DNAの時代 期待と不安 文春新書

大石道夫

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784166604296
ISBN 10 : 4166604295
フォーマット
出版社
発行年月
2005年02月
日本
追加情報
:
18cm,218p

内容詳細

ヒトの知能や性格がDNAに大きく依拠していることは明らか。遺伝子操作も実現間近。では、その先に待ち受けている社会とは。本格的な「DNAの時代」を前にした、まさに「期待と不安」に満ちた未来予測の書。

【著者紹介】
大石道夫 : 1935年生まれ。東京大学理学部生物化学博士課程修了後渡米、プリンストン大学博士研究員、ニューヨーク公衆保健研究所主任研究員、ニューヨーク大学医学部教授(兼任)を経て帰国、東京大学分子細胞生物学研究所所長他を歴任。かずさDNA研究所所長(兼理事長)。わが国における分子生物学の草分け。研究業績として遺伝子工学の基礎となる組み換え酵素および大腸菌の形質転換の発見などがある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • 白蝶(shirocho) さん

    2005年発行の図書館本。「DNAの基礎的なこと」「遺伝子組換え・クローン・医療的な遺伝子工学に関して」「遺伝子工学の応用で世界がどう変わるか」ざっくり3章に分かれている。複雑な話は少なく一般向けとしてわかりやすいと想う。 私はデザイナーベイビー容認派だが実際そんな世界にはならないんだろうな。遺伝子操作で完成した人間を生み出す社会が健全に回るためには、理想的な指導者を据えた社会主義国家をつくるのと同条件が必要な気がする。そういうSFなら面白いんだろうけどね。格差が広がることは避けられないだろうね。

  • ドクショモンスター さん

    本書は優れた一般の科学書に与えられるパピルス賞という賞を受賞している。帯に畑正憲さんの評で「まるで物語だ。未来が見えた。すこし怖くなった」とあるが、まさにその通りで、DNAに関連するトピックをそれぞれ将来の予測を交えながら論じていた。最後に述べられている文章は、ゾッとなるくらい怖い。新書という形ではあるが、扱われるトピックは広範囲に及び、ページ数以上に内容豊富で、個人的には大学一年のときに学んだ生物学の復習にもなった。きっとこれからも、何度も読み返すことになると思う。

  • Kazuhisa Hirao さん

    DNAが解析されることで解決される人類の課題とそれが引き起こすかも知れない将来の問題を教えてくれる。 加速度的に発展する今、人間が神の如くDNAを操ることができる時代は結構早くやってくるのだろう。しかしながらそれが人類の更なる発展に繋がるのか地球生物の新たなる危機になるのかは全く判らない。 そして、人類の発展、飽きることなく続けられる開発により地球上から消えていく多くのDNA。 著者はDNA時代の影も指摘しながらDNA時代が明るい未来であると考えているようであるが、科学の発展が一義的に人類に幸福をもたらし

  • 茜色 さん

    科学技術の進歩と共に、恐ろしい問題も起こりうるのだと学んだ。

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大石道夫

1935年生まれ。東京大学理学部生物化学博士課程修了。その後、ニューヨーク公衆保健研究所主任研究員、ニューヨーク大学医学部教授(併任)、東京大学分子細胞生物学研究所所長、国立生命工学工業技術研究所所長などを経て、現在、かずさDNA研究所理事長、バイオインダストリー協会会長(本データはこの書籍が刊行さ

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