モーツァルト(1756-1791)

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CD

ホルン協奏曲全曲 ヘーグナー、ベーム&ウィーン・フィル

モーツァルト(1756-1791)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
UCCG5269
組み枚数
:
1
:
日本
フォーマット
:
CD

商品説明

ドイツ・グラモフォン ザ・ベスト1200
モーツァルト:ホルン協奏曲(全4曲)
ヘーグナー、ベーム&ウィーン・フィル


モーツァルトが友人のホルン奏者ロイトゲープのために作曲した4曲のホルン協奏曲は、ユーモアも交えてこの楽器の多彩な魅力を十分に味わわせてくれる、旋律の美しさに溢れた作品です。
 ベーム指揮によるウィーン・フィルハーモニーがバックを務め、この名門オーケストラの首席ホルン奏者ヘーグナーを独奏者に迎えた滋味溢れる演奏で収録、ウィーン独特ともいえるホルンの音色の魅力を心ゆくまで味わえるアルバムとなっています。(ユニバーサル ミュージック)

【収録情報】
モーツァルト:
1. ホルン協奏曲第1番ニ長調 K.412+514 (386b)
2. ホルン協奏曲第2番変ホ長調 K.417
3. ホルン協奏曲第3番変ホ長調 K.447
4. ホルン協奏曲第4番変ホ長調 K.495

 ギュンター・ヘーグナー(ホルン)
 ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
 カール・ベーム(指揮)

 録音時期:1978年11月(3)、1979年3月(2)、12月(1,4)、1980年4月(3,4のカデンツァ)
 録音場所:ウィーン、ムジークフェラインザール
 録音方式:ステレオ(セッション)
 高精度ルビジウム・クロック・カッティング

内容詳細

VPOの首席ホルン奏者、ヘーグナーによるモーツァルトのホルン協奏曲集。明るく柔らかな音色で朗々とうたい、オーケストラとの一体感もメンバーならではのものだ。晩年のベームの滋味あふれる指揮も秀逸。(CDジャーナル データベースより)

収録曲   

ユーザーレビュー

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 学生時代に聴いてからずっと、これがモー...

投稿日:2018/05/04 (金)

 学生時代に聴いてからずっと、これがモーツァルトのホルン協奏曲における「基準値」になってしまっている。     落ち着いたテンポでのびのびと奏でられる弦、協奏曲というより室内楽といえそうな親密さ(ソリストというより楽団員の一人だからこそだが…)、なによりも少しくすんだというか朴訥とした色調のホルンの音色。 底抜けに明るくてはっきりした輪郭のホルン演奏と違った独特の味が気に入っている。これがウィンナ・ホルンの音色なのか断言できる耳を持ってはいないが、ホッとするいい演奏なのは解る。 おそらく我々がこの曲集に求めている明るさ・愉悦感・ローカリズムなどを自然な形で表しているいるから今でも聴かれ続けているのだろう。     キレイな音がよい演奏になるわけではないし、技術があるから銘盤になるわけでもない。もっと内的な蓄積や思い入れがコクと言ってもよいような「不思議な何か」を生むんだ、と思わせるのがまさに当盤の特徴だと思う。

うーつん さん | 東京都 | 不明

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当時の看板奏者、ヘーグナーの、なんともお...

投稿日:2012/05/12 (土)

当時の看板奏者、ヘーグナーの、なんともおおらかで伸びやかなホルンの響きに魅了されます。特にゆったりした楽章での充実した響きは憧れの的、味わいの深さはほかのホルン奏者からは得られない、大変幸せな気分になります。終楽章の狩のリズムによる音楽もウィンナホルン独特の演奏法と発音がピッタリ!発売当時、YAMAHA製ウィンナホルンを使用した演奏ということでも大変話題になりました。ホルンの音は倍音が多く、響きも大変豊かなので、こういう曲目、こういう演奏こそ、SACDでの発売を期待したいです。

1stホルン さん | 東京都 | 不明

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天馬空をゆくようなブレインは確かに素晴らし...

投稿日:2012/03/20 (火)

天馬空をゆくようなブレインは確かに素晴らしい。ナチュラルホルンのバウマンも良い。だがこのヘーグナー-ベーム盤もウィンナーホルン代表としてその地位は揺るがない。何度も再発され、録音後30年を経た今も本国でも日本でも現役なのは、ウィンナーホルンの伸びやかで深い味わい、往時のVPOの魅力的な節回し、加えて最晩年のベームの大らかで深みのある指揮が三位一体となった「滋味あふれる美しさ」が人の心を捉えてやまないからだろう(私は77年にベーム、VPOでモーツァルトの29番を聴くことができたが、このCDを聞くと4楽章のホルンの響きをいつも思い出す。75年のブラームスの1番のホルンも凄かった-あの演奏でウィンナーホルンの素晴らしさを認識した人も多かったのではないか)。こうした演奏傾向から、軽快な1番より、最も充実した出来栄えの3番、あるいは4番の方が素晴らしく、特に緩徐楽章における陰影の豊かさを特筆したい。没後30年を超えてもベームのモーツァルトが、50年代のDECCA、DGの録音を除けば殆ど現役なのは大変結構なことだ。様式論を超えて生き続ける「音楽の生命」の存在に、今も多くの支持があるからと考える。没後30年企画では、交響曲と協奏曲・管弦楽曲のセットものが出たが、オペラにおける20世紀のモーツァルト復権にベームの果たした役割を考えたとき、これは片手落ちのそしりを免れないだろう。現在廃盤の「イドメネオ」「ティートの慈悲」(DGはWeb配信は行なっている)、入手困難の「ドンジョバンニ(旧盤)」(Web配信はあり)の復活や、全部を取りまとめたセット(全盤ユニバーサル傘下なのだし)をリーゾナブルプライスで提供する等の企画を是非とも実施して欲しい。

千葉のアリアドネ さん | 千葉県 | 不明

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モーツァルト(1756-1791)

1756年:ザルツブルクで誕生。 1761年:最初の作曲(『アンダンテ ハ長調 K.1a』)。 1782年:オペラ『後宮からの誘拐』初演。 1783年:大ミサ曲ハ短調 K.427(417a)を上演。 1785年:弦楽四重奏曲集(ハイドン・セット)をハイドンに献呈。 1786年:オペラ『フィガロの結婚 K.492』初演。 1787年:父レオポル

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