ボクたちに殺されるいのち 14歳の世渡り術

小林照幸

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784309616650
ISBN 10 : 4309616658
フォーマット
出版社
発行年月
2010年11月
日本
追加情報
:
224

内容詳細

ペットの命は人間の命よりも軽いのか。年間28万匹の犬猫が飼い主たちの都合で殺されている。ペットについて私たちの責任も含めて考えるための書。今こそ「いやされる」「かわいい」の裏側に目を向けよう。

【著者紹介】
小林照幸 : 1968年長野県生まれ。ノンフィクション作家。明治薬科大学在学中の1992年、奄美・沖縄に生息するハブの血清造りに心血を注いだ医学者を描いた『毒蛇』(TBSブリタニカ・文春文庫)で第1回開高健賞奨励賞を受賞。1999年、終戦直後から佐渡でトキの保護に取り組んだ人々を描いた『朱鷺(トキ)の遺言』(中央公論新社・中公文庫)で第30回大宅壮一ノンフィクション賞を当時、同賞史上最年少で受賞。信州大学経済学部卒(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • Aya Murakami さん

    医者になりたい君への裏紹介 。図書館本。 ペットの殺処分に限らず、普段食べているお肉のために殺される家畜さんたち、捨てられた末に病死餓死していく犬猫たち。仮に生き残ったとしても害獣として生態系に悪影響を与えてしまう元ペットたち。人間どもの悪行の数々にはため息が出ますね。 後、中国の犬肉についても言及されていた。犬肉文化のおかげで野良犬がいないのだとか…。じつは犬肉にかんしてはいつか食べてみたいと思っていたところです。ちなみに台湾では同じ理由でカラスがいないのだとか。

  • ゆみきーにゃ さん

    《図書館》最後に書かれている著者の提案はすごく勉強になりました。命の尊さと向き合える一冊でした。世界中の動物が幸せに暮らせる世界になりますように。

  • たまきら さん

    いやはや、もちろん母が説明をしましたが、娘さんがここまで食いつくとは思いませんでした。付箋だらけです。特にドリームボックスについてはその本を探してほしいとのこと。ううむ。とにかく非常に簡潔に、そして系列だてて内容が整理されていて読みやすく、しかも内容が濃い!感情を込めつつも押し付けがましくなく、「こういう問題があって僕は本当に何かすべきだと思ってる。君はどう思う?」というスタンスです。動物を「買い」たいと思っているお子さんがいる家庭にぜひまずはお勧めしたい本です。

  • kinkin さん

    本書に書かれていたこと。「身近な犬や猫すら満足に飼育できているといえない日本人がやれ自然保護だ、地球温暖化を防止しなければ、などと語る資格は果たしてあるのだろうか?」現在はドリームボックスという美しい名前の設備で二酸化炭素をつかって殺処分をおこなっているという。旧ナチスドイツの収容所と同じ事が動物に対して行われている現実から目を背けてはいけないと感じた。

  • angelooo7 さん

    ペットは、なぜ物なのか?お金で買われ、手に負えなくなったら処分。動物愛護と言うことで、人々の意識も昔と比べるとマシになってきたみたい。殺処分を例に考えると、最初は、バットやこん棒での撲殺を行っていたが、だんだんと薬品を混ぜたエサでの毒殺に変わり、最近はドリームボックスというガス室で窒息死させる方法が主流らしい。いかに殺す側の人間の心が深く傷つかずにすますかという配慮が見て取れる。どう転んでも胸糞悪い話だ。犬を食べる文化のある中国では、日本のように野良犬捨て犬はいないという話は、違った視点を得た気がした。

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小林照幸

1968(昭和43)年、長野県生まれ。作家。明治薬科大学在学中の1992(平成4)年、奄美・沖縄に生息するハブの血清造りに心血を注いだ医学者を描いた『毒蛇』(TBSブリタニカ・文春文庫)で第1回開高健賞奨励賞を受賞。1999(平成11)年、終戦直後から佐渡でトキの保護に取り組んだ在野の人々を描いた『

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