モーツァルト(1756-1791)

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CD

Sym.40, Serenade.13: Walter / Columbia.so +overtures

モーツァルト(1756-1791)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
SRCR2693
組み枚数
:
1
:
日本
フォーマット
:
CD

商品説明

モーツァルト:交響曲第40番、アイネ・クライネ・ナハト・ムジーク、etc
ワルター/コロンビア.so

ワルターが得意としたモーツァルトの大ト短調交響曲に、「アイネ・クライネ・ナハトムジーク」、有名なオペラの序曲集というポピュラリティあふれるカップリング。ワルターの慈愛に満ちた表現がこれらの名曲に新しい表情を与えています。40番はウィーン・フィルとの聴き比べも面白いでしょう。

収録曲   

総合評価

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以前書き込んだ者ですがデータ中心に追加さ...

投稿日:2012/08/02 (木)

以前書き込んだ者ですがデータ中心に追加させていただきます。本盤はワルターのステレオ再録用に仕立てられた楽団・・・コロンビアSOを指揮してのワルター最晩年の一連の録音演奏の内モーツァルトの交響曲第40番(1959年、タイム@6’35A8’45B5’05C4’55)、「アイネ・クライネ・ナハトムジーク」(1958年、同@4’33A5’27B2’18C3’16)そして序曲集(1961年、何とワルター85歳の時です・・・歌劇 「劇場支配人」 序曲(4’03)、 「コシ・ファン・トゥッテ」 序曲(4’55)、歌劇 「フィガロの結婚」 序曲 (4’46)、歌劇 「魔笛」 序曲(7’35)、フリーメイソンの葬送音楽(7’43))の録音であります。これら収録曲の中で何と言ってもワルター十八番の交響曲第40番が聴きものでしょう。あのVPOとの引きずり上げるポルタメントこそ影を薄めていますがワルター自身仕上げの第40番と意識している事?がかけがえなく思われます。オーケストラがハリウッド映画音楽的なサウンドでやや不自然な各パートの分離も気にならない向きも無いわけではありませんが微笑に例えられるワルターの特徴がよく出た演奏に仕上がっております。さて、この第40番、ワルターのライブも含めての録音歴の数の多さは語り尽くされたもので私の手元資料で分っているデータをメモしておきましょう。1929年ベルリン国立歌劇場O(タイム@6’07A8’12B4’02C4’03)、1939年NBCSO(同@6’14A8’27B4’24C4’46)、1949年LAPO(タイム未確認)、1950年BPO(同@6’15A8’02B4’28C4’36)、1951年RCO(同@6’22A8’28B4’29C4’39)、1952年RAISO(同@6’23A8’12B4’24C4’49)、1952年VPO(同@6’05A7’59B4’17C4’26)、1952年VPO(同@6’35A8’46B4’34C4’59)、1953年NYPO(同@6’18A8’31B4’25C4’58)、1956年NYPO(タイム未確認)、1956年VPO(同@6’08A7’59B4’19C4’59)等でありマァタイムは正直似たり寄ったりでひょっとしたらデータテレコがあるかもしれません。ただ、これらの演奏で全てがワルターの微笑・慈愛の特徴に満たされたものとは限らないのは当然で何かに憑かれたような熾烈な演奏をしている事例も多くトスカニーニばりのものやフルトヴェングラーばりのものもありそれはワルター自身、自伝で自分の中には自分の中に「アポロとデュオニソスが両立している」と残していることにもよるのでしょう。マァ、本盤他の曲目で「アイネ・クライネ・ナハトムジーク」もしっかりした構成を見せつつワルター独特のビロード感触は抜かりないのですが、全体にコロンビアSOの響きの前述の限界はあるものヽ「しっかり演奏する」旨のワルターの方向性が貫かれております。序曲集は何とワルターの人柄の溢れた演奏なのでしょう。録音技術も手伝ってそのソフトというか当りの柔らかなそれでいて全体に流れのポイントを抑えとかく陥りやすい安易な抒情的にならずとにかくモーツアルトの序曲を提示しております、ワルター第一線を退いた後の総決算録音の為の臨時編成の前述のコロンビアSOもよく健闘しています(現代感覚では分厚い音色なのですが)。フリーメイソン葬送曲は哀しみの中に官能にまで聴く者を導きます・・・ワルターの手腕最高と言えます(タイムについては盤により多少異なる場合があります。)

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40番はマイベスト。コロンビアの技術や録...

投稿日:2010/01/10 (日)

40番はマイベスト。コロンビアの技術や録音の古さを問う人もいるが、全てがぴったりとはまる演奏は自分にはこれしかない。VPOとの第1楽章のポルタメントを激賞する評論家もいるが、普遍的とは言い難い。むしろ同氏も賞賛するルフトパウゼは他の指揮者では聴けないウルトラCでは。第4楽章の疾走感も適切なテンポで、胸に迫るが決して悲劇感が悪く後に残ることはない。まさに喜怒哀楽が決して留まることがないというモーツァルトの真髄を具現化している。

K111 さん | 千葉県 | 不明

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なんと穏やかで暖かく、底に秘められた力と...

投稿日:2009/11/20 (金)

なんと穏やかで暖かく、底に秘められた力と情緒の美しさが全体を包み上げるスケールの大きな表現… これほどロマンティックで美しい40番は他に…と言い切ってしまいたくなる大傑作。マックルーアのマスタリングでワルターのCDが初めて出た時(1983年末だった)、同じく新マスタリングによるLPも出たが、その時にこの40番をレコードで聴き、感激した。いわゆる通の間ではVPOとのライブの評価が高いが、普通に聴いてみるとこのコロンビア響の方がよりポピュラリティーのある名盤だと思う。この40番に限らず海外ではステレオ再録音のモーツァルトの交響曲群は冷遇されているような気がするが(アメリカ盤のSBMシリーズでもNYPなどのモノ録音がセット化されて、ステレオ版は出ずじまいだった)、古典的・歴史的・一般的と、あらゆるニーズに応え得る名盤。40番を愛する人に絶対に聴いて欲しい一枚。但し、最近のDSDマスタリングには少々辟易。あまりにもグロテスクでハイ上がりの音になってしまっており、音楽を聴きこむ前に耳が疲れ、イライラしてくる時さえある。最近のDSD盤を聴いた後、かつてどのレコード店でも何気なく見かけた90年代初めの「ベストクラシック100」シリーズの旧マスタリングを中古で探し出した。こちらの方がはるかに自然な音。単にハイを抑えるとかどうとかで調整できる問題ではなさそう。ノスタルジーと言われても仕方ないが、上記マックルーアの最初のリマスター版LPの音と感激が懐かしい。五つ星は演奏について。最近のDSD盤の音にはちょっと賛同しかねる。

Pianist さん | 東京都 | 不明

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モーツァルト(1756-1791)

1756年:ザルツブルクで誕生。 1761年:最初の作曲(『アンダンテ ハ長調 K.1a』)。 1782年:オペラ『後宮からの誘拐』初演。 1783年:大ミサ曲ハ短調 K.427(417a)を上演。 1785年:弦楽四重奏曲集(ハイドン・セット)をハイドンに献呈。 1786年:オペラ『フィガロの結婚 K.492』初演。 1787年:父レオポル

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