皇族と帝国陸海軍 文春新書

浅見雅男

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784166607723
ISBN 10 : 4166607723
フォーマット
出版社
発行年月
2010年09月
日本
追加情報
:
18cm,294p

内容詳細

明治以後、大元帥として陸海軍を統べる天皇のもと、男子皇族はこぞって軍人となった。だが、軍は徹底した能力社会。はたして、彼らはどんな歩みを辿ったのか。その姿を克明に記す画期的大作。

【著者紹介】
浅見雅男 : 1947年、東京都生まれ。70年に慶應義塾大学経済学部卒業後、雑誌・書籍の編集と日本近・現代史についての研究・執筆に従事する(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • おかむら さん

    明治天皇が大元帥になってしまったため他の皇族男子もほぼ全て軍人になることを義務づけられたそう。江戸時代まで京都でお歌を詠んだりとのんびり暮らしてきた宮さまたち。日清日露日中太平洋と徹底した能力社会の日本軍のなかで彼らはどんな歩みを辿ったか? 明らかに軍人に向いてない人が多くて可哀想だか面白かったー。それにしても皇族ってこんなに多かったのね。山階宮(サーヤの鳥類研究所の)や朝香宮(庭園美術館の)や竹田宮(孫がやらかす)など聞いたことある宮家もあり、固めの内容ながら所々でニャっとさせられる文章も好み。

  • 金吾 さん

    皇族と帝国陸海軍の関係がわかりやすく書かれています。いろいろな問題はあったみたいですが、ノーブレスオブリージとして明治天皇が皇室に軍務をつかせたことが国民と皇室を近づけたのではないかと感じました。華族との違いを感じます。

  • 鐵太郎 さん

    明治・大正・昭和と三代にわたった天皇は、国家のためにほとんど無私の努力を払ったようです。そしてその直接の家族はその意志をそれぞれの立場で継いで生きたと思われます。しかしその藩屏たるべきそれ以外の皇族はいったいどうだったのか。軍務に服した皇室のメンバーの記録という事で興味深いところがありますが、それ以外にもいろいろ考えさせられる本でした。

  • ネコ虎 さん

    昭和史に皇族がたまに出てきても関心は薄かったが、この本を読んで軍人となった皇族の姿をかなり詳しく知ることができた。著者は客観的な著述に徹しており、ヘンな偏りを感ぜず安心して読めた。男子皇族は皆軍人となるべしという明治天皇の決定は、さぞかし皇族にとってはつらいものだったに違いない。いくら優遇されたとはいえ、軍人に適していない皇族にはかなか厳しかったであろう。必ずしものっぺらぼうの皇族ばかりでなく、個性的な人もいたようで面白い。昭和天皇の3人の弟君は政治に関わって兄に嫌われたようだ。(続く)

  • nori さん

    Situation of royal officers in this book is almost similar to what I imagine. However, if officers in Imperial Army would have been well trained as war personels, those nobles might not have their turns. In fact it was NOT world of ability but in-order!

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浅見雅男

1947年生まれ。70年、慶應義塾大学経済学部卒。出版社で雑誌、書籍の編集に携わりながら近現代史の研究、著述をおこなう。国際日本文化研究センター共同研究員、上智大学、学習院女子大学非常勤講師など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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