モーツァルト(1756-1791)

人物・団体ページへ

CD

Piano Concerto, 21, 27, : Vogt(P)P.jarvi / Frankfurt Rso

モーツァルト(1756-1791)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
KKC5339
組み枚数
:
1
レーベル
:
:
日本
フォーマット
:
CD

内容詳細

フォークト2枚目のモーツァルト協奏曲集。今度はヤルヴィとのコラボだ。第21番は前作と同じ2008年、27番はその前年の録音となっている。テンポの変化、間合いの取り方、強弱の対比、音色の微妙な移ろいなど、きわめて刺激的ながら気品をも感じさせる。21番の二つのカデンツァは自作。★(T)(CDジャーナル データベースより)

ユーザーレビュー

総合評価

★
★
★
★
★

5.0

★
★
★
★
★
 
2
★
★
★
★
☆
 
0
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0
★
★
★
★
★
EMI時代からご贔屓だったフォークトの最新...

投稿日:2013/10/07 (月)

EMI時代からご贔屓だったフォークトの最新盤だが、27番は2007年10月、21番は2008年10月の録音。つまり、ボルトン指揮で前に出ていた20番/23番と同時期の録音だ。20番などは日本でやったハーディングとの共演(この時は楽器はモダンだが、スタイルは完全にピリオド)の方が遥かに良かったが、今回の2曲はとても良い。そんなに曲を「こねくりまわす」ような解釈ではないが、自発性は申し分ない。このピアニストの武器である弱音部のニュアンスの豊富さと美しさが大いに生きていて、21番第1楽章での短調のエピソードなどはとても味が濃い。第2楽章は素直に歌っていて、かの名旋律が戻ってくるところでは、旋律装飾の代わりに響きを殺したピアニッシモで始めるというのも、実にいいセンス。この曲での大きな楽しみである両端楽章の自作カデンツァも素晴らしいが、老獪な内田/クリーヴランドなどに比べると、彼はまだ素直だ。アラン・タイソンによる自筆譜研究によれば(まだ定説ではないが)、「最後の年」ではなく1788年、つまり三大交響曲や26番「戴冠式」協奏曲と同じ年の作品だという27番も全くストレートに弾かれていて、ここでも第2楽章では旋律装飾を最小限にとどめている。これはこれでなかなかの見識、やり過ぎよりは遥かに良いと思う。

村井 翔 さん | 愛知県 | 不明

1
★
★
★
★
★
モーツァルトピアノ協奏曲21番、この曲をい...

投稿日:2013/09/22 (日)

モーツァルトピアノ協奏曲21番、この曲をいままで何回聴いたことか。このCDはそんな名曲を改めて新鮮な気持ちで聴ける演奏です。フォークトのピアノは昔のウィスキーのTVCMの名コピー「なにも足さない、なにも引かない。」を思い出させる素敵な演奏です。特に第一楽章のカデンツァは、モーツァルトに寄り添うかのような出来で素晴らしい。CMのコピーはこう続きます「ありのまま、そのまま。この単純の複雑なこと。」まさしくモーツァルトの音楽のことを言っているかのような偶然の一致に驚きます。続く27番は、この曲にしてはいささか元気がいい演奏のように感じました。でもそれはフォークトとヤルヴィが「ピアノ協奏曲27番は白鳥の歌」だという思いを取り払っただけなのかもしれません。モーツァルトはこれが最後のピアノ協奏曲となることなど考えてもいなかったはずなのですから。

まさおさん さん | 東京都 | 不明

4

人物・団体紹介

人物・団体ページへ

モーツァルト(1756-1791)

1756年:ザルツブルクで誕生。 1761年:最初の作曲(『アンダンテ ハ長調 K.1a』)。 1782年:オペラ『後宮からの誘拐』初演。 1783年:大ミサ曲ハ短調 K.427(417a)を上演。 1785年:弦楽四重奏曲集(ハイドン・セット)をハイドンに献呈。 1786年:オペラ『フィガロの結婚 K.492』初演。 1787年:父レオポル

プロフィール詳細へ

モーツァルト(1756-1791)に関連するトピックス

協奏曲 に関連する商品情報

おすすめの商品