情報隠蔽国家 河出文庫

青木理

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784309418490
ISBN 10 : 430941849X
フォーマット
出版社
発行年月
2021年10月
日本
追加情報
:
293p;15

内容詳細

現役自衛官が告発する日米同盟の闇、公安調査庁調査官が暴露したスパイ活動の実態から、公文書改竄、学術会議任命拒否という「異端狩り」、デジタル庁による監視全能化、非人間的な入管行政と隠蔽、そして人命無視のコロナ対策まで、安倍・菅政権に通底する権力私物化と市民抑圧の全容を白日の下に晒す衝撃のノンフィクション。二〇二一年までの論考を増補した決定版。

目次 : 第1章 日米同盟の暗部と葬り去られた国家機密―現役自衛官が実名告発/ 第2章 「私が従事してきた謀略活動と共産党監視」―元・公安調査官が実名告発/ 第3章 抵抗の拠点から/ 第4章 共謀罪と公安警察と前川スキャンダル/ 第5章 警察の犯罪/ 第6章 刑事司法の闇―飯塚事件をめぐる重大な疑惑/ 第7章 カウンター・ジャーナリズム/ 第8章 「情報隠蔽国家」に立ち向かえ―保阪正康氏との対話/ 第9章 瓦礫に積む言葉/ おわりの言葉にかえて―単行本版のあとがき/ 「情報隠蔽国家」という預言と現在―文庫版あとがきにかえて

【著者紹介】
青木理 : 1966年生まれ。共同通信記者を経て、フリーのジャーナリスト、ノンフィクション作家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • Ayana さん

    権力とはこんなにも人を魅了する。しかし、その魅力をわかった上で、抗う力や勇気を持つことが政治や行政においては最も大事なことではないか。あの前文部科学事務次官には勇気があったんだと思う。他にも勇気のある人はいるけれども、行政の中枢は権力の吸引力に負けっぱなしの人たちもたくさんのさばっている。飯塚事件の情報に触れるたび、頭に血が上るほどの怒りを覚える。こんなこと許されない。

  • イガラシ さん

    サンデー毎日に掲載されたもので、情報隠蔽だけでなく改竄したり破棄してしまったりするのはひどすぎると言わざるを得ないと思いました。権力を私物化するとここまでひどくなってしまうし、後の人たちが今の時代を振り返るときに正しい情報を得ることができないだろうと思うと、しっかりとしたルール作りが必要だと思いました。

  • どさんこ さん

    安倍政権になってから生じた数々の不祥事は、何一つ解決されておらず、時間の経過と共に忘れ去られようとしている。そして、自分の腹立たしさも次第に鎮静化してしまう。このような本を読むことにより、しばしば再確認しておく事が必要だ❗️歴史を知るということは、そう言うことなのだ。

  • G3 さん

    何十年後か、日本の歴史年表には空白の年月ができてしまわないだろうか? 少なくとも、改竄された統計データは戻って来ない。 改竄され、隠蔽された歴史しか残らぬようなくになのか?この日本は? そうならないためにも、各所に書かれたこの本が単行本化され、文庫化された意義は大きい。 政権交代と情報公開、その必要性を強く感じる。 何十年後かの我が国の歴史書の年表が、黒塗りされたままにならぬ事を切に願う。

  • haiyeyu さん

    サンデー毎日の連載をまとめたものの文庫化。自分が歳をとったせいなのか、そうだこんな事もあったという事ばかり増えていく。バカ負け狙いのジャブを延々食らい続けてもうそれが致命傷なのかも分からない。 2017年に沖縄県の講演で壇上から現場に居た地方紙の記者に向かって「中国が琉球を乗っ取ったら、○○さんの娘さんは中国人の慰み者になります」と言った某作家は今でも元気に発信を続けている。

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青木理

1966年生まれ。共同通信記者を経て、フリーのジャーナリスト、ノンフィクション作家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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