ルポ ゲーム条例(仮)

山下洋平 (Book)

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784309231266
ISBN 10 : 4309231268
フォーマット
出版社
発行年月
2023年03月
日本
共著・訳者・掲載人物など
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追加情報
:
256p;19

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読書メーターレビュー

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  • ばたやん@かみがた さん

    《無責任極まりない議員と行政》(1)2020年春、香川県議会で可決成立した「ネット・ゲーム依存症対策条例」。「利用時間1日1時間まで」という文言が盛り込まれたことが話題になりました。地元KBS瀬戸内放送記者である著者は、事前に寄せられた「8割以上賛成」とされたパブリックコメントに疑問を持ち開示請求を行います。そこで明かされた事実が衝撃的なものであったことから、この条例の成立背景や立法過程に問題はなかったかと2年以上に及ぶ長い取材を続けて行った成果が本書です。(1/5)

  • イトノコ さん

    図書館本。2020年、子供の家庭でのネット・ゲームの時間を1時間と定めた「ゲーム条例」が香川県で施行された。しかしその成立過程には不透明な点が。/ゲームの功罪についてはひとまずおく。何よりの問題点は、条例成立・運用において議員連盟の取った方法だ。(疑惑が本当であれば)パブリックコメントを捏造・水増しし、更に本来の用途ではない賛成・反対の二元論に落とし込んで賛成8割という数の論理で議論を封殺。現時点では科学的に直接のエビデンスとはならないデータを(意識的にか無意識にか)恣意的に解釈して印象操作。続く

  • はじめさん さん

    ゲームは1日1時間! ゲーム機なりスマホを買い与えるのか、どれくらい遊ぶのか、んなもんはそもそも家庭の問題。それをなんか条例作って可決してしまった、我らが香川県。どんな議会のパワーバランスでそうなってしまったのか、そしてその後の施行を受けて人々はどのような反応をしたのかのルポタージュ。/ 同一IPで何度もされまパブリックコメント。闇に消えたPC。/ 放課後自由時間にゲームしようが勉強しようが人それぞれでいいと思いますが…学級崩壊で授業中に触ってるとかはあかんだろうけど。デジタル庁だかうどん県だか知らんけど

  • チェアー さん

    とてもわかりやすく条例の問題点を示している。単に条例の内容を書くだけでなく、筆者の実体験と考えたことをもとに論を進めているところがとても読みやすく、共感する。条例施行後、2年、3年たっても追い続け、ある意味「しつこい」記者であるところが素晴らしい。違和感を持ったら、それをとことん追求する姿勢を見習いたい。

  • せい さん

    制定の科学的根拠が薄く、必要性が不明確。パブコメを条例制定ありきで恣意的に利用し、しかもパブコメそれ自体に条例制定側に有利になるような捏造疑惑も持ち上がる。そして、規制される側の子どもたちに意見表明の場を一切設けないという子どもの権利条約違反。数々の問題があるにも関わらず、一部の議員の実績づくりのためにこんな民意丸無視の条例が作られてしまう恐怖。市民が関心を持って公権力に向き合っていないとこんな不誠実も簡単に罷り通ってしまうんだな、と。条例を巡る動きを冷静に、多角的に捉えている読み応え抜群のルポ。

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