CD

ブラームス:交響曲第1番、モーツァルト:交響曲第40番 久石譲&東京フィル

久石譲 (Joe Hisaishi)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
WRCT2002
組み枚数
:
1
レーベル
:
:
日本
フォーマット
:
CD

商品説明

映画「となりのトトロ」や「崖の上のポニョ」、「おくりびと」などの数々の名曲を生み出した作曲家・久石譲が、“クラシック音楽”と向き合った!

ミニマル・ミュージックをベースに数々の作品を生み出す作曲家・久石譲が、09年、クラシックの指揮者デビューを果たしました。このアルバム・シリーズは、久石譲がクラシック指揮者として演奏したオーケストラのコンサートをライヴ録音し、会場の感動をそのままに、アルバム化したものです。
 「学生当時は、クラシック音楽には見向きもせず、前衛音楽ばかりに夢中になっていた」という久石が、いつしか意識し始めたクラシック音楽の偉大さ。
 映画音楽やCM曲、ポップスから現代曲の作品まで、幅広いジャンルの楽曲を独自の世界で作りつづける久石だからこそ感じたクラシックの素晴らしさを、作曲家独自の解釈で指揮者として表現することによって多くの人と共有したい。そんな熱い想いが詰め込まれています。
 古典作品クラシックに久石譲が、新しい生命を吹き込み、現在いまの時代に久石譲版・クラシック音楽として甦らせます!
 クラシック作品でありながら、新しい! その新たな視点で捉えたアプローチは、聴く者を久石ワールドに連れ込むことでしょう。そして、作曲家だからこそわかる偉人達の作品の凄さを、≪クラシック愛好家≫にはもちろんのこと、かつて久石自身がそうであったように≪クラシック初心者≫にもわかりやすく、豊富な経験と知識をもとに新鮮な感覚をもって、存分に魅力を届けてくれるコンセプチュアルなアルバムです。
 現代音楽の作曲家・久石譲ならではの視点で、クラシック音楽に挑んだ選りすぐりのクラシック名曲集。 久石譲指揮、ライヴ盤。(ユニバーサルIMS)

「作曲家として、この曲を分析しながら感じていたことを話そうと思います。ただし、非常に個人的かもしれませんが、それが僕の「音楽」です。」久石譲

【ブラームス/交響曲第1番】
ブラームスはまさに地上の音楽である。例え天地創造を謳ったとしても、この北ドイツのハンブルクで生まれた天才の音楽には、悩み苦しみ希望に向かって生きていく、地に足をつけた人間の姿がそこにある。だからこそ人はその音楽に共感し感動するのではないだろうか。

【モーツァルト/交響曲第40番】
曲の美しさと完成度は人類が到達できる最高峰のものであることは間違いない。しかし、この名曲は同時に当時では考えられない調性の実験をしている。……展開部では刺激的な転調を重ねながら対位法的な声部の交差で劇的なクライマックスへと上り詰める。これは全てを超越したまさに天上の音楽である。
−2010年2月16日 Bunkamuraオーチャードホール 久石譲プレトークより抜粋−

【収録情報】
・ブラームス:交響曲第1番ハ短調op.68
・モーツァルト:交響曲第40番ト短調K.550
 東京フィルハーモニー交響楽団
 久石譲(指揮)

 録音時期:2010年2月16日
 録音場所:東京、Bunkamuraオーチャードホール
 録音方式:デジタル(ライヴ)

【久石譲(Joe Hisaishi)プロフィール】
1950年長野県生まれ。国立音楽大学在学中よりミニマル・ミュージックに興味を持ち、現代音楽の作曲家としてコンサート、演奏、プロデュースを数多く行う。1981年「MKWAJU」を発表、翌82年「INFORMATION」を発表し、ソロアーティストとして活動を開始。以後、「Piano Stories」をはじめ、2009年発表のロンドン交響楽団演奏による「ミニマリズム」まで、多数のソロアルバムを生み出し、ジャンルにとらわれない独自のスタイルを確立する。
映画『風の谷のナウシカ』(84)以降、宮崎駿監督の『千と千尋の神隠し』(01)や『崖の上のポニョ』(08)などすべての作品の音楽を担当するほか、北野武監督の『HANA-BI』(98)、滝田洋二郎監督『おくりびと』(08)等の音楽を手掛け、現在までに70本近い映画作品の音楽を担当。日本アカデミー賞最優秀音楽賞をはじめ国内外で数多くの賞に輝く。日本における映画音楽の第一人者として高い評価を得ている。2009年秋、芸術分野における長年にわたる素晴らしい功績を讃えられ紫綬褒章を受章。また、2004年よりスタートした新日本フィルハーモニー交響楽団との共同プロジェクトであるワールド・ドリーム・オーケストラでは初代音楽監督に就任するほか、2006年のアジア4都市を巡るアジア・オーケストラ・ツアーや、2008年8月に開催した日本武道館で開催した「久石譲in武道館〜宮崎駿と共に歩んだ25年間〜」コンサートでは総勢1200名を超える演奏者と共に指揮・ピアノ共演を果たすなど、大胆かつ自由な発想でプロデューサーとしての手腕もあますことなく発揮し、各地で大成功を収めている。
2009年より、クラシックコンサートの指揮者として本格的な活動を開始し、同年5月「久石譲Classics vol.1」、2010年2月「久石譲Classics vol.2」を開催。作曲家の視点から捉えたクラシックの曲目解説付きコンサートは、幅広い層に支持され、好評を博した。ますます今後の活躍が期待されている。(ユニバーサルIMS)

内容詳細

日本映画音楽の巨匠ともいうべき久石譲が、2009年から始めた本格的なクラシック・協奏曲の指揮活動の2年目にあたる2010年に行なったコンサートのライヴ録音。作品の魅力を分かりやすく正確に抽出した、久石ならではの演奏が堪能できる。(CDジャーナル データベースより)

ユーザーレビュー

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良い演奏だと思う。ブラームスについては名...

投稿日:2013/01/14 (月)

良い演奏だと思う。ブラームスについては名盤と言われながらこれよりもぐちゃぐちゃした録音もあるわけで、整理された聴きやすさはある。メロディを生みオーケストレーションすることを生業としているだけに、メロディの聴かせ方や伴奏の活かし方は上手いのだと思う。ただHMVレビューやブックレットに記載されたような意図を、棒振りとしてオーケストラに伝える技術には至らなさがあるのではないだろうか。 クラシック・ファンとしては、久石譲の名前でファン層のすそ野が拡がるのならこの企画は続けて欲しいと思う。

shinsaqu さん | 山口県 | 不明

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人物・団体紹介

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久石譲 (Joe Hisaishi)

北野武監督作品における音楽を担当し、世界中で脚光を集めるようになった作曲家、久石譲。2003年3月に約一年振りのニューアルバム『Etude - Piano Stories 4 』を発売。1月に発売されたミニアルバム『Curved Music 2 - Joe's Cm Stree』ともに大ヒットとなっている。また第75回アカデミー長編アニメーション映画賞を受賞した『千と千尋の神隠し』のサウンドトラッ

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