シューベルト(1797-1828)

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CD

交響曲第9番『グレイト』 ワルター&コロンビア交響楽団

シューベルト(1797-1828)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
SRCR2317
組み枚数
:
1
:
日本
フォーマット
:
CD

内容詳細

ワルター唯一の当曲録音。シューベルト最後最大の、そして歌に満ち抒情あふれる美しいこのシンフォニーを、巨匠ワルターが心優しく暖かくのびやかに歌いあげている。(壱)(CDジャーナル データベースより)

収録曲   

  • 01. グレイト*交響曲第9番ハ長調

総合評価

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ワルター晩年の録音の中でも屈指の名演奏で...

投稿日:2013/03/31 (日)

ワルター晩年の録音の中でも屈指の名演奏であり、若い頃の私にとってはこれ以上のレコードはありませんでした。第3楽章のスケルッツオがあまりに素晴らしく、第3楽章から聴きたいという誘惑を堪えて聴き始め、最初の方では未練たらしく「早くスケルッツオにならないかな」と思っていたものの、途中からそんなことも忘れて聴き惚れてしまい、気づいたら第3楽章といった具合でした。 第3楽章のスケルッツオでは、何と言っても中間部のトリオだったのですが、今の私には、若い頃に身を震わせながら聴いていた音が聴こえてきません。かつてはそれをワルターの魔法と言ってよいとさえ思っていたのに。 名演奏は名演奏であり、最高と評価するのにためらいはありません。未だにこれが私にとってのグレートのベストです。そして、もしかしてワルターの魔法の音が聴こえてくる人であるなら、これはその人にとってかけがえのないレコードになるんじゃないかと思います。

楽山子 さん | 北海道 | 不明

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ワルターは一番好きな指揮者と言い切ってい...

投稿日:2011/09/13 (火)

ワルターは一番好きな指揮者と言い切っていいくらいですが 世評の割にピンと来ないものがいくつかあって、この「グレ ート」やブラームスの4番がそれに当てはまります。(シュ ーベルトでも5番や未完成は素晴らしいと思います。) 表現は難しいのですが両曲共、少し元気すぎる? この曲ではケルテスやベーム=BPOが好みなのですが これらの演奏も活気がありますからね。う〜ん。難しい。

ピアノマン さん | 不明 | 不明

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シューベルトの第9は超名曲であるが、演奏...

投稿日:2010/05/16 (日)

シューベルトの第9は超名曲であるが、演奏そのものは非常に難しいと考えている。というのも、シューベルトが相当な意欲を持って作曲しただけに、ここには、あらゆる要素が内包されているからである。ウィーン風の優美な情緒は当然のこととして、偉大なる先達であるベートーヴェンを意識した並々ならぬ意欲、最晩年のシューベルトならではの死への恐怖と人生への達観の境地、そして、後年のブルックナーの交響曲につながる巨大さだ。同曲の名演が、どこか食い足りないのは、これらのすべての要素を兼ね備えるということが容易ではないことに起因するものと考えている。そのような中で、ワルターの演奏は、ブルックナーの交響曲につながるような巨大さにはいささか欠けるものの、それ以外の要素についてはすべて兼ね備えた名演と言えるのではないだろうか。各楽器の弾かせ方にもウィーン風の情緒が漲っているし、例えば終楽章にも見られるように、劇的な迫力においてもいささかの不足もない。第2楽章の中間部の、シューベルト最晩年ならではの行き場のない陰りの音楽の絶妙な表現も見事の一言に尽きる。コロンビア交響楽団も、ワルターの統率の下、極上の美演を披露しており、本名演に華を添えている点を見過ごしてはならない。DSDリマスタリングによって、音質が実に鮮明になったのは、大変素晴らしいことだ。

つよしくん さん | 東京都 | 不明

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