ベルリオーズ(1803-1869)

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SHM-CD

『ファウストの劫罰』 小澤征爾&ボストン交響楽団、ステュアート・バロウズ、ドナルド・マッキンタイア、エディット・マティス、他(2CD)

ベルリオーズ(1803-1869)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
UCCS50309
組み枚数
:
2
:
日本
フォーマット
:
SHM-CD

商品説明

クラシック百貨店〜フレンチ・クロニクル
小澤征爾/ベルリオーズ:『ファウストの劫罰』


【SHM-CD仕様】【グリーン・カラー・レーベルコート】
生の意義を会得するために悪魔メフィストフェレスと魂を賭けた契約をするファウストと、彼を想うマルグリートとの悲恋を描いた劇的物語。この大作をボストン交響楽団の音楽監督に就任した直後の小澤征爾が指揮した演奏で、独唱者や合唱団と大編成のオーケストラを見事に統率する彼の華麗な指揮ぶりには驚嘆させられます。

※歌詞対訳は付いておりません。(メーカー資料より)

【収録情報】
● ベルリオーズ:劇的物語『ファウストの劫罰』 Op.24

 ステュアート・バロウズ
(テノール:ファウスト)
 ドナルド・マッキンタイア(バス:メフィストフェレス)
 エディト・マティス(ソプラノ:マルグリート)
 トマス・ポール(バス:ブランデル)
 ジュディス・ディキスン(ソプラノ:天上の声)
 タングルウッド音楽祭合唱団(合唱指揮:ジョン・オリヴァー)
 ボストン少年合唱団(合唱指揮:シオドア・マリアー)
 ボストン交響楽団
 小澤征爾
(指揮)

 録音:1973年10月 ボストン

内容詳細

小澤がボストン響の音楽監督に就任した直後の録音。若き小澤の情熱にあふれたダイナミックでスケールの大きな演奏が、この曲の本質を掴まえている。バロウズ、マッキンタイア、マティスほか歌手陣の充実も素晴らしい。(CDジャーナル データベースより)

収録曲   

ディスク   1

  • 01. ≪ファウストの劫罰≫ 作品24 4部の劇的物語 第1部 第1場 導入部 「過ぎいく冬は春に道をゆずり」
  • 02. ≪ファウストの劫罰≫ 作品24 4部の劇的物語 第1部 第2場 農民たちの踊り 「羊飼いが羊の群れをおいてきた」 第3場 「だがこの静かな田舎も、戦争の叫び声で満たされてしまう」
  • 03. ≪ファウストの劫罰≫ 作品24 4部の劇的物語 第1部 第3場 ハンガリー行進曲
  • 04. ≪ファウストの劫罰≫ 作品24 4部の劇的物語 第2部 第4場 「なんの思い残すこともなく、微笑みをうかべている田舎を離れた」
  • 05. ≪ファウストの劫罰≫ 作品24 4部の劇的物語 第2部 第4場 復活祭の歌 「キリストはよみがえりたまいぬ!」
  • 06. ≪ファウストの劫罰≫ 作品24 4部の劇的物語 第2部 第5場 「おお、けがれなき心! 聖なる天の子!」
  • 07. ≪ファウストの劫罰≫ 作品24 4部の劇的物語 第2部 第6場 酔っぱらいたちの合唱 「さあ、もう一杯だ!」
  • 08. ≪ファウストの劫罰≫ 作品24 4部の劇的物語 第2部 第6場 ブランデルの歌(ねずみの歌) 「台所に一匹ねずみが住んでいた」
  • 09. ≪ファウストの劫罰≫ 作品24 4部の劇的物語 第2部 第6場 ブランデルの歌を主題にしたフーガ 「アーメン」
  • 10. ≪ファウストの劫罰≫ 作品24 4部の劇的物語 第2部 第6場 メフィストフェレスの歌(のみ〔蚤〕の歌) 「むかしむかし王さまが」
  • 11. ≪ファウストの劫罰≫ 作品24 4部の劇的物語 第2部 第7場 メフィストフェレスのアリア 「こよい花ひらく」
  • 12. ≪ファウストの劫罰≫ 作品24 4部の劇的物語 第2部 第7場 精霊たちの合唱(ファウストの夢) 「すぐにおやすみ! 幸せなファウスト!」
  • 13. ≪ファウストの劫罰≫ 作品24 4部の劇的物語 第2部 第7場 精霊たちの踊り 「マルグリート!」
  • 14. ≪ファウストの劫罰≫ 作品24 4部の劇的物語 第2部 第8場 フィナーレ 兵士たちの合唱 「町なら」 学生たちの合唱 「今や星のきらめく夜がひろがり」

