CD

クナッパーツブッシュ/RIAS放送録音全集(5CD+CD−ROM)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
KICC90925
組み枚数
:
5
レーベル
:
:
日本
フォーマット
:
CD
その他
:
CD-ROM付き

商品説明

1stマスター・リリース!
リアス放送局に眠っていた秒速76cmのオリジナルテープから初めてよみがえる真実のクナ!
フルトヴェングラーにつづき、クナッパーツブッシュのRIAS録音集が登場!
クナッパーツブッシュ RIAS放送録音全集


僕は随喜の涙を流した。≪宝の山≫がここにある。 宇野功芳

大好評を博したフルトヴェングラーのRIAS録音集につづき、今度は同じ音源によるクナッパーツブッシュである。5枚組のCDを聴きながら、
ぼくは文字通り随喜の涙を流した。≪宝の山≫がここにある。
 酷評をつづけて来た改訂版によるブルックナー9番はこんなに良い音だったのだ。到底1950年のライヴとは思えない。
しかも2日前のスタジオ録音も収録されている。当然聴衆なしの後者の方が音は良いが、気迫は断然ライヴが上だ。
もちろん改訂版に対する疑問は消えないが、この版を十二分に享受したのはたしかで、歴史的な価値は比類なく大きい。
「未完成」も同じく2種。でも、やはりいちばん面白かったのは「ピッツィカート・ポルカ」と「バーデン娘」である。前者はクナならではの怪演。
この曲は例の「ウィーンの休日」には入っていないのでまことに貴重。
「バーデン娘」は最後の大見得でやりすぎ、ずっこけている。こんなこともあったのだ。

*国内盤オリジナル特典
@日本語解説書(オリジナル欧文ライナーの完訳+貴重な写真掲載)
ACD-ROM(クナッパーツブッシュ・ディスコグラフィ)(吉田光司編による最新版)
 吉田光司氏による定評ある「完全ディスコグラフィ」。クナッパーツブッシュが指揮した演奏の録音のすべてをSP、LP、CDのプライベート盤も含めて記載。2005年に改訂・発行されたデータを最新版に大幅加筆訂正。検察に便利なデータ(txt,word,pdfの3種ファイル)をCD-ROMに収納。(プリントするとA4サイズで150ページを超えます。)
*ディスク&外箱ケースは独audite(アウディーテ)社からの輸入

なんとauditeから、フルトヴェングラーにつづき、クナッパーツブッシュのRIAS録音集が登場!クナッパーツブッシュはベルリン・フィルに度々客演し、戦後もカラヤン時代最初期の1956年までその関係が続きました。このセットには、1950−1952年にクナッパーツブッシュ−がベルリン・フィルとRIASに録音した全録音が秒速76cmのマスターテープから初めて復刻されています。保管されていた、演奏はどれも過去にLP、CDで発売され話題になったもので、お得意のブルックナー、濃厚かつ豪快な味わいのベートーヴェン、ユーモアに溢れたJ.シュトラウスUとコムツァーク、ロマンティシズムたっぷりのチャイコフスキーなど、クナ節全開の名演・快演ばかり。中でもブルックナーの交響曲第9番とシューベルトの未完成交響曲は、クナッパーツブッシュの資質が曲と合致した超ド級のスケールで、「魂を震撼させる」必聴の名演です。またこの2曲は数日違いのスタジオ録音とライヴ録音の2種の録音を収録、音楽の微妙な違いを比べられるのもファンにはたまらないところです。auditeはフルトヴェングラーのRIAS録音集でも、従来の音源とは明らかに次元の異なった高音質を提供、ここでもリアス放送局秘蔵の蔵出し音源から素晴らしい音質を実現しています。
(注)RIAS・・(ベルリンにおける)アメリカ占領地区放送局Rundfunk im amerikanischen Sektorの略称。1946年アメリカ軍によって組織された。1994年にドイツ放送Deutshlandrundfunkに改組。
(キングレコード)

【収録情報】
[CD1]
@ブルックナー:交響曲第9番 ニ短調
 1950年1月28日 ティタニア・パラスト(スタジオ録音)
Aシューベルト:交響曲第8番 ロ短調 D.759 『未完成』 
 1950年1月28日 ティタニア・パラスト(スタジオ録音)

[CD2]
 ブルックナー:交響曲第8番 ハ短調
 1951年1月8日 イエス・キリスト教会(スタジオ録音)

