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竜馬がゆく 6 文春文庫

Ryotaro Shiba

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784167105723
ISBN 10 : 4167105721
Format
Books
Publisher
Release Date
October/1998
Japan

Product Description

幕府を倒すには薩摩と長州が力を合せれば可能であろう。しかし互いに憎悪しあっているこの両藩が手を組むとは誰も考えなかった。奇蹟を、一人の浪人が現出した。竜馬の決死の奔走によって、慶応二年一月、幕府の厳重な監視下にある京で、密かに薩長の軍事同盟は成った。維新への道はこの時、大きく未来に開かれたのである。

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Book Meter Reviews

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  • 再び読書

    竜馬しか成し遂げられなかった薩長同盟、これで幕府の命運は尽きた。日本の為にと竜馬を突き動かす心意気に、流石の薩長も飲み込まれたとも言える。

  • mura_ユル活動

    「主義をもって手をにぎらせるのではなく、実利をもって握手させようというのである。」子供に対しては実利を優先すると説得しやすい。主義は親のエゴになることが多い。むずかしい。

  • カピバラKS

    ●六巻は竜馬によって薩長同盟が成立。この偉業成就について、著者司馬は「事の成るならぬは、それを言う人間による」という。●私は齢五十を超えているが、事業の成否を当事者の人柄が決したことは、多くはなかったと感じる。司馬との違いに、興がそそられる。●ところで、本巻では「婦人」について、「思慮深さと伶俐さ」はあるが、「つねに感情の鬱屈」するところがあり「恨みを結べは容易に解くことができない」ものとする。まぁ、そういう一面はあるのだろうが、さりとて令和の小説では書けまい。さすが昭和の小説である。

  • 優希

    亀山社中が本格的に始動したようです。そして薩長同盟が結ばれる。維新は同盟が結ばれたことで未来へと大きな一歩を踏み出したと言えるでしょう。おりょうを伴侶とし、初めての新婚旅行を行なったのも竜馬というのが興味深いです。常識外れの竜馬の考えがどんどん時代に反映していくのが面白いところでした。

  • ゴンゾウ@新潮部

    難産の末に薩長同盟が締結された。西郷と桂の間で奔走する龍馬。彼だけが日本国の未来を見ていた。寺田屋襲撃、長州征伐 維新の風が突風に変わりつつある。おりょうさんの悪女ぷりが徐々に出てきたかな。

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