネット上で執筆活動を開始。映画・文学・音楽・美術・写真・就職など硬軟幅広いテーマの文章で読者の熱狂的な支持を得る。「明日のライターゼミ」講師。『読みたいことを、書けばいい。―人生が変わるシンプルな文章術』が初の著書(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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『読みたいことを、書けばいい。 』読んで...

投稿日:2021/06/27 (日)

『読みたいことを、書けばいい。 』読んでみたら、話しを聞いているみたいな素早い勢いで、すらすらと読めた。灰色のページの「文章術コラム1」が訪れるまでは、何となくラジオドラマを聞いているみたいな感覚で一気に文字が駆け巡った。自然と話しのうまさと本としての見やすさの工夫に引っ張られてゆく。ところどころに目にとまるまとまり。「事象と心象が交わるところに生まれる文章」と随筆を定義しては「人間は、事象を見聞きして、それに対して思ったこと考えたことを書きたいし、また読みたいのである。」と簡潔に綴る。集中力が途切れそうになったり、飽きそうになる少し手前に次の展開や仕掛けがあり、楽しみながら読み進めることが出来て、良く出来た構成である。「良い言葉を発すると、良い言葉は必ず自分を良いところへと連れてゆく。」と印象に残る良い言葉にも出会える本です。

seigo-hk さん | 長崎県 | 不明

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読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • 徒花 さん

    おもしろかった。元電通のコピーライター、CMプランナーとして活躍し、現在はコラム執筆などをしている著者による「文章の書き方」の本。とはいっても具体的なハウツーを教えることを目的としているわけではなくて、「そもそも文章を書くとはなにか」ということを自分自身に問いかけながら、なかばエッセーのような形でまとめた一冊となっている。思うのは、やっぱり文章を書く人は言葉にこだわるし、当たり前に使う言葉を疑ったり、調べる姿勢を崩さないということ。見た目よりも意外と役に立つ。

  • ノンケ女医長 さん

    こんなに素敵な本には、なかなか巡り合えない。言葉選びを、職業として長年やってこられた経験があるからだと分かっていても、作中に溢れるセンスと前向きさに鼓舞される。田中泰延(ひろのぶ)さんの言葉、文章、そして感性には、お金を払って今後も触れたい。そう思わせる魅力でいっぱい。孤独と、文章を書くことの意味。ああ、なんだか目から鱗が落ちてゆく。たくさん書いてきたからこそ、表現できる数々の揺らぎない自信に、圧倒される。ちょっと疲れたときにも、読みたい作品。「自分が書いて楽しい文章」。実に、素敵な表現で、膝を打つ。

  • かずぼん さん

    新しい本の形という印象が強い。本編は、紙面を贅沢に使って字が大きく、読みやすい。間にコラムのように挿入されている〜の書き方、や著者の記事10選や書くために読むといい本、などハウツーに近い内容のページがある。その部分は紙がグレーで字が小さめ。行間も詰めてある。そして、そこにバーコードが印刷されており、そこに遷都することでさらに世界が広がるという仕組みである。物書きを目指している訳ではないが、文章を必要に応じて書くこともあるので、個々に書かれていることは参考になる。物書きは「調べる」が.9956が最も印象的。

  • つっちー さん

    文書ではなく、文章を書くことの心構えを解説した本。 軽い感じで、ユーモアを交えながらの解説が楽しく、クスッとしてしまうことも多々あった。 読んでで感じたのは、著者自身が文章を書くことに非常に誠実であること。言葉の定義づけから、資料の調査まで、かなりのストロングスタイルで、文章を書かれていることがうかがわれる。 自分が読みたい文章を書くということは、ごまかしが通用しないことでもあるのかなぁ。 読メで感想を書く時には、著者と同じような心構えを持って書いていきたい。

  • Tenouji さん

    この書を読んで、大事な事を伝えるには、技術を教えて大事な事は自分で気づいてもらうか、言葉にできない大事な事を言葉を尽くして伝えるか、どちらかしかない、と気づいた。この本は、もちろん後者ですw。あと、今の時代は「自分の正しさが突然怪しくなった時代」なんだと、理解しました。

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人物・団体紹介

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田中泰延

ライター。1969年大阪生まれ。早稲田大学第二文学部卒。1993年株式会社電通入社。24年間コピーライター・CMプランナーとして勤務。2016年退職、「青年失業家」を自称し、ライターとしての活動を開始。2019年、初の著書『読みたいことを、書けばいい。』(ダイヤモンド社)を刊行。2020年、出版社・

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