[CD3]
@ベートーヴェン:交響曲第8番 ヘ長調 Op.93
 1952年1月29日 イエス・キリスト教会(スタジオ録音)
AJ.シュトラウスU:喜歌劇『千一夜物語』‐間奏曲(No.6a)
 1952年1月29日 イエス・キリスト教会(スタジオ録音)
Bニコライ:歌劇『ウィンザーの陽気な女房たち』‐序曲
 1950年2月1日 ティタニア・パラスト(ライヴ録音)
Cハイドン:交響曲第94番 ト長調 『驚愕』
 1950年2月1日 ティタニア・パラスト(ライヴ録音)

[CD4]
@チャイコフスキー:組曲『くるみ割り人形』Op.71a
 1950年2月1日 ティタニア・パラスト(ライヴ録音)
AJ.シュトラウスU:喜歌劇『こうもり』‐序曲
 1950年2月1日 ティタニア・パラスト(ライヴ録音)
BJ.シュトラウスU& ヨゼフ・シュトラウス:ピツィカート・ポルカ
 1950年2月1日 ティタニア・パラスト(ライヴ録音)
CコムツァークU:ワルツ『バーデン娘』 Op.257
 1950年2月1日 ティタニア・パラスト(ライヴ録音)
Dシューベルト:交響曲第8番 ロ短調 D.759 『未完成』
 1950年1月30日 ティタニア・パラスト(ライヴ録音)

[CD5]
 ブルックナー:交響曲第9番 ニ短調
 1950年1月30日 ティタニア・パラスト(ライヴ録音)

 ハンス・クナッパーツブッシュ(指揮)
 ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団

原盤:独audite


内容詳細

1950年から1952年にかけてRIASに残されている全録音をまとめた5枚組BOX。秒速76cmのマスター・テープからの復刻で音質も良く、ブルックナーの「交響曲第9番」などを収録。クナッパーツブッシュ・ファンは絶対に見逃せないアルバムだ。(CDジャーナル データベースより)

総合評価

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曲目に目新しさがなく、同じ曲が2曲もあっ...

投稿日:2023/04/29 (土)

曲目に目新しさがなく、同じ曲が2曲もあったので買わずにいましたが、下の方のレビューを見て買うことを決心。これはすごい音です。クナッパーブッシュのモノラル録音では一番よいですね。太い音がします。轟音です。轟音をたててノッシノッシと音楽が進みます。こんな音楽をするのは、彼だけでしょうね。レビユーは参考になります。HMVさん、商品にはできるだけたくさんレビユーを集めて載せてくださいね。

顕 さん | 岐阜県 | 不明

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まずなによりも音質の良さは格別。状態の良...

投稿日:2013/03/11 (月)

まずなによりも音質の良さは格別。状態の良いマスターをセンス良くリマスターしている点が嬉しい。演奏の方は、どれもこれも楽しいが、圧巻は「こうもり」序曲。どんな顔して振っていたのだろうか。何度聞いてもにやりと笑ってしまう。こんな個性の塊のような演奏、今は無いですね。

ききだおれ さん | 神奈川県 | 不明

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現在ではすっかり失われてしまった気宇壮大...

投稿日:2011/11/23 (水)

現在ではすっかり失われてしまった気宇壮大な素晴らしい“個性”の記録。どなたかが書かれていましたが,古きよき時代へタイムスリップさせてくれる素晴らしいセット。さすがに第9は私には少し抵抗がありましたが,第8はフルトヴェングラーやチェリビダッケとはまた違った大きな演奏で心打たれたし,ベートーヴェンの第8は最高!緩徐楽章のホルンの甘い響きと,そこに絡む木管のなんて優美なこと…!疾風のごとき進む現代の最終楽章を嘲笑うかのような堂々とした終楽章…!私にとっての第8のベストです。CD4も魅力的。「昔はよかったね」という声が聞こえてきそうな,演奏は厳しくも,何かほのぼのした温かさが伝わってくる。話は変わりますが,「バーンスタインのように(ただし、マーラー及びシューマンを除く。)、内容の伴わない大仰さとはとても同列には論じられないことを銘記しておかなければならないと言える」と書かれている方がおられる…。この方は,リスナーへの挑戦とも言えそうな,あの驚異的なシベリウスの第2を聴かれたことがあるのだろうか…。愛妻を亡くした慟哭にまみれたモーツァルトのレクイエムを聴かれたことがあるのだろうか…。すさまじいショスタコーヴィチの第7を聴かれたことがあるのだろか…。ウィーン・フィルとのベートーヴェン,ブラームスの交響曲全集は私の知る限り最も“温かい”全集であるし,コープランド,バーバーは絶品だ。このような侮辱は,バーンスタインを愛する人たちに失礼だ…。何より,バーンスタインに失礼だ…。

masato さん | 新潟県 | 不明

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