昭和の教祖安岡正篤

塩田潮

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784163454108
ISBN 10 : 4163454101
フォーマット
出版社
発行年月
1991年07月
日本
追加情報
:
267p;20X14

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読書メーターレビュー

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  • tecchan さん

    「歴代総理の指南番、権力者の陰の相談相手」言われ、昭和58年に死去した市井の漢学者・安岡正篤 の評伝。これまで名前は知ってはいたけれどどのような活動をしたかなど全く知らなかった。本書では、20歳頃から戦中、戦後にかけて氏がどのように政官民の重鎮達に影響を及ぼしてきたのか、なぜそのようなことができたのか、などをわかりやすく描いており、現代史の知らざる一面を勉強出来た。

  • うめもも☆さくら さん

    俊才で俗物。そんな安岡像でしょうか。まあタイトルの「教祖」っていうのからしてだいぶ揶揄の入った表現かもしれませんね。安岡は格調高い雰囲気を醸し出すための会の命名や原稿に手を入れるだけの「字引」であるという印象になっちゃってます。本当にそうだったのかどうかわかりません。でも安岡の人生でいつどんな人物と関わりがあったのかがわかります。日中国交正常化に反対していた立場で、日中国交により台湾との断交のための首相親書の原稿づくりに手を貸し「うまいこといいやがると思われるものを」書こうとした安岡を

  • コラッジョ さん

    教祖と言うのは言い過ぎで、安岡の影響を受けた日本の総理大臣はほとんど居ない。 長期政権を率いた佐藤栄作が、たまたま安岡に心酔していたからそのように思われるだけである。

  • ともあきほ さん

    安岡氏については分かりました。今度はこの人の思想についての本を読んでみる

  • がんぞ さん

    朱子学というのは満人に支配された漢人の「負け惜しみ」の大義名分誇示で、陽明学はその実践重視哲学であると理解しているが、いっぽう安岡正篤先生の文章・講演が格調高い=感動的とは以前から思っていた。著者は政治記者の視点から先生の活動を「実態はよくわからない」「晩年は老耄に陥った」とするが、先生の評価はこの本が出版された平成2年以降あがりつづけ戦前戦後を一貫した思想を持ち続けた人物として歴代の自民政権を支え続けた真価が認められている。階級闘争的視点は幻滅で、君臨するならせめて美辞麗句でも質の高いものを見せて欲しい

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塩田潮

ノンフィクション作家・評論家。1946年生まれ。高知県吾川郡いの町出身。慶應義塾大学法学部政治学科卒業。雑誌編集者、記者などを経て、1983年、著書『霞が関が震えた日』刊行でデビュー。同年、同作で第5回講談社ノンフィクション賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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