在日韓国人の終焉 文春新書

鄭大均

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784166601684
ISBN 10 : 4166601687
フォーマット
出版社
発行年月
2001年04月
日本
追加情報
:
18cm,196p

内容詳細

韓国への帰属意識も外国人意識も稀薄。アイデンティティと帰属(国籍)の間のずれをどうすればよいのか。不透明で説明しにくい存在となっている、在日韓国人のあり方への真摯な問題提起の書。

【著者紹介】
鄭大均 : 1948年岩手県生まれ。立教大学とUCLAで学ぶ。啓明大学校外国学大学副教授(韓国大邱市)などを経て、現在東京都立大学人文学部教授。民族・国民集団間の眺め合いを研究テーマにする(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • サブロウ さん

    在日朝鮮韓国人について、帰化論を唱えることは結構憚られるが、そこに切り込んだ本。 アイデンティティ•ナショナリティの問題はもはや失当していて、2、3世以上でもそこに固執することは、ほとんど日本人な韓国人といういびつな構図をいつまでも温存すると同時に当事者のアイデンティティーの問題を複雑にさせることになるため、積極的に帰化することを薦める。 民団や総連が、朝鮮人への権利拡大の動き(同化政策)や帰化に対して、かなり批判的な立場をとっていたが、権利拡大には積極的になっているという変遷を抑えることは重要だろう。

  • lovekorea さん

    一言でいうと、『在日コリアンは(彼らのためにも)帰化した方がええんや( *・`ω・)っ』という内容の本でした。 賛否はまああるんでしょうけど、在日コリアンの特に若い人たちに読んで欲しいなぁと思いました。 ボク自身、ベクトルとしては氏の主張に近い考えを持っていて、己の人生において実践しているつもりです。

  • undine さん

    在日韓国人の中途半端な状況を解決するには、帰化することが良い、というのがメッセージ。確かに何世代にもわたって異国の国籍を保持したまま暮らし続けることは不自然だ。それを許す日本も腰が引けている。姜尚中氏に対して批判的なスタンスだが、きちんとその理由が述べられているので腑に落ちる。本が書かれてから20年経つが、いまだに外国人参政権など言っているのは残念だ。国民国家という枠組みがある中で、原則に則ったあり方を通じて中途半端な在日韓国人というものの存在を整理すべきだと思う。

  • 偽教授 さん

    「帰化すればいいじゃん」という身も蓋もない結論に始まり、同じ結論に終わる。実際に帰化した人が書いているという点が一番重要だが。

  • plegiussalignis さん

    元在日・現コリアン系日本人として過ごしている人の視線で描かれた一冊。日常的に聞く在日論の多くが誤謬にまみれていると気づかされる。

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鄭大均

1948年岩手県生まれ。韓国系日本人。専攻は日韓関係論、在日外国人。立教大学、UCLAで学び、81年から95年まで韓国の啓明大学校外国学大学等で教鞭をとる。現在は東京都立大学名誉教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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