NATO 21世紀からの世界戦略 文春新書

佐瀬昌盛

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784166600564
ISBN 10 : 4166600567
フォーマット
出版社
発行年月
1999年08月
日本
追加情報
:
18cm,238p

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読書メーターレビュー

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  • aisapia さん

    NATOの知識がほぼゼロなので、読むのにものすごく時間がかかりました。。現在のウクライナ問題を考える上で読んでみようと思いましたが内容も難しかった…。でも1999年発行の本なので最新の情報ではありませんが、昔のことはおそらくとても詳しく書かれているのではと思いました。素人の私はクリントン大統領が急にNATO東方拡大を進めなければもう少しアメリカとロシアの関係も良かったのでは?という感想。続きを読みたかったですがNATOのその後についての本は出されていないようで残念。

  • coolflat さん

    NATOとは「アメリカ人を引っ張り込み、ロシア人を締め出し、ドイツ人を押さえ込んでおく」事だと。ソ連の封じ込めは当然だが、ドイツの孤立化、ひいてはドイツとソ連の結びつき、独ソ不可侵条約→独ソ戦の悪夢を見ている訳だ。NATOの東方拡大も書いてある。旧ワルシャワ条約国がなぜNATOに参加したがるのか。同盟地域=不戦化地域という認識にある。しかし冷戦期には共通の敵がいたため強く認識されていなかったらしい。因みに冷戦期にNATOは参戦しなかった。冷戦終結後、NATOは参戦しているが、非同盟国家の旧ユーゴにおいてだ

  • バルジ さん

    刊行から20年以上経過したが今でもその内容が古びないNATOの歴史的展開に関する概説書。1999年の刊行当時、NATO東方拡大の余韻冷めやまない中だった故に2022年現在極めて現在的な論点を抑えている。冷戦の産物としてのNATOが冷戦終結後、その意義を失わず却って拡大した要因に著者はNATO加盟国域内の「不戦地域」化に見る。NATOの比較的開放的な性質かつ「不戦地域」として自国を位置づけられる魅力があった。その代わり不戦地域外でロシアがどう振る舞っているか、2022年現在のウクライナを見るべきだろう。

  • サメ社会学者Ricky さん

    「史上最も成功した同盟」と一部で言われるNATOについて、西ドイツの情勢やその他冷戦時代の国際的な動きでどのような働きをし、そしてどうコソヴォに続いていくのかを説明している。私のストック不足のせいでもあるが(世界史受験者なのに)、主張が分かりにくい本であった。知識を得て再び読みたい。

  • ゆきまさくん さん

    佐瀬昌盛先生の「NATO」 を読む。 かなり前に出版された本だが、わかりやすくまとまっている。 NATOは、ロシアを締め出し、ドイツを押さえ込むために結成され、史上最も成功した軍事同盟と言われる。 冷戦期には、東側のワルシャワ条約機構と対峙するため、NATOは、同盟と核の問題、防衛とデタントと向き合うこととなる。 この間、旧西ドイツを巡る環境やフランスの立ち位置の変化など理解できる。 冷戦終結後には、大きな転換を迎えることになったのは、周知の通り。 力の均衡による平和や抑止力という観点から参考になった。

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佐瀬昌盛

昭和9(1934)年大連(現・中国)生まれ。東京大学教養学部教養学科卒。西ベルリン自由大学留学(1961‐64年)。東京大学教養学部助手、成蹊大学助教授を経て防衛大学校教授。2000年退官。防衛大学校名誉教授。拓殖大学・海外事情研究所長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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