福島第一原発収束作業日記 3・11からの700日間

ハッピー

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784309246369
ISBN 10 : 4309246362
フォーマット
出版社
発行年月
2013年10月
日本
追加情報
:
254p;19

内容詳細

汚染水問題、東電の工程表の欺瞞……今起きていることは全て予見されていた。3.11から綴られた福島第一原発作業員による日記。

【著者紹介】
ハッピー : 20年近くのキャリアを持つ原発作業員。福島第一原発で作業中に東日本大震災に遭い、事故発生当初から現在まで断続的に収束作業に従事する。現場の正確な情報を伝え、日々の収束作業の中で感じたことをストレートに綴るツイートが多くの人の支持を集め、ツイッターのフォロワーは現在7万人を超える(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • 美登利 さん

    圧倒されました。現場作業員として福島原発に働いていたハッピーさんのTwitterでのつぶやきを本にしたものです。それまで幾つもの原発工事に関わり原発の被害、事故後の発表のされ方に疑問を抱き、つぶやき始めたハッピーさん。福島原発関連の本を何冊か読んだけれど、やはり現場に居ないと知らないことばかり。国、東電のやり方があまりにも汚い。その電気を使っていた私が言うのはおこがましいけれど、怒りしか感じない。原発について詳しい人など配置されてない現場の混乱。一度も視察に来ない偉い人たち!酷すぎる事実に愕然とします。

  • 壱萬弐仟縁 さん

    原発労働20年携わる著者(3頁)。誠に頭が下がる。爆発したときの14日、 衝撃で尻餅をついた。瓦礫が落ちてきたとき死ぬとおもったという(16頁)。現場人としては、燃料の充填されていなかった4号機爆発の理由がわからなかったという(21頁)。線量も汚染も高かった免震棟で、現場と免震棟の往来(27頁)。5月20日、6時間半マスク着用。旅館でもクタクタで風呂→寝るの毎日。3キロ痩せたという(40頁)。5月26日、低レベル汚染水の海への放出にならない事を祈る(42頁)。 

  • 遅筆堂 さん

    この本はいいね。震災・原発関係の本は随分と読んだけれども、どれもが上から目線のものばかり。この本は違う。最前線でコツコツと頑張っている方の生の声がリアルに聞こえる。避難者の多くの人が「福島第一原発が安定していないことの不安」を口にする。南相馬に住んでいるヲレもそうだ、地震の揺れを感じるたびに1Fは大丈夫か?と思うよ。本当にこの日本は大丈夫か。再稼働などと言っている場合じゃないだろ。15万人の方が避難をしている。この事実をどう説明する?その原因は原発事故であってこの本に書かれているような状況。貴重な記録だ。

  • 更紗蝦 さん

    エピローグで書かれている「新たな安全神話」が出来上がってしまうことへの危惧(243p)は、私も感じている事でした。ひょっとするとハッピーさんは、この本が「新たな安全神話」を生んでしまう可能性も危惧しているのではないでしょうか? もし、「作業員さんたちがこんなに頑張っているのだから原発事故は早く収束する!」→「だから原発を推進しても大丈夫!」と解釈する人がどこかにいたとしたら、それはハッピーさんの意図するところではない、と断言できます。どうか、この本が「新たな安全神話」に利用されることがありませんように…。

  • Kei さん

    今も崩壊を続けている現場。現場の熱意を汲み取ることのできる国であって欲しいと思うけれど。。。もっと多くの作業員方や、被災者の声をあげられるような自由な国であって欲しいと思う。

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ハッピー

1990年代より原子力発電に関わる仕事を始める。2011年、福島第一原発で作業中に東日本大震災に遭遇し、事故発生当初から現場の原発作業員として、断続的に収束作業に従事する(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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