昭和の代議士 文春新書

楠精一郎

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784166604234
ISBN 10 : 4166604236
フォーマット
出版社
発行年月
2005年01月
日本
追加情報
:
18cm,210p

内容詳細

敗戦によっても日本の政治家たちの顔ぶれは変わらなかった。戦前・戦後を通じて人間くさい離合集散を繰り返し、様々な悲喜劇を演じながら政治を担ってきた彼らの行動を追い、政治と政治家の本質に迫る異色の現代史。

【著者紹介】
楠精一郎 : 1952年東京生まれ。慶応義塾大学大学院法学研究科博士課程修了。高崎経済大学教授を経て、東洋英和女学院大学教授。法学博士。専攻は日本政治史(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • バルジ さん

    戦前から戦後にかけて約数十年の議会政治を政治家の「人間関係」と連続性に焦点を当てて活写している。本書では胃もたれを起こしそうな所謂保守政治家の濃密な人間模様が描かれる。自民党結党に至る三木武吉と大野伴睦のやり取りは正に「浪花節」の世界そのもので、政治は人間による活劇である事を改めて痛感。アクの強い政治家の織りなす活劇は、今や「歴史」となった現在から眺める分には面白いが同時代人から見ると醜さが際立った堕落した議会政治と捉えられても致し方ない、そういった感想も持ってしまう。

  • スプリント さん

    戦前から日米安保騒動後までの議会政治の変遷が特徴的な代議士を中心に書かれています。鳩山一郎と吉田茂の抗争以降は戸川 猪佐武の「小説吉田学校」とほぼ同じ視点で書かれています。派閥抗争まっさかりの時代ですが人間臭い代議士が多くいたせいか今の時代よりも活き活きとしている気がします。(お縄にかかっても議員生活を続行できるのはどうかと思いますが・・・)

  • 海 さん

    戦前の政党政治の終焉と言われる5.15事件の後、教科書にはその後の総理大臣については書かれていてもその時の政党の動きについては書かれていなかったので盲点を知ることができた感じ。戦後の保守派のドロドロした動きも面白く書かれている。自民党を結成する時の大野伴睦と三木武吉の会談のくだりなんて本当かよw、と思わせるほど単純で熱い二人が書かれている。

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人物・団体紹介

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楠精一郎

1952年、東京都に生まれる。1981年、慶應義塾大学大学院法学研究科博士課程単位取得退学。高崎経済大学教授、東洋英和女学院大学教授を歴任。法学博士。2006年、没(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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