CD

ヴァイオリン協奏曲 オイストラフ(vn)クレンペラー&フランス国立放送管弦楽団

ブラームス(1833-1897)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
TOCE14120
組み枚数
:
1
:
日本
フォーマット
:
CD

商品説明

EMIクラシックス・ベスト100シリーズ第2期
24bit最新リマスタリング

ブラームス:ヴァイオリン協奏曲
オイストラフ(vn)クレンペラー&フランス国立放送管弦楽団

ブラームスのヴァイオリン協奏曲に必須といわれている、大きな発想に基づくスケール感、表現力の類い希な力強さ、その両方を兼ね備えた巨匠同士の手に汗握る凌ぎあい、協調を堪能することが出来る演奏です。
 冒頭からクレンペラーが創り出す雄大なオーケストラの流れ、それに対峙するように堂々と侵入してくるオイストラフのヴァイオリン、そのどちらもがブラームスと同列の人間的な大きさを感じさせてくれます。お互い自信タップリ、自由に振る舞いながら最終的にはゆるぎないまとまりを示す見事なエンディングは、正に聴きもの。レコード芸術推薦盤。(EMI)

・ブラームス:ヴァイオリン協奏曲ニ長調作品77
 ダヴィド・オイストラフ(ヴァイオリン)
 フランス国立放送管弦楽団
 オットー・クレンペラー(指揮)
 録音:1960年(ステレオ)

内容詳細

オイストラフ3度目の録音で、初の共演作となった名盤。オイストラフの堂々としたスケールの大きな演奏もさすがだが、そのオイストラフを包み込んでしまうクレンペラーの壮大さにも圧倒される。(CDジャーナル データベースより)

収録曲   

総合評価

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期待外れ。オイストラフとクレンペラーのブ...

投稿日:2022/06/28 (火)

期待外れ。オイストラフとクレンペラーのブラームスのヴァイオリン協奏曲だから、さぞ、雄大な立派な演奏と期待していました。ところが、聞き終わった感想は、「大雑把。」の一言に尽きる。

カニさん さん | 兵庫県 | 不明

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出だしから、オケの重量感が凄い。これがフ...

投稿日:2015/02/27 (金)

出だしから、オケの重量感が凄い。これがフランスのオケか?後にも先にもこんなに重厚な音をだしたフランスのオケは聴いたことがない。まるでドイツのオケを聴いているような響きに驚かされ、この指揮者は何もんじゃ〜!と驚いたのが、クレンペラーとの出会いでした。16歳のその日以来クレンペラーは私の神となりましたが、当時の評論家の扱いは過小評価もいいところで、一体何を聴いているんだか、無能さ加減にあきれ返る思いでした。このクレンペラーの巨大なスケールにも一歩も退かず、オイストラフの太く暖かく柔らかな violin が、きらきら輝いて堂々と受けて立つ様は、正に千両役者、何度聴いても興奮します。この二人の前ではどんな演奏も小さく感じてしまいます。こんなに堂々たる風格があって、気品も漂う滴るような美音の violin はオイストラフ以外には聴いたことがありません。音だけで誰だか分かる violinist の最右翼です。両巨匠の奇跡の共演によるこのブラコンは、永遠に不滅です!

greyfalcon さん | 福岡県 | 不明

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この協奏曲を聴くならまずはD.オイストラフ...

投稿日:2013/02/14 (木)

この協奏曲を聴くならまずはD.オイストラフです。ヌヴー、デ・ヴィトー、モリーニなど女流はどうしても力強さの点で劣ります。女子プロサッカーは男子高校生チームより見応えあるが、プレミアリーグの試合を見るとやはりこのスポーツ男性のものだと思うのと同様です。男性はというと、この協奏曲難曲ですからハイフェッツでしょうか。ブラームスは生い立ちからいっても、ハンガリー舞曲を作曲したことからもジプシー音楽に親炙していたことは確かで本曲にも影響はあるでしょう。しかし、それが諸に前面に出てきてしまうような演奏になってはアウトです。かといってメニューインのような知的アプローチでは本曲のブスブス内燃する情熱には届きません。優等生の委員長には手におえない世界です。グリュミオーの清潔な美音も第3楽章、貴族の令嬢がホイリゲに現れたような場違い感です。ロマン派への傾斜といったらミルスタインはどうか。いい線いっていますが、このぶ厚い管弦楽に立ち向かうには音の大きさ、響きの点でD.オイストラフに席を譲ることになると思います。第1楽章で朗々とVnを響かせ、第2楽章でどこまでも続くかのようなカンティレーナをたっぷり聴かせ、第3楽章で豪壮で男性的な舞踏を行うことができるのは、この方をもって第1人者とするのです。残るはどの盤を選択するかです。この方にこの曲の録音いったい何通りあるのでしょう、とても聴ききれません。LP時代は69年セル/クリーヴランド盤で聴いていました。CDに買い替えるにあたり本演奏にし、セルは買わないままになっています。セル盤のゆったりとした運びがこの曲の構造をみるにはいいかもしれないが、いささかマーラー風の倦怠感を持ちこんでいるように感じるのです。と書いて念のため、タイムを確認するとほぼ同じで第1・2楽章はわずかにセル盤のほうが速い!?なのにどうして先のように感じたのか考えると、本盤のほうが高音が鋭く、アーティキュレーションがはっきりしているためのようです。頑健でもさすがに還暦過ぎては歌うのはしんどくなってきているということか。実は最もよく聴いているのは本盤でもありません。55年コンヴィチュニー/SKB盤(ライヴ)です。本盤よりさらに活きがよくオケが無理しなくても自然にブラームスの響きを出せ、出しているのが素晴らしい。この伝でいくと51年コンドラシン/モスクワ放送響のほうがもっと溌剌としているのかもしれないが、老齢そこまで追求する根気がありません。これらに限らずベスト盤はこれだとご教示いただければありがたい。

西荻椿山 さん | 東京都 | 不明

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ブラームス(1833-1897)

1833年:北ドイツのハンブルクでヨハネス・ブラームス誕生。 1843年:演奏会にピアニストとして出演。作曲家、ピアニストのマルクスゼンに師事。 1852年:ピアノ・ソナタ第2番が完成。 1853年:ピアノ・ソナタ第1番、ピアノ・ソナタ第3番が完成。 1854年:ピアノ三重奏曲第1番、シューマンの主題による変奏曲が完成。

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