竜馬がゆく 5 文春文庫 新装版

司馬遼太郎

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784167105716
ISBN 10 : 4167105713
フォーマット
出版社
発行年月
1970年01月
日本
追加情報
:
16cm,430p

商品説明

池田屋ノ変、蛤御門ノ変と血なまぐさい事件が続き、時勢は急速に緊迫する。しかし幕府の屋台骨はゆるんだようにも見えない。まだ時期が早すぎるのだ・・・次々死んでゆく同志を想い、竜馬は暗涙にむせんだ。竜馬も窮迫した。
心血を注いだ神戸海軍塾が幕府の手で解散させられてしまい、かれの壮大な計画も無に帰してしまった。

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読書メーターレビュー

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  • 再び読書 さん

    竜馬の試練、考え方が楽観的で粘り強い、日本の為にとの信念が人の心を打つ

  • 金吾 さん

    ◎禁門の変に引き続く長州成敗の時期で、薩摩の影響が多大になってきました。この作品においては竜馬、西郷隆盛、勝海舟が大人物であり、長州人はやや小粒に描かれています。実際はわかりませんがこのような長期間のベストセラーのイメージは世間に定着しているのだろうなと思いました。

  • カピバラKS さん

    ●五巻は蛤御門ノ変だ。長州の猛烈な兵勢が薩会によって惨憺たる壊滅に至るまでの激闘を、白熱血風とともに魅せる。●とはいえ本巻は、こうしたアツく激しい戦闘シーンばかりではない。ユルいほのぼの日常シーンも面白く観せる。●竜馬は愛妻おりょうの「暗いうちから一生懸命」作った手料理を口にして「なるほど、お前の料理はうまい」という。カピバラKSでも作れそうな塩っ辛い干物だが、頑張って呑みくだし、情けなさそうに褒めるのだ。●緩急自在のストーリー展開に惹き込まれる。

  • ゴンゾウ@新潮部 さん

    池田屋事件、蛤御門の変で長州藩は朝敵となる。この争いで久坂玄瑞をはじめ多くの志士の生命が犠牲になる。あくまでも時勢を見極め命にこだわり倒幕を目指す龍馬。いよいよ西郷隆盛が登場し龍馬と対面する。ふたりの英雄の出会いが日本の運命を変える。それにしても勝海舟は凄い。

  • HIRO1970 さん

    ☆☆☆

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人物・団体紹介

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司馬遼太郎

1923(大正12)年、大阪に生まれ、大阪外語大学蒙古語学科を卒業。59(昭和34)年『梟の城』により第42回直木賞を受賞。67年『殉死』により第9回毎日芸術賞、76年『空海の風景』など一連の歴史小説により第32回芸術院恩賜賞、82年『ひとびとの跫音』により第33回読売文学賞、83年「歴史小説の革新

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