他策ナカリシヲ信ゼムト欲ス

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784163486505
ISBN 10 : 416348650X
フォーマット
出版社
発行年月
1994年05月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
若泉敬 ,  
追加情報
:
22cm,630p

ユーザーレビュー

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読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • mitei さん

    一つの外交交渉にかける人たちの努力がよくわかった。

  • Hiroki Nishizumi さん

    動機はさておき佐藤栄作首相の沖縄返還に懸ける気持ちがこれほど強かったことは本書を読んで初めて知った。また外交の駆け引きの大変さも少し分かった。さらに復帰が決まった際の沖縄の反応、悲観を隠さない屋良朝苗主席、「核ナシや」とあいさつする小学生、碑に静かに手を合わせる高校生、読了後もドロリとした複雑な思いが消えない。それは今に続く癒えない傷に等しい。ただ本書は展開が冗長でポイントの前後関係に戸惑うことも多かった。もう少し読みやすくしてもらったほうが嬉しかったのだが。

  • ceskepivo さん

    核の傘による安全保障と非核三原則。両立しないこれらの政策を維持して沖縄の「核抜き本土並み」での復帰を実現させた佐藤政権。その陰には著者とキシンジャーとの秘密交渉に基づく日米首脳間の密約があった。本書は、著者がとった選択肢の是非を読者に正面から問うている。「密約なんてけしからん」と著者を断罪するのは容易だ。では、沖縄返還が米国の施政下にあり続けるのは、時の政府の判断としてありえたのだろうか。ただ、改めて考えると沖縄本土復帰問題も戦争の代償。いまだに我々は戦争の代償を支払い続けている。

  • koji さん

    上下2段組み630頁に及ぶ大著。読了し深い感慨にとらわれました。沖縄返還を巡る密約の当事者の「凄絶な交渉記録」で、本書英語版を書き上げた後、著者は亡くなっており、まさに「遺書」。魑魅魍魎たる外交の裏舞台を知ることは、これから「世界と渡り合う」ことを「欲スル」若者の必読の書と思われます。

  • くらちゃん さん

    佐藤栄作のノーベル平和賞の意味は何だったのでしょうか?考えさせられます。これと、合わせて山崎豊子の「運命の人」を読む事をお勧めします。

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