CD

Sym.2: Klemperer / Concertgebouwo Ferrier Vincent

マーラー(1860-1911)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
POCL3902
組み枚数
:
1
:
日本
フォーマット
:
CD

内容詳細

51年の録音で音質はあまり良好ではないが、今は亡きクレンペラーと、この2年後に若くして惜しまれつつ世を去ったフェリアーによる幻のマーラー。ドラマティックなオケとフェリアーの豊かな歌声。こんなに感動的な「復活」を生で聴いてみたかった!(浩)(CDジャーナル データベースより)

収録曲   

総合評価

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この時代の演奏で音質を云々するのは意味合...

投稿日:2009/11/22 (日)

この時代の演奏で音質を云々するのは意味合いに乏しいであろう。優れた演奏であればこそ、音質が貧しくともその中から必死に真の精神を聴き取ろうとし、フルトヴェングラーや、ニキシュでさえ繰り返し聞かれ続けることになるのではないか。演奏された1951年はメンゲルベルクの亡くなった年であり、実質的にクレンペラーの惜別の辞とも言える演奏である。演奏に向けた集中力は極めて高く、当日の聴衆は会場の外に出れば再び1945年の荒廃した風景が広がっているかの如き想いにとらわれた、というエピソードが伝わる程のものである。後年のフィルハーモニア盤、BRSO盤は練り込んだ演奏であるが、クレンペラーの個人体験といった点から見れば、こうした演奏こそが記憶されるに相応しいと思われる。

たまごかけご飯 さん | 東京都 | 不明

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アルトは、マーラーの直弟子ワルターと《大地の歌》を...

投稿日:2008/10/16 (木)

アルトは、マーラーの直弟子ワルターと《大地の歌》を録音したフェリアー。ソプラノは、稀代のマーラー指揮者メンゲルベルクと《交響曲第4番》で共演したヴィンセント。しかもオケは、メンゲルベルクの手兵だったコンセルトヘボウ。極め付きは、指揮者が“御前演奏”までしたクレンペラー。これ以上考えられないキャストが揃った!否が応でも期待高まる中再生し、即、幻滅……。蚊の泣くような細い音なのです。音圧も低過ぎます。地鳴りのような演奏を期待していましたが、残念です。これは恐らく過度にノイズリダクションをした結果の音痩せだと思います。貧弱なクレンペラーなど耐えられません!批評家の皆さん、闇雲に一位など付けられても困ります。演奏自体の批評は、別の復刻盤でも聴いてからにします。

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癌で逝ったフェリアーにちなみ癌対策の慈善...

投稿日:2008/01/04 (金)

癌で逝ったフェリアーにちなみ癌対策の慈善活動のために日の目をみた音源と聞く。クレンペラーの棒は無論後年のものよりテンポが速い。青白く烈しく燃える指揮にメンゲルベルク時代の面影を残すオケが応えている。フェリアーの太く暗い独特のコントラルトは心なしか彼女の今後の運命を物語るかのようで忘れがたい。好悪は分かれようが、忘れがたい1枚である。

eroiika さん | 不明

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マーラー(1860-1911)

1860年:オーストリア領ボヘミア、イーグラウ近郊のカリシュト村で、グスタフ・マーラー誕生。 1875年:ウィーン楽友協会音楽院に入学。 1877年:ウィーン大学にてアントン・ブルックナーの対位法の講義を受講。 1883年:カッセル王立劇場の副指揮者に就任。 1885年:『さすらう若人の歌』を完成。プラハのドイツ劇場の

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