モーツァルト(1756-1791)

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CD

モーツァルト:レクィエム イシュトヴァン・ケルテス

モーツァルト(1756-1791)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
UCCD3540
組み枚数
:
1
:
日本
フォーマット
:
CD

商品説明

モーツァルト:レクイエム
ケルテス&ウィーン・フィル、ウィーン国立歌劇場合唱団

1965年10月のステレオ録音。全体のつくりはケルテスの指揮だけにドラマティックな起伏をみせるものですが、ウィーン・フィルの音は美しく、また、明晰な録音もあって、合唱の各声部がきちんと聴きとれるのも見逃せないポイントです。モーツァルト歌手として高い名声を誇っていたエリー・アーメリングのソプラノの美しさも特筆ものです。
 若くして亡くなった名指揮者、イシュトヴァン・ケルテスは、1929年ハンガリーの首都ブダペストに誕生。フランツ・リスト音楽院でヴァイオリン、作曲、指揮を学び卒業後、1953年にジュール・フィルの指揮者に就任、1955年からはブダペスト歌劇場の指揮者となりますが、翌1956年に勃発したハンガリー動乱の際、ハンガリーを脱出、1957年にローマのサンタ・チェチーリア音楽院でフェルディナント・プレヴィターリに指揮を学んだ後、1958年から63年までアウグスブルク歌劇場、1964年から亡くなるまでケルン市立歌劇場の音楽監督を務めます。その間、1961年にはザルツブルク音楽祭に出演し、モーツァルトの《後宮からの逃走》を指揮、世界的な名声を獲得し、1965年から68年にかけてはロンドン交響楽団の首席指揮者も兼任。1964年にロンドン交響楽団を率いて来日、68年には2度目の来日を果たし、日本フィルを指揮。日本でも人気を博し、まさに働き盛りの1973年、テル・アヴィヴ近郊の海岸で水泳中に、大波に襲われて44歳の若さで水死してしまいます。

モーツァルト:レクイエム ニ短調 K.626(ジュスマイヤー版)
 エリー・アーメリング(ソプラノ)
 マリリン・ホーン(メッゾ・ソプラノ)
 ウーゴ・ベネルリ(テノール)
 トゥゴミール・フランク(バス)
 ウィーン国立歌劇場合唱団
 ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
 イシュトヴァン・ケルテス(指揮)

内容詳細

ケルテスの代表的な録音のひとつ。遅めのテンポでスケールの大きな世界を、非常なハイテンションで築き上げたレクイエム。感動せざるを得ないという強い訴求力を持った演奏だ。一聴の価値あり。(CDジャーナル データベースより)

収録曲   

総合評価

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哀しみの烈しさをきびきびと速いテンポで強...

投稿日:2010/05/04 (火)

哀しみの烈しさをきびきびと速いテンポで強調したドラマ性に富んだ演奏。コーラス叫びます。鎮魂、慰撫するという感じは余りありません。同じオケ、コーラスを振ったベーム盤とは全く方向が違う。血気盛りの若者と、重厚に包み込むベテランみたいな。ケルテス盤はコーラスの配置が通常と違い、女声を二分して男声を挟んでいるように聴こえました。

ERINA さん | 不明 | 不明

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渾身の名演。ウィーン・フィルをこれだけ縦...

投稿日:2009/02/11 (水)

渾身の名演。ウィーン・フィルをこれだけ縦横にドライヴしたレクイェム演奏は他に見当たらない。 実際、これを聞いてしまうと世間で定評あるベーム盤を聴くとあまりの「ぬるま湯」にあきれてしまうほどだ。しかも、レクイェム本来の荘厳さ、「死」への人間の恐れと「神」への救済がダイレクトに伝わる。加えてバイロイトの名合唱指揮者ウィルヘルム・ピッツの合唱統率、モーツァルト研究の権威でもある名プロデューサー、エリック・スミスの手になる音作りも万全で、ケルテスの遺産でも最右翼に置かれる名盤と思う。

天井桟敷 さん | 東京 | 不明

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確かに劇場型の分厚い合唱の演奏です。同じ...

投稿日:2008/11/12 (水)

確かに劇場型の分厚い合唱の演奏です。同じオケで、名高いベーム盤はこの6年後に録音されるのですが、そのベーム盤とはかなり趣が違います。合唱の力強さは、カラヤンやムーティ盤に劣らないものでしょう。

三十路 さん | 熊本市 | 不明

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人物・団体紹介

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モーツァルト(1756-1791)

1756年:ザルツブルクで誕生。 1761年:最初の作曲(『アンダンテ ハ長調 K.1a』)。 1782年:オペラ『後宮からの誘拐』初演。 1783年:大ミサ曲ハ短調 K.427(417a)を上演。 1785年:弦楽四重奏曲集(ハイドン・セット)をハイドンに献呈。 1786年:オペラ『フィガロの結婚 K.492』初演。 1787年:父レオポル

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