騎士団長殺し 第1部|下 顕れるイデア編 新潮文庫

村上春樹

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784101001722
ISBN 10 : 4101001723
フォーマット
出版社
発行年月
2019年02月
日本
追加情報
:
333p;16

内容詳細

騎士団長、登場!
謎と予感をはらんだ世界が、一気に動き出す――

その出現は突然だった。真夜中、主人公の前に顕れたのは「イデア」だった。イデア!? 
一度は捨てたはずの肖像画制作に没頭する「私」の時間がねじれ、反転してゆく。不思議の国のアリス、上田秋成「春雨物語」、遠い闇の中でうごめく歴史の記憶、キャンバスの前に佇む美しい少女――多彩な人物と暗喩とともに、物語はさらに深く、森の奥へ。

ユーザーレビュー

総合評価

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全四巻を読んでからの感想ですが、この第二...

投稿日:2021/07/03 (土)

全四巻を読んでからの感想ですが、この第二巻あたりは中弛みするかもしれません。それでも後半につれて面白くなるのは保証します。

まんまる さん | 福岡県 | 不明

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正直言ってあまり面白くもなく、この辺から...

投稿日:2021/04/14 (水)

正直言ってあまり面白くもなく、この辺から読むのが苦痛になってきました。 割とありがちな展開、陳腐な別離した親子のエピソード、相変わらずの必要性の乏しいセックス、など枚数を稼ぐため必要以上に薄めた感があります。

三浦大根 さん | 神奈川県 | 不明

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読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • あきぽん さん

    この主人公の画家は「永遠の80年代の30代」の作家である村上さんさんの分身ではないだろうか?そしてその絵画観は、そのまま村上さんの文学観でもあるにちがいない。絵画も文学も、芸術とは理屈を排除して「ただ、そこにあるもの」だ。村上さんが好きになってきた。女性観は嫌いけど笑。

  • tokko さん

    第二部の文庫が届くのに合わせて読みました。だんだんと流れに巻き込まれていくにつれて、いろんな方面に枝が伸びていくようです。その枝があらぬところで繋がったり途中で切れてしまったり妙なところで妙なものが飛び出したり。まだ3巻は手元にあらないけれど楽しみです。

  • ミッフー さん

    かなり時間をかけ、夜まで予定のない岡山のホテルの部屋にて1部下巻完読💦物語も呼吸をするが如く、静かにそして確実に流れていく。ただ方向性は常識を異にする非現実的村上ワールドへ😅騎士団長の絵を借り身にしているイデア(wikiによるイデアとは「我々が肉体的に感覚している対象や世界とはあくまでイデアの《似像》にすぎない」と記)は変な言葉を発し、無い=有るではない=あらない🤪免色氏の実娘?秋川まりえ12歳も子供と思えぬ変な神秘的魅力😍1Q84の教祖の娘と相通じ興味をそそる👀2部発売日28日が待ちきれん🤺

  • 白いワンコ さん

    分冊されて1/4なので、感想めいたものはまだ。10代20代の頃のように、自分に必要な小説とは感じませんが、しっかり楽しめています

  • かみぶくろ さん

    空間的な意味で動きが少なく、ほぼ、山にある自分の住む家とその周辺だけで物語が進行する。なのでなんだかすごく思索的な小説に感じる。にもかかわらず、滑らかな文章のためか、するすると心地よく頭に入ってくるから不思議だ。空間的な動きは少なくても、思索の射程は歴史や哲学(イデア・・)に向いていて、とても広く、深い。第2部も早く読みたい。

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人物・団体紹介

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村上春樹

1949(昭和24)年、京都府生れ。早稲田大学文学部卒業。 1979年、『風の歌を聴け』でデビューを飾り、群像新人文学賞受賞。

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