CD

ブラームス:ヴァイオリン協奏曲、他 アンネ=ゾフィー・ムター

ブラームス(1833-1897)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
POCG10055
組み枚数
:
1
:
日本
フォーマット
:
CD

内容詳細

ムター、16年ぶりのブラームスの協奏曲。基本は変わらないが、細部の表現が随分熟している。また、カラヤンとのときよりも伸び伸びと演奏している。珍しいシューマンの晩年の「幻想曲」も収められている。少しかわった曲だが、これも熱演だ。(治)(CDジャーナル データベースより)

収録曲   

総合評価

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良い意味でも悪い意味でも「よい商品」とな...

投稿日:2013/09/22 (日)

良い意味でも悪い意味でも「よい商品」となりうるCDだとは思う。ムターのヴァイオリンは、技術的には旧盤(指揮カラヤン)を超えて自由さ、あるいは余裕、自発性のようなものがビシバシ感じられ、よい意味で旧盤に比して「万人向け」な演奏になった。旧盤の方が「大人っぽい」ように感じられるが、それは旧盤が多分に指揮者の作り出すオケの影響が強過ぎだからだと思われ、ソリストとしての表現力としては、むしろ「カラヤンの呪縛から脱した」と、ポジティヴに評したい。 確かにこれは、最高に好みの一枚だというリスナーがいてもおかしくないくらいの名盤ではある。ただ旧盤には、他の盤では味わえない独特の音色(「艶」のようなもの)があり=もちろんそれが好む好まざるの評価の分かれ目だったのかもしれないが=それゆえ演奏そのものに明確な存在意義があった。その視点からこの演奏を聴くと、「ある日催された名演の記録」という位置づけ以上の何者でもなく、「もし別の日に同じような演奏会があれば、そっちのほうが名演だったのでは?」という可能性を思わせてしまうような偶発性が脳裏をよぎる。断定はできないが、ムターの個性を引き出すに、マズアという指揮者では役不足なのかもしれない。 だが、例えば旧盤が、自己主張の明確な「芸術」=(細く長く永続する)だったとすれば、この新盤は、「ポッと出て、話題をさらって、すぐ消える」=消費を支える商品=として優秀と言えるのかも・・・そんな風に思えたので、最高票ではないけれど、withカラヤン盤のネバネバに気持ちの本音が動かない自分としては、むしろこちらの新盤を手にとって聴くことのほうがはるかに多い。

司那夫金 さん | 所在地 | 不明

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えっ、何で高い評価が付くの?バックのマズ...

投稿日:2011/09/30 (金)

えっ、何で高い評価が付くの?バックのマズアがマズいのはいつものことで驚くには足りないが、ムターのボウイングってこんなに貧弱にいつからなったのか・・・?「全編カデンツァ?}ただヒステリックに悪乗りしているのが「名演??」。 いずれにせよ、あまたの名演があるこの曲で、この程度の演奏で評価されるはずもないこと、玄人筋の評価も右に同じ。 最近の名演で、心に残るのは、2005年のNHK音楽祭で、庄治紗矢香がNDRと共演した一番。なぜCD化されなかったか不思議だが、内容的にははるかに品格があり、音も澄み切っていた。 ともあれ、このCDも遠からずDisk Union行きだな。

ぶるじょわ爺 さん | 神奈川県 | 不明

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カラヤン/ベルリンpoとの共演を「徹頭徹尾...

投稿日:2011/09/02 (金)

カラヤン/ベルリンpoとの共演を「徹頭徹尾人造庭園的」と評するなら、この演奏は「2〜3割の生花の混じった人造庭園」と言えるかもしれない。中途半端で、やや完成度に欠くが、ムターに似合わず?火花が散るような光景も見られる。マズアもなかなか好調。シューマンは他の演奏を聴いたことがないので評を控える。

ヒューブーン さん | 静岡県 | 不明

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人物・団体紹介

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ブラームス(1833-1897)

1833年:北ドイツのハンブルクでヨハネス・ブラームス誕生。 1843年:演奏会にピアニストとして出演。作曲家、ピアニストのマルクスゼンに師事。 1852年:ピアノ・ソナタ第2番が完成。 1853年:ピアノ・ソナタ第1番、ピアノ・ソナタ第3番が完成。 1854年:ピアノ三重奏曲第1番、シューマンの主題による変奏曲が完成。

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