天皇と戦争責任

児島襄

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784163421001
ISBN 10 : 4163421009
フォーマット
出版社
発行年月
1988年02月
日本
追加情報
:
151p;20X14

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読書メーターレビュー

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  • yuji さん

    P.58天皇に対する戦争責任論はその根源を大日本帝国憲法に規定された天皇の地位と終戦時の聖断に求めている。天皇は元首であり大元帥であり、国政を親政する立場にあると理解されていた。行政と軍事を独立して天皇に直結する形をとった大日本帝国憲法のもとでは政治が軍事を統制しがたい環境となっていた。しかし、天皇は憲法を順守する限り輔弼者である内閣または幕僚の決定を変更する親政はできない。終戦時の聖断においても聖慮にすぎない。古い本を読むと著者が当事者にインタビューしている文章に遭遇する。P.107ウェッブ判事との会話

  • Rion さん

    アメリカや連合国軍の天皇責任の追求と天皇を残存させる経緯を簡単に資料を交えて紹介したもの。児島の解釈では米配慮や占領対策の結果としての天皇保持よりも、日本国民の天皇保持を望んだことが天皇処刑回避一番の理由と述べているが果たしてそうなのか。戦後の冷戦関係も考慮した上での天皇も、考えてみたい。立憲君主制と呼ぶものの、天皇は君主か独裁者かどうかも再び考える事項だろう。立憲君主として天皇は定義に当てはまるのだろうか。

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児島襄

1927年(昭和2)、東京に生まれる。東京大学法学部卒業。共同通信社記者を経て、戦史家。日米双方の資料渉猟・取材に五年を費やして書き下ろした『太平洋戦争』は、軍隊経験のない世代によって書かれた戦争史として、その緻密な考証、劇的描写が高く評価され、66年(昭和41)に毎日出版文化賞を受賞。90年(平成

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