ディスク   2

  • 01. ≪ファウストの劫罰≫ 作品24 4部の劇的物語 第3部 太鼓とラッパによる帰営の合図
  • 02. ≪ファウストの劫罰≫ 作品24 4部の劇的物語 第3部 第9場 ファウストのアリア 「ああこのほのかな夕ぐれの甘美さよ!」 第10場 「マルグリートが来ますよ!」
  • 03. ≪ファウストの劫罰≫ 作品24 4部の劇的物語 第3部 第11場 「むし暑くて、息ぐるしいこと!」
  • 04. ≪ファウストの劫罰≫ 作品24 4部の劇的物語 第3部 第11場 トゥーレの王 (中世の歌) 「むかしトゥーレに王ありて」
  • 05. ≪ファウストの劫罰≫ 作品24 4部の劇的物語 第3部 第12場 呪文 「ゆらゆらする火の精たちよ」
  • 06. ≪ファウストの劫罰≫ 作品24 4部の劇的物語 第3部 第12場 鬼火たちのメヌエット 「ではここで、道徳的な美しい歌を…」
  • 07. ≪ファウストの劫罰≫ 作品24 4部の劇的物語 第3部 第12場 メフィストフェレスのセレナーデと鬼火たちの合唱 「夜の明けかかる今時分」
  • 08. ≪ファウストの劫罰≫ 作品24 4部の劇的物語 第3部 第13場 二重唱 「ああ神様!」
  • 09. ≪ファウストの劫罰≫ 作品24 4部の劇的物語 第3部 第14場 三重唱と合唱 「さあ、もうだいぶおそいですよ!」
  • 10. ≪ファウストの劫罰≫ 作品24 4部の劇的物語 第4部 第15場 ロマンス 「激しい炎のような愛は」
  • 11. ≪ファウストの劫罰≫ 作品24 4部の劇的物語 第4部 第15場 「トランペットが響きわたれば」
  • 12. ≪ファウストの劫罰≫ 作品24 4部の劇的物語 第4部 第16場 自然への祈願 「広大で奥知れぬ崇高な自然よ」
  • 13. ≪ファウストの劫罰≫ 作品24 4部の劇的物語 第4部 第17場 レシタティーフと狩り 「あなたには、蒼穹にきらめく」
  • 14. ≪ファウストの劫罰≫ 作品24 4部の劇的物語 第4部 第18場 地獄への騎行 「私の耳にあの娘の」
  • 15. ≪ファウストの劫罰≫ 作品24 4部の劇的物語 第4部 第19場 悪魔たちの巣窟 「ハース! イリミルカラブラオ! ハース!」 (呪文) 地上のエピローグ 「そこで地獄は静まり」
  • 16. ≪ファウストの劫罰≫ 作品24 4部の劇的物語 第4部 第20場 天国にて 「ラウス! ホザンナ!」 マルグリートへの讚歌 「愛にまよいし」

総合評価

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PENTATONE のリマスターシリーズ。「幻想交...

投稿日:2021/03/15 (月)

PENTATONE のリマスターシリーズ。「幻想交響曲」も素晴らしかったが、この「ファウストの劫罰」はそれ以上に鮮烈。小澤にとってベルリオーズは最も相性の良い作曲家だと思うが、いつの間に勉強したのだろう。ミュンシュとの接点だけでこれ程ののレヴェルに至るとは思えないし。やはりベルリオーズは小澤の感性に余程ピッタリと合う音楽なのだろう。しかし70年代の小澤の音楽は活き活きと鮮度満点で、素晴らしく精彩がある。ボストン響も若き小澤を盛り立て、全能力で支えているようだ。PENTATONE のリマスター SACD で、あの時代の名演が蘇ることに感謝。小澤 / BSO の「ファウストの劫罰」。プレートルやインバルの名盤を遥かに凌駕していると思える程にこの演奏は素晴らしい。皆さんにも一聴をおすすめします。

rela-cla88 さん | 愛知県 | 不明

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80年代から小澤のライヴは随分聴いたが、私...

投稿日:2015/02/27 (金)

80年代から小澤のライヴは随分聴いたが、私の求める音楽とは違うという結論になり、最近はご無沙汰である。(「ヴォツェック」は私の聴いたワーストオペラ公演)ところが、今回なんとなく買った「ファウストのごう罰」を聴いて本当に驚いた。70年代の小澤はなんという精彩ある音楽をやっていたのか。俊敏で豪快で繊細。名盤といわれるミュンシュをはるかに凌ぐ。ボストン交響楽団がまた素晴らしい。この頃は、アメリカ・オーケストラの黄金時代だが、クリーヴランド、シカゴ、フィラデルフィアとはまた違った魅力に満ち一歩も引けを取らない。この後小澤は、ドイツ的なもっと濃く深い音を求め、シルヴァースタインらと対立、頸にするのだが、その結果私が聴いてきた80年代からのマーラーやリヒャルト・シュトラウスでのボストンの音は、もうここでの音ではなくなっていた。小澤という音楽家とドイツ後期ロマン派との相性も含め、彼の進んだ道は正解だったのだろうか。

フォアグラ さん | 愛知県 | 不明

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この曲はこれまではプレートル盤を聞いてい...

投稿日:2015/02/16 (月)

この曲はこれまではプレートル盤を聞いていましたが、ベーカーの声がこの役にしてはやや濃すぎるのと録音が今一つなので、本盤を購入してみました。前者とは数年違いの録音なのに格段と鮮明な音で各楽器のニュアンスが伝わり、そのためもあってか小澤の指揮が他の演奏では経験したことがないくらい鮮烈に感じました。ソリストはいずれも好演。モーツアルトでは今一つ凛とした趣が欲しくなるバーローズですが、ここではそのようなもの足りなさはなく当たり役と言っていいと思います。マティスのマルガリ―トはメゾでうたわれた時のような中低音域の粘りはなく、清澄な声で私のイメージにはあっています。マッキンタイアも重くなりすぎず充実した歌唱と言っていいと思います。ただ私の好みから言うと、この役にはもう少しだけ洒脱さのようなものが欲しいのですが、抜粋版のスゼー以後そのようなメフィストは聞いていないので、それはないものねだりでしょう。

Ochs さん | 神奈川県 | 不明

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