ブラームス、モーツァルト

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CD

Sym.1 / Piano Concerto.9: Gulda, Bohm / Bavarian.rso Live 1969

ブラームス、モーツァルト

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
KKCC4274
組み枚数
:
1
レーベル
:
:
日本
フォーマット
:
CD

内容詳細

オルフェオ・レーベルから選りすぐった《オルフェオ名盤選》の1枚。グルダの魅力的な演奏もさることながら、バイエルン放送響と組んだベームが、らしからぬ過激さを聴かせてくれる。(CDジャーナル データベースより)

収録曲   

  • 01. 交響曲第1番ハ短調 作品68
  • 02. ピアノ協奏曲第9番変ホ長調 K.271「ジューノーム」

総合評価

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1969年のライブ録音とのこと。確かに音は古...

投稿日:2022/10/20 (木)

1969年のライブ録音とのこと。確かに音は古めかしさを感じました。しかし、そこから放射されてくる異様なまでの緊張感と集中力!これは強烈な演奏です。どれだけいろいろな演奏を聴いてきたかわからないぐらいですが、こんな厳しいブラームス、聴いたことがありません。

jin さん | 長野県 | 不明

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ベームに対し、堅固で純ドイツ的な音楽をやる指...

投稿日:2015/01/02 (金)

ベームに対し、堅固で純ドイツ的な音楽をやる指揮者というイメージを持ちやすい。勿論、それには異論ない。だが、スタジオ録音のときにやや型に嵌まりがちなベームの姿は、ライヴには見られない。ライヴのベームからは、あくまで堅固な土台が築かれつつ、思い切り生き生きと、まるで音楽が今まさにその場で形成されていくような雰囲気が感じられる。 とにかく、音楽に流動性がある。特にブラームスの終楽章で顕著だ。別に、殊更早い訳ではない、中庸を得たテンポではある。だが、常に次に来る音が前の音に喰いついているようなのだ。結果、音楽が前のめり気味になる。そこに、単なる拍子とは別の、何か野性的な脈動の存在を感じるのである。 相手がお決まりのウィーン・フィルではなく、客演先のバイエルン放送響であることも、ベームのライヴ感に拍車をかける。ベームの指揮にこなれている訳ではないが、抜群の機動性を、このオケは持っている。だから、ベームの前のめり気味の指揮に、いい意味で煽られ、結果、燃えるような演奏をしているのだ。 グルダはクレバーな才能の持ち主である。だが、ベームが些か真面目なのか。グルダならば、もっとエキセントリックな演奏も出来たはずである。しかし、型破りに過ぎてしまうのを、ベームがきっちりと押さえているのは面白い。そして、ベームが作る枠組みの中でも、出来るかぎりの自由度の発揮を試みるグルダ。両者の丁々発止のやりとりが面白い。 音質は、69年の放送音源にしてはかなり優秀である。もっとも、オルフェオの悪癖たる低音の弱さをやや感じるが、十分に補正可能なレベルである。音揺れや歪みも無く、安定している。 総じて、素晴らしい実演の記録と言えよう。

遊悠音詩人 さん | 埼玉県 | 不明

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ジュノムは、安易な形容だが、宝石のように...

投稿日:2013/06/19 (水)

ジュノムは、安易な形容だが、宝石のように美しい名演。録音も素晴らしいので、これだけで買った価値はある。ただお目当て(のはず)のブラームスは、何故か今イチ入り込めない。凄い爆演という評価が高い演奏だが、ベーム独特の弦から管までの目の詰まった音のテクスチャーが聞かれない。録音の関係かもしれない。気合いの入った流れなのだが、がつんと来るものが不足して聞こえて仕方がない。実はVPOとの来日公演も、NHKホールの砂と噛むような音のせいか、識者の熱とオケの優美さの間に隙間が空いているように聞こえてしまう(スタジオ録音は生気がなくて論外)。得意なレパートリーのはずだが、結局はBPOとの青すぎるほど無骨な演奏になるのかなぁ?モーツアルトは文句なく五つ星だが、メインはブラームスということで、ファンの方には申し訳ないながらこの評価に留めました。

mari夫 さん | 東京都 | 不明

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