CD

Sonatine, Gaspard De La Nuite: Argerich +schumann: Fantasiestucke

ラヴェル(1875-1937)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
WPCS13102
組み枚数
:
1
レーベル
:
:
日本
フォーマット
:
CD

商品説明

Argentina-born pianist, Martha Argerich is the featured artist along with guest artist in this series. This collaboration with Ravel Sonatine is a live recording with a broad fetching of musical captures with the most difficult song transitions to date. Japanese pressing. Warner. 2015.

内容詳細

アルゲリッチのライヴ録音の中でもとりわけ重要視され、絶賛された名盤。アルゲリッチ全盛期の彼女の最高のパフォーマンスがとらえられている。彼女のファンのみならず、クラシック・ファン必聴のアルバムの一つ。(CDジャーナル データベースより)

収録曲   

総合評価

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凄い演奏だ。アルゲリッチはスタジオ録音の...

投稿日:2011/05/21 (土)

凄い演奏だ。アルゲリッチはスタジオ録音の時でさえ、自由奔放でスリル満点の豪演を展開するのが常であるが、ライヴ録音においてはとてもその比ではない。まして、本盤におさめられた録音は今から30年以上も前の若き日のアルゲリッチのコンサートのライブであり、切れば血が出てくるような灼熱のように燃え上がる生命力に満ち溢れた壮絶な豪演を堪能することが可能だ。いずれもアルゲリッチが得意とする楽曲で構成されているが、特にラヴェルの2曲は、他のいかなるピアニストによる名演に冠絶する至高の超名演と高く評価したい。両曲ともに、華麗にして繊細なラヴェルのピアノ曲の縮図のような楽曲であり、弾きこなすには卓越した技量と表現力が必要だ。アルゲリッチは、人間離れした超絶的な技量をベースとしつつ、変幻自在のテンポ設定や思い切ったアッチェレランド、リタルランドを駆使している。強靭な打鍵から繊細な抒情に至るまで、表現の幅は桁外れに広く、正に圧倒的な音のドラマの構築に成功していると言える。これだけ自由奔放でドラマティックな演奏を行っているにもかかわらず、全体の造型はいささかも弛緩することはなく、それでいてスケールの雄渾さを失わないのは、アルゲリッチだけに可能な圧巻の至芸と言える。シューマンの幻想小曲集は、ラヴェルと異なり他のピアニストの名演を凌駕するとまではさすがに言えないが、同曲の演奏における情感に満ち溢れた詩情の豊かさは至純の美しさを誇っていると言えるところである。また、構成する各曲の描き分けも実に巧みに行っており、アルゲリッチの卓越した表現力の幅の広さを感じることが可能だ。本盤の録音については、1970年代後半のライブ録音であるが、リマスタリングによってある程度は満足できる音質であった。ところが、今般のSACD化によって、最新録音にも匹敵するような鮮明な超高音質に生まれ変わった。クラシック音楽業界が不況にある中で、EMIが果敢にSACD化を進めていることを心から讃えるとともに、アルゲリッチによる歴史的な超名演を望み得る最高の音質で味わうことができることを大いに歓迎したい。

つよしくん さん | 東京都 | 不明

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夜のガスパールが聞き応えがあります。特に...

投稿日:2011/01/20 (木)

夜のガスパールが聞き応えがあります。特にスカルボ!まるでスラッシュメタルのような速さとアグレッシブさ!人間の暗部からくる衝動を超えて悪魔が乗り移ったかのよう。これだからライブは面白い。ミケランジェリも東京ライブで弾いていますが、響きと音色の精緻なコントロールと対照的です。

sisina さん | 千葉県 | 不明

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すごい演奏です。 スタジオ録音でも、他...

投稿日:2010/10/09 (土)

すごい演奏です。 スタジオ録音でも、他の演奏家と比べてスリリングに跳ね回るアルゲリッチ。ライブなので、それ以上のスリルを期待しました。 最初から順番に聴き、『ソナチネ』に入ると水を得た魚のように、軽やかに泳ぎ回り、強弱、加速減速、全てが自由自在。圧巻は、『夜のガスパール』。これでもか、これでもかと攻め続ける容赦のない、ある意味サディスティックな演奏。アルゲリッチは、この曲への理解も相当深いのでしょう。他のピアニストの演奏では聴こえない音を、たくさん見つけることができました。 『夜のガスパール』は、フランソワ等の淡々とした無表情な演奏も、さざ波の立つ水面に月光がキラキラと反射するみたいな神秘性を帯びて好きです。むしろ、フランソワ型がスタンダードだと思いますが、アルゲリッチの激情(或いは劇場?)型もこの曲の1つのスタイルなのでしょう。

名無しの権兵衛 さん | 千葉県 | 不明